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【2024年6月調査】大和証券の評判に関するアンケート調査

アドバイザーナビ株式会社(本社:東京都中央区日本橋兜町8-1、代表取締役社長:平行秀)は、ユーザーの実体験を元にした資産運用や保険など、金融の様々なカテゴリーにおける情報を発信するサイトを運営しています。本記事では、2024年6月に行った大和証券の評判に関する調査結果をご紹介いたします。

調査会社:アドバイザーナビ株式会社

調査方法:インターネットによるアンケート調査

調査期間:2024年6月24日 〜 2024年7月8日

調査母集団:81人

アンケート回答者の詳細データ:末尾に記載

アンケートサマリー

  • 大和証券で現在も取引を続けているのは回答者の85.2%であり、その中で同証券をメイン口座として利用しているのは27.5%に留まった。この結果から、大和証券のサービスが多くの投資家のニーズを満たしきれていないことが伺える。
  • 大和証券で取引をやめた理由としては「手数料の高さ(30.0%)」が最も多く挙げられた。特に、ネット証券と比較した手数料の高さに不満を持ったユーザーが多く、大和証券に手数料の引き下げが求められていることが明らかとなった。
  • 大和証券を5段階で評価してもらったところ、3点と4点をつけた回答者が合わせて70.4%と概ね投資家からの評価を得ている結果となった。しかしながら、2点と1点をつけた回答者の合計は23.4%に達しており、同社のサービスに何らかの不満を抱える投資家が多いことも読み取れる。これらのユーザーの不満が解消されれば、会社の評判はより良いものとなるだろう。
  • 大和証券の良い点としては、「株式の銘柄数(35.0%)」と「サポートの手厚さ(31.3%)」が挙げられている。特に、外国株式の豊富さと対面や電話、チャットによるサポートの充実度を高く評価する声が多かった。
  • 大和証券の改善点としては、「手数料の高さ(60.0%)」が圧倒的に多かった。中でも、口座管理料に関する不満が多く、「口座管理料の見直し」は直近で大和証券が取り組むべき課題となっている。
目次

大和証券の利用歴に関するアンケート

まずは、現時点で大和証券を利用しているか、メイン口座として使っているか、および現在大和証券で取引しなくなった理由に関するアンケート結果から取り上げる。

現在大和証券の口座で取引をしていますか?

アンケートによれば、現在も大和証券で取引を行っているのは回答者の85.2%であった。

多くの投資家が継続して取引を行っていることから、同証券の顧客基盤の強さが伺える。

一方で、残りの14.8%は取引をやめたと回答しており、大和証券はこれらのフィードバックを基に、自社サービスを改善していく必要があるだろう。

現在大和証券をメインの投資口座として利用していますか?

アンケートによれば、大和証券で取引している回答者のうち、同証券をメイン口座として利用している投資家の割合は27.5%に留まった。

これは、多くの投資家が大和証券をサブ口座として取り扱っていることを示しており、同証券のサービスが顧客のニーズを満たしきれていない可能性を示唆している。

大和証券は、アンケート結果を真摯に受け止め、自社サービスの向上に務める必要があるといえる。

大和証券で取引しなくなった理由は何ですか?

アンケートによれば、取引をやめた理由としては「手数料が高い(30.0%)」が最も多かった。

具体的には、「SBI証券と比べて手数料が高い」「対面によるサポートは充実していたが、ネット証券のコストが魅力的で乗り換えた」など、ネット証券と料金を比較する意見が多く見られた。

他には、「サイトでの取引の進め方が分かりにくかったので解約した」「最初は大和証券に運用を任せていたが、自分自身で運用がしたくなって取引しやすい口座へ切り替えた」といった意見も寄せられた。

アンケート結果から、大和証券には「手数料の改定」が早急に求められていることがわかった。取引時のコストが下がれば、口座を継続利用するユーザー数もより増えるはずである。

なお、大和証券の実際の手数料については、下記の記事にまとめられている。口座開設前に確認しておきたい場合は、目を通しておくと良いだろう。

大和証券の評価に関するアンケート

続いて、大和証券の5段階評価、良い点や改善してほしい点に関するアンケート結果について取り上げる。

大和証券を5段階で評価してください。

アンケートによれば、大和証券の評価は平均的であり、サービスに改善余地が残されていることがわかった。

3点4点をつけたユーザーの割合は合計で70.4%であり、大和証券には概ね満足しているが、一部改善点があると考えている投資家も多いことが読み取れる。

また、2点1点をつけた回答者の割合がそれぞれ18.5%4.9%となっており、同証券へ不満を抱えるユーザーも一定数いることが伺える。

これらのデータから、大和証券には顧客満足度を向上させるための施策が求められていることがわかった。

大和証券の良いところを教えてください。

アンケートによれば、顧客が評価している主な点は、「株式の銘柄数35.0%)」と「サポートの手厚さ31.3%)」であった。

特に、「中国株や米国株を中心に外国株式が充実している」や「店舗での対面によるサポートや電話・チャットによる問い合わせサービスなど各種支援が手厚い」といった意見が目立った。

また、「担当者に信頼できる人が多い21.3%)」や「取引ツールが使いやすい17.5%)」などを挙げた回答者も一定数いた。具体的には、「担当者の印象が良く、知識や経験が豊富で頼れる営業が多い」「分析ツールの操作性が高くて投資に活用しやすい」などの意見が寄せられた。

アンケート結果から、大和証券は「株式を中心に資産運用に取り組みたい」または「クオリティの高いサポートのもとで投資を行いたい」という投資家にとって、おすすめの証券会社だといえるだろう。

大和証券の改善してほしいところを教えてください。 

アンケートによれば、「手数料が高い60.0%)」を不満に挙げた回答者が圧倒的多数を占める結果となった。

具体的には、「1回の取引で1,000円以上の手数料がかかり、リターンがほぼないこともあるので改善してほしい」「取引時の手数料は仕方ないが、口座管理料は無くしてもらいたい」といった要望が多く見られた。

その他にも、「サイトの使い勝手が良くない(21.3%)」「取り扱っている投資信託が少ない(12.5%)」といった意見も多くの投資家から寄せられた。特に、「専用アプリ『株walk』を直感的に動かせるようにしてほしい」「インデックスファンドの種類を増やしてほしい」などの意見が目立った。

大和証券にとって、これらのフィードバックは非常に重要なものとなる。特に、「口座管理料の見直し」は喫緊で取り組むべき課題といえる。

今回のアンケートを通じて

今回のアンケート調査を通じて、大和証券の強みと課題が明確に浮かび上がった。

回答者のうち85.2%が継続して同証券で取引を行っており、豊富な株式銘柄とサポートの充実度は多くのユーザーから評価されている。

しかし、多くの顧客は手数料の高さに不満を持っており、中でも口座管理料に対する不満が顕著であることが判明した。

大和証券はこれらのフィードバックを基に、顧客のニーズへ更に応えるべくサービス改善を図る必要があるだろう。特に、手数料の改定が行われれば、顧客満足度が向上し会社の信頼度も高まるはずである。

アンケート回答者の詳細データ

回答者の性別

回答者の年齢

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