「ミッキーマウスデザインのイオンカード」と「ミニオンズデザインのイオンカード」の違いは何？どっちがお得？それぞれの活用法を理解しよう

イオンカードの中には、ミッキーマウスデザインとミニオンズデザインのものがある。

どちらもキャラクターが魅力的だが、この2枚のカードはそれぞれ特徴が異なるクレジットカードだ。

そのためデザインだけでなく、特徴もしっかり押さえた上でどちらを選ぶか考えよう。

本記事ではミッキーマウスデザインのイオンカードと、ミニオンズデザインのイオンカードの違いについて解説する。

それぞれがおすすめの人も紹介するので、自分に合うカードを選ぶ際の参考にしてほしい。

ミッキーマウスデザインのイオンカードとミニオンズデザインのイオンカードの主な違い

まずはミッキーマウスデザインのイオンカードと、ミニオンズデザインのイオンカードの主な違いを解説する。

2枚に共通する特典もここで紹介するので、詳しく見ていこう。

ミニオンズデザインは映画が1,000円で見られる

ミニオンズデザインのイオンカードは、全国のイオンシネマで映画を年間12回まで1,000円（税込）で見られる。

多くの映画館で鑑賞料が値上がりしているが、1,000円（税込）の据え置き価格で見られるのは嬉しいメリットだろう。

さらにポップコーンSとドリンクSが付いた「セット引換券付シネマチケット」も、年間18回まで1,400円（税込）で購入可能だ。

合計で年間30回も優待価格でチケットを購入できるため、家族や友人と一緒に映画を見る人も鑑賞料を安く抑えられる。

なお、ミッキーマウスデザインのイオンカードでも映画の特典はあるが、1,000円（税込）で見ることはできない。

鑑賞料を最大限安くしたいなら、ミニオンズデザインを選ぼう。

ミニオンズデザインはテーマパークでもお得

ミニオンズデザインのイオンカードは、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン館内で使うと、5％相当がWAON POINTで還元される。

館内の食事代やお土産代が実質5％引きなので、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンに行くなら持っておきたい1枚だ。

年会費が発生しないため、たまにしか行かない人も気軽に保有できる。

ただし5％還元を受けられるのは館内のお買い物で、館外のお土産品や、スタジオ・パスのWeb購入は対象外だ。

Apple PayやGoogle Pay、AEON Payのチャージ払いも対象外なので、必ずカードを持って行こう。

ミッキーマウスデザインは電子マネーWAONが付帯する

ミッキーマウスデザインのイオンカードには、電子マネーWAONが付帯している。

電子マネーWAONがあればお買い物だけでなく、ミニストップで公共料金の請求書払いにも対応可能だ。

カードに一体化しているため、財布に何枚もカード類を入れて持ち歩く必要がないだろう。

一方でイオンカード（ミニオンズ）には、WAONが付帯していない。電子マネーWAONが必要な人は、ミッキーマウスデザインを選ぼう。

ミッキーマウスデザインは無料でゴールドカードに昇格できる

ミッキーマウスデザインのイオンカードは、年間50万円以上使うと無料でゴールドカードに昇格できる。

ゴールドカードなら、通常のイオンカードよりもグレードアップした特典や補償が受けられる。具体的には以下のとおり。

イオングループでのお買い物特典が増えるだけでなく、羽田・成田など国内6空港のラウンジに無料で入店できる。

ほとんどのイオンカードは旅行保険が付帯しないが、海外旅行で最大5,000万円の補償が受けられるゴールドカードなら、海外に行く人も安心だろう。

ミッキーマウスデザインのゴールドカードがあるカード会社は少なく、しかもイオンカードなら年会費が永年無料で持ち続けられる。

将来的にゴールドカードを持ちたい人にも、ミッキーマウスデザインのイオンカードはおすすめだ。

【共通】どちらもイオンカードセレクトを発行できる

ミッキーマウスデザインとミニオンズデザインのイオンカードは、どちらもイオンカードセレクトを発行できる。

イオンカードセレクトとは、イオン銀行キャッシュカードと電子マネーWAON、イオンカードの3つが一体化したカードだ。

電子マネーWAONのオートチャージでポイントの二重取りができるなど、一般のイオンカードよりも特典が充実している。

一般のイオンカード（ミニオンズ）は電子マネーWAONが付帯しないが、イオンカードセレクト（ミニオンズ）ならWAONも利用可能だ。

たくさんの機能を使いたい人は、ミニオンズデザインやミッキーマウスデザインのイオンカードセレクトも検討してみよう。

【共通】どちらもイオングループでお得な特典を受けられる

ミッキーマウスデザインとミニオンズデザインのイオンカードは、どちらでも全国のイオングループでお得な特典を受けられる。

特典は店舗によって異なる場合もあるが、主に以下のとおりだ。

毎月20日・30日にクレジット決済すると、イオングループ直営売り場のお買い物がレジで5％引きになる。

55歳以上の人は、あらかじめG.G感謝デー対象カードに切り替えておけば、毎月15日も5％引きだ。

ミニオンズデザインならイオンシネマの鑑賞料が1,000円（税込）だが、ミッキーマウスデザインでも一般料金からいつでも300円の値引きを受けられる。

両方ともイオングループの基本的な特典は利用できるので、お買い物をメインに使うのならどちらを選んでも問題ないだろう。

ミッキーマウスデザインのイオンカードとミニオンズデザインのイオンカードのそれぞれの特徴とメリット

ミッキーマウスデザインとミニオンズデザインのイオンカードは、それぞれ違った特徴とメリットがある。

ここではそれぞれのデザインの券種を紹介し、違いを比較していく。

種類によって国際ブランドも異なるため、こだわりたい人はしっかり確認しよう。

ミッキーマウスデザインのイオンカードの特徴

ミッキーマウスデザインのイオンカードは、「イオンカード（WAON一体型/ミッキーマウス デザイン）」と、「イオンカードセレクト（ミッキーマウス デザイン）」の2種類がある。

それぞれの特徴をまとめた表は、以下のとおり。

内容	イオンカード（WAON一体型/ミッキーマウス デザイン）	イオンカードセレクト（ミッキーマウス デザイン）
年会費	永年無料	永年無料
還元率	イオングループ：1％ イオングループ以外：0.5％	イオングループ：1％ イオングループ以外：0.5％
ポイント	WAON POINT	WAON POINT 電子マネーWAONポイント
国際ブランド	JCB	JCB
家族カード	無料（3枚まで）	無料（3枚まで）
ETCカード	無料	無料
電子マネーWAON	あり	あり
即日発行	可能	イオン銀行店舗なら可能
発行年齢	18歳以上	18歳以上
ゴールド昇格	◯	◯
映画1,000円特典	✕	✕
保険	ショッピングセーフティ保険	ショッピングセーフティ保険
	詳しくはこちら	詳しくはこちら

両方とも年会費は永年無料で、家族カードも無料で3枚まで発行可能だ。

どちらも電子マネーWAONが付帯しており、イオンカードセレクト（ミッキーマウス デザイン）であればイオン銀行口座のキャッシュカードとしても利用できる。

国際ブランドはどちらもJCB以外選べない。JCBは国内では幅広く流通しているが、海外では使えない地域もある。

国内で使うなら問題ないが、海外で使う予定がある人は注意しよう。

ミッキーマウスデザインのイオンカードのメリット

ミッキーマウスデザインのイオンカードは電子マネーWAONが付帯しており、お買い物に特化している。

キャラクターカードは街中で使いにくいと感じるかもしれないが、ミッキーマウスデザインのイオンカードはつや消しの落ち着いたカラーなので、大人が持っても違和感がない。

また、年間50万円使うとゴールドカードに切り替えできるのも嬉しいメリットだ。月に約42,000円使えば条件を満たせるので、比較的簡単に達成できるだろう。

ただし、ゴールドカードを持てるのは1人1枚のみだ。WAON一体型とイオンカードセレクトを両方発行して条件を満たしても、2枚ともゴールドカードに切り替えることはできない。

将来的にゴールドカードを持ちたい人は、どのカードをゴールドにするか決めてから発行すると良いだろう。

ミニオンズデザインのイオンカードの特徴

ミニオンズデザインのイオンカードは、「イオンカード（ミニオンズ）」と、「イオンカードセレクト（ミニオンズ）」の2種類がある。

それぞれの特徴の違いは以下のとおり。

内容	イオンカード（ミニオンズ）	イオンカードセレクト（ミニオンズ）
年会費	永年無料	永年無料
還元率	イオングループ：1％ イオングループ以外：0.5％	イオングループ：1％ イオングループ以外：0.5％
ポイント	WAON POINT	WAON POINT 電子マネーWAONポイント
国際ブランド	Visa Mastercard	Visa Mastercard
家族カード	無料（3枚まで）	無料（3枚まで）
ETCカード	無料	無料
電子マネーWAON	無し	あり
即日発行	可能	イオン銀行店舗なら可能
発行年齢	18歳以上	18歳以上
ゴールド昇格	✕	✕
映画1,000円特典	◯	◯
保険	ショッピングセーフティ保険	ショッピングセーフティ保険
	詳しくはこちら	詳しくはこちら

2種類とも本カードは永年無料、家族カードも3枚まで無料で発行できる。国際ブランドは、Visa・Mastercardの2種類から好きな方を選ぼう。

ミニオンズデザインのイオンカードではゴールドカードが用意されていないため、年間50万円使っても残念ながらゴールド昇格はできない。

電子マネーWAONが付帯しているのは、イオンカードセレクト（ミニオンズ）のみだ。イオンカード（ミニオンズ）でWAONを使いたい人は、別途モバイルWAONやWAONカードを発行しよう。

ミニオンズデザインのイオンカードのメリット

ミニオンズデザインのイオンカードの最大のメリットは、映画が年間12回まで1,000円（税込）で見られることだ。

特典の鑑賞チケットでWeb予約もできるため、紙のチケットをわざわざ店員さんに提示する手間がかからない。

年会費無料ながら、映画やユニバーサル・スタジオ・ジャパンの特典が付帯しており、まさにエンターテインメントに特化したイオンカードと言えるだろう。

イオングループで基本的な機能も付いているため、他のイオンカードと比べても多くの特典が利用できる。

券面のデザインは2種類あり、Visa・Mastercardの国際ブランドに応じてそれぞれ用意されている。どちらもミニオンズのキャラクターだが、雰囲気が少し異なる。

デザインが違っても機能は変わらないので、好みで選ぶと良いだろう。

ミッキーマウスデザインのイオンカードとミニオンズデザインのイオンカードはどちらを選ぶべきか

ミッキーマウスデザインとミニオンズデザインのイオンカードはそれぞれ特徴が異なるため、一概にどちらが良いとは言えない。

それぞれのカードがおすすめの人を紹介するので、どちらが自分に合っているか検討してみてほしい。

ミッキーマウスデザインのイオンカードがおすすめな人

ミッキーマウスデザインのイオンカードは、ディズニーが好きな人はもちろん、ミッキーマウスのゴールドカードを持ちたい人にもおすすめしたい。

ゴールドカードに切り替えても年会費は発生しないため、コストパフォーマンスは最強だ。

また、ふだん電子マネーWAONを使う人にもおすすめだ。クレジット決済を利用したくない場合も、WAONに現金でチャージすれば支払いに利用できる。

計画的に買い物したい人にも、ミッキーマウスデザインのイオンカードは最適だろう。

ミニオンズデザインのイオンカードがおすすめな人

ミニオンズが好きな人は、ミニオンズデザインのイオンカード一択だろう。

イオンシネマで映画が安く見られるため、ミニオンズやそれ以外の映画もお得に楽しめる。

ふだんユニバーサル・スタジオ・ジャパンに行く人や、これから行く予定がある人にもおすすめだ。

ミニオンズデザインなら館内の利用で5％分がポイント還元されるため、レジャー費を節約しながらお得に楽しめる。

イオングループのお買い物特典も利用できるので、映画やユニバーサル・スタジオ・ジャパンに行かない人も、「デザインが好き」という理由で選んで良いだろう。

2枚発行して併用もおすすめ

どちらを選べば良いかどうしても迷う人は、2枚とも発行して併用するのもおすすめだ。

イオンカードは違う種類なら複数枚持てるクレジットカードなので、両方持っても全く問題はない。

ミッキーマウスデザインをふだんのお買い物用にして、ミニオンズデザインは映画専用カードとして保有すれば管理しやすいだろう。

国際ブランドはミッキーマウスデザインがJCB、ミニオンズデザインはVisa・Mastercardなので、多くの店舗で幅広く利用できる。

ただ、イオンカードセレクトは1人1枚しか保有できない。どちらか一方をイオンカードセレクトにして、もう一方は通常のイオンカードにする必要がある。

両方のデザインでイオンカードセレクトは選べないので気をつけよう。

ミッキーマウスデザインのイオンカードとミニオンズデザインのイオンカードを使い分けよう

ミッキーマウスデザインのイオンカードは、電子マネーWAONが付帯しており、条件を満たせばゴールドカードに切り替えできる。

対してミニオンズデザインのイオンカードは、映画やユニバーサル・スタジオ・ジャパンで値引きが受けられることが特徴だ。

どちらも、イオングループのお買い物での特典は利用できる。

自分に合う方を使うのがおすすめだが、どちらを選ぶか迷うのなら、両方発行して使い分けても良いだろう。

今入会すると、どちらのカードでもお得なキャンペーン特典が受けられる。ぜひこの機会に、自分に最適なイオンカードを発行してほしい。