- イオンカードとPayPayカードの違いが知りたい
- どちらのカードがお得か知りたい
- 2つのカードを上手に使い分けたい
「イオンカードとPayPayカードは何がどう違うの?」と気になる方は多いのではないだろうか。
イオンカードとPayPayカードの違いを知っておくことで、ライフスタイルや使い道に応じて登録するカードを選びやすくなる。
本記事では、イオンカードとPayPayカードの違いやそれぞれのメリット・デメリットについて解説する。
それぞれのおすすめな活用方法も解説するので、イオンカードへの登録を検討している方や、どちらが良いか迷っている方はぜひ参考にしていただきたい。
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イオンカードとPayPayカードの違い
イオンカードは、イオン銀行が発行するクレジットカードを指す。
イオンカードには様々な種類があり、代表的なカードとして以下3種類が挙げられる。
- イオンカード(通常カード)
- イオンカードセレクト
- イオンゴールドカード
対してPayPayカードは、PayPayカード株式会社が提供するクレジットカードだ。
カードは1種類しかないが、登録時はプラスチック製のカードとバーチャルカードのいずれかを選べる。
上記3種類のイオンカードとPayPayカードの概要は以下の通りだ。
カードの種類 | イオンカード (通常カード) | イオンカードセレクト | イオンゴールドカード | PayPayカード |
---|---|---|---|---|
年会費 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
申込対象者 | 18歳以上の方 (高校生不可) | 18歳以上の方 (高校生不可) | 18歳以上の方 (高校生不可) | 日本国内在住の満18歳以上(高校生を除く)の方 本人または配偶者に安定した継続収入がある方 本人認証が可能な携帯電話をお持ちの方 |
対象ブランド | VISA Mastercard JCB | VISA Mastercard JCB | VISA Mastercard JCB | VISA Mastercard JCB |
ポイント還元率 | 0.5〜1% | 0.5〜1% | 0.5〜1% | 1〜1.5% |
貯まるポイント | WAONポイント | WAONポイント | WAONポイント | PayPayポイント |
ETCカード | 無料 | 無料 | 無料 | 550円/年 |
家族カード | 3枚まで | 3枚まで | 3枚まで | 枚数制限なし |
一体型電子マネー | WAON | WAON | WAON | なし |
旅行損害保険 | なし | なし | 国内:最高3,000万円 海外:最高5,000万円 | なし |
お買い物に関する保険 | あり | あり | あり | あり |
特典対象 | イオンカード加盟店 | イオンカード加盟店 | イオンカード加盟店 | Yahoo!ショッピング |
詳しくはこちら | 詳しくはこちら |
イオンカードとPayPayカードの大きな違いをまとめると以下の通りだ。
- 貯まる電子マネーの種類
- ポイントの還元率
- 特典対象となる店舗
イオンカードは200円(税込)ごとに1円相当のWAONポイントが付与される仕組みとなっている。
イオングループでの利用ならさらにお得にポイントが貯まるほか、イベント開催期間に利用するとよりお得にお買い物できるチャンスが広がる。
PayPayカードの場合、100円(税込)ごとに1円相当のPayPayポイントを受け取れる。
還元率は1%とイオンカードよりも高く、Yahoo!ショッピングで利用するとより効率よくポイントを貯めることが可能だ。
以前はTポイントからPayPayポイントへの交換サービスもあったが、2024年3月31日18時をもって終了している。
また、Tポイント自体も2024年4月22日に三井住友グループの「Vポイント」に統合されている。しばらくポイントを使っていなかった方はしっかり押さえておこう。
イオンカードのメリット・デメリット
イオンカードについて、以下の通り解説する。
- イオンカードのメリット
- イオンカードの特典内容
- イオンカードのデメリット
前述した3種類のイオンカードにおける特徴に加えて、おすすめな活用方法についても解説するので目を通しておこう。
イオンカードのメリット
- WAONポイントが貯まる
- 対象店舗でのお買い物をすると獲得ポイントが2倍
- カードの種類やデザインが豊富
- 家族カード・ETCカードを無料で発行できる
- 無料でゴールドカードに切り替えられる
- お得にイオンシネマを利用できる
- 定期的に入会キャンペーンを開催している
- オンラインでカードを即日発行できる
イオンカードを使うと、200円(税込)のお買い物ごとに1円相当のWAONポイントが貯まる。
還元率は0.5%と比較的低めだが、WAONポイント加盟店で利用すると100円 (税込)ごとに1ポイントが付与される。
WAONポイント加盟店で定期的に開かれるイベントの日には、より多くの特典を受け取れることも大きなメリットだ。
家族カードやETCカードも無料で発行できるほか、新規入会キャンペーン中なら最大10,000円相当のWAONポイントをもらえるチャンスがある。
さらに条件を満たした場合、オンラインでのカード即時発行も可能だ。
イオンカードの即時発行については、以下の記事も参考にしていただきたい。
イオンシネマでの映画鑑賞料割引も、映画好きの方にとっては嬉しいポイントと言えるだろう。
イオンカードの特典内容
この記事で紹介している3種類のイオンカードの特典内容は、それぞれ以下の通りだ。
カード名 | 主な特典 |
---|---|
イオンカード (通常カード) | イオン系列店舗でWAONポイントが通常の2倍の還元率で付与される イオンカードポイントモールを経由したお買い物でWAONポイントがお得に貯まる 毎月10日はイオングループ対象店舗でWAONポイントが基本の5倍貯まる ショッピングセーフティ保険が付帯している イオンシネマの映画料金がいつでも300円引き |
イオンカードセレクト | キャッシュカード機能を搭載(イオン銀行のみ) WAONオートチャージでポイントを二重取りできる 公共料金の支払いで毎月WAONポイントがもらえる |
イオンゴールドカード | 国内主要空港のラウンジサービスが利用できる イオン銀行Myステージで「ゴールドステージ」以上が適用される 家族カードを自動的にゴールドカードへ切替えできる |
イオンカードポイントモールを経由してお買い物をすると、100円(税込)ごとにもらえるポイントに加えて、ポイントモール分のポイントも付与される。
付与されるポイントは掲載されている商品やサービスによって異なるため、詳しくはイオンカードポイントモールの公式ページを見ていただきたい。
毎月10日は、イオングループ対象店舗で「ありが10デー」というイベントが開催されている。
ありが10デーではWAONポイントの還元率が通常時の5倍になり、40円(税込)ごとに1ポイント貯まる計算となる。
イオンカードには、カード決済で購入した1点5000円以上の商品にショッピングセーフティ保険がつく。
対象期間も商品購入日から180日以内と長く、金額も最大50万円となっているため、高額な買い物専用のカードとして1枚持っておくのもおすすめだ。
イオンシネマの料金も300円引きになるため、登録後は1回あたり1,500円(税込)で映画を観れるようになる。
そしてイオンカードセレクトなら、上記の特典に加えて以下の機能を利用できる。
- キャッシュカード機能
- WAONオートチャージ機能
- 給与振込口座の指定
クレジットカードとキャッシュカード両方の機能を持つカードとして使えるので、複数のカードを同時に管理するのが苦手な方にもおすすめだ。
WAONオートチャージ機能を設定すると、WAONに残高がチャージされるたびにポイントが付与されるため、買い物時にポイントを二重取りできる。
公共料金の支払いにイオンカードセレクトを設定した場合、1件ごとに毎月10WAONポイントが付与されるのも嬉しい特典だ。
さらにイオンゴールドカードの会員になると、国内主要空港のラウンジサービスが利用できる。
イオン銀行Myステージでも「ゴールドステージ」以上が適用され、普通預金金利のアップや他行への振込手数料・ATM手数料の無料回数が増えるといったメリットがある。
家族カードも自動的にゴールドカードへ切り替えられるので、家計を一つに集約したい方にもおすすめだ。
イオンカードのデメリット
- イオングループ加盟店以外でのポイント還元率が低い
- 引き落とし口座にイオン銀行口座しか指定できない(イオンカードセレクトのみ)
- 海外旅行傷害保険が付帯していない(イオンゴールドカードを除く)
イオンカードのポイント還元率は、イオングループ加盟店以外だと0.5%となるため決して高いとは言えないだろう。
イオンセレクトカードは、引き落とし口座にもイオン銀行の口座しか指定できないため、口座開設の手間が増えるのも事実だ。
海外旅行傷害保険が付帯しているのはイオンゴールドカードだけなので、国外への旅行や出張によく行く方は、別のカードも同時に所有するのがおすすめだ。
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PayPayカードのメリット・デメリット
PayPayカードのメリット・デメリットや特典内容について解説する。
普段PayPayをよく使う方や、立て替えたお金をPayPayで集金することが多い方はぜひチェックしていただきたい。
PayPayカードのメリット
- 年会費が永年無料
- PayPayと連携するとポイント還元率がアップする
- PayPay残高へチャージせずに利用できる
- 最短即日発行でネットショッピングに利用できる
- ナンバーレスデザイン
- PayPayカードゴールドへの切り替えも可能
PayPayカードに登録してPayPayと連携後、以下2つの条件を達成すると翌月のポイント還元率を1.5%にアップさせられる。
- 1ヶ月間にPayPay払いまたはPayPayカードでの200円以上の支払いを30回以上行う
- 1ヶ月間におけるPayPayカードの支払い金額が10万円以上
食品や日用品のまとめ買いをするとき、大きな買い物をするときに利用すれば、翌月もお得にポイントを受け取れるチャンスが広がるといった仕組みだ。
付与されたポイントをうまく使えば、翌々月の家計の節約にも繋がるだろう。
PayPayにカードを登録するとチャージなしで利用できるようになるため、いちいち残高をチャージするのが面倒と感じる方にもおすすめだ。
PayPay残高をチャージした場合、ポイント付与対象とならないので気をつけておこう。
そしてPayPayカードは、表面に番号が記載されていないナンバーレスデザインが採用されている。
決済時に横からカード番号を見られる心配がなくなるため、人目を気にする方にもおすすめだ。
PayPayカードの特典内容
PayPayカードの特典は以下の通りだ。
- Yahoo!ショッピングやLOHACOでポイントが貯まる
- ソフトバンクやワイモバイルの携帯料金支払いがお得
- PayPayに残高チャージができる
- SuicaやPASMOへのチャージでもPayPayポイントが貯まる
- クレジットつみたてで資産運用ができる
Yahoo!ショッピングやLOHACOでPayPayカードを使うと、毎日決済金額の5%相当のポイントを手にいれるチャンスがある。
PayPayカードをYahoo!ショッピングやLOHACOで使ったときにもらえる金額は以下の通りだ。
内容 | ポイント還元率 | 付与上限 |
---|---|---|
Yahoo!ショッピングやLOHACOのストアポイント(税抜) | 1.0% | 上限なし |
PayPayカード(税込) | +1.0% | 上限なし |
毎日もらえるポイント(税抜) | +3.0% | 月5,000円相当 |
ストアポイントとPayPayカードで増えるポイントには、上限額がない。
通販で頻繁に買い物をする方は、一枚持っておいて損はないだろう。
さらにPayPayカードの場合、利用料1,000円(税抜)ごとにソフトバンクスマホの場合1.5%、ワイモバイルの場合1.0%のポイントが上乗せされる。
PayPayへの残高チャージも行えるほか、SuicaやPASMOへのチャージでも金額の1%相当のポイントを受け取れる。
クレジットつみたてによる資産運用もできるため、交通費や通信費の支払いを通してお得にポイントを貯めたい方にもおすすめだ。
PayPayカードのデメリット
- スマホからしか申し込めない
- 200円以下の端数がポイント還元対象とならず切り捨てられる
- 海外旅行傷害保険が付帯していない
- PayPayポイントを月々のカード支払いに利用できない
PayPayカードの申し込みはスマホからしか行えず、パソコンや電話からは申し込めない仕組みとなっている。
200円(税込)以下の利用履歴は端数としてカウントされず、ポイント還元対象にもならない。
コンビニのコーヒーやおにぎりなど、199円以下の買い物を頻繁にする方は注意しておこう。
さらにPayPayで貯めたPayPayポイントは、月々のカード支払いに使用できない。
海外旅行保険も付帯されていないので、国外への出張や海外旅行によくいく方は別のクレジットカードも持っておいた方が良いだろう。
イオンカードとPayPayカードはどちらがお得?上手な活用法とは
- イオングループ対象店舗をよく活用する人にはイオンカードがお得
- PayPayやネットショッピングをよく活用する人にはPayPayカードがお得
- イオンカードとPayPayカードの併用もおすすめ
イオングループ対象店舗をよく活用する人にはイオンカードがお得
イオングループ対象店舗をよく活用する方には、イオンカードがおすすめだ。
イオングループ対象店舗は数多くあり、例を挙げると以下などがある。
- イオン
- イオンモール
- まいばすけっと
- マルエツ
- マックスバリュ
- ピーコックストア
- ミニストア
- ウエルシア
- イオンシネマ
- スポーツオーソリティ など
イオングループ対象店舗では電子マネーWAONでの支払いが可能なほか、ポイント還元率が1%になる。
イベント開催日はさらにお得な特典を受け取れるチャンスが広がるため、生活圏内にイオングループ対象店舗が複数ある方は一枚持っておくべきカードと言えるだろう。
PayPayやYahoo!ショッピングをよく活用する人にはPayPayカードがお得
PayPayやYahoo!ショッピングをよく活用する人は、PayPayカードの申し込みがおすすめだ。
Yahoo!ショッピングやLOHACOで貰えるポイントには上限がないため、セールや需要に応じて想像以上のポイントを手に入れられるチャンスがある。
貯まったポイントはPayPayでの支払いにも使えるため、お買い物を通して日々のちょっとしたぜいたくに繋げたい方にもおすすめだ。
イオンカードとPayPayカードの併用もおすすめ
以下の特徴に当てはまる方は、イオンカードとPayPayカードの併用も検討しよう。
- 日常の支払いでPayPayをよく使う
- イオン銀行の口座を持っている
- Yahoo!ショッピングで買い物をする習慣がある
- 自宅や職場の近所にイオングループ対象店舗が複数ある
イオンカードとPayPayカードを併用するときは、目的に応じて両者を使いわけることが大切だ。
お客様感謝デーに食材や日用品をイオンカードでまとめ買いし、通信費や交通系電子マネーのチャージはPayPayカードで行うといった工夫を行うと良いだろう。
イオンカードとPayPayカードを目的や用途に応じて使い分けよう
今回は、イオンカードとPayPayカードの違いやそれぞれのメリット・デメリットについて解説した。
イオンカードとPayPayカードの大きな違いは、利用と同時に貯まるポイントの種類とお得にポイントが貯められる場所である。
ポイントの還元率自体はPayPayカードの方が高いものの、イオンカード対象店舗の特典やイベントを考慮すると、イオンカードの方がポイントを貯めやすいことも事実だ。
イオンやマルエツ、まいばすけっとなどイオンカード対象店舗が生活圏にある方は、専用カードとして1枚持っておくと良いだろう。
どちらも登録料や年会費は無料なので、場合によっては出費のジャンルごとに使い方を決めて併用するのもおすすめだ。
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