- イオンカード(WAON一体型)とマルエツカードの違いが知りたい
- それぞれのメリットを知りたい
- どちらを選べばいいのか分からない
イオングループ店舗をお得に利用できるため、日用品や食料品を購入する機会が多い主婦(主夫)から人気なイオンカード。
通常のイオンカード(WAON一体型)やイオンカードセレクトのほか、シマムラミュージックカードやマルエツカード、スポーツオーソリティカードのように特定の店舗に特化したクレジットカードも存在している。
そしてそれぞれのカードごとに異なる特典が用意されているため、利用目的やライフスタイルによって最適な選択肢が異なるだろう。
また、イオンカードではカードの種類を変える際は再度申し込む必要があり、利用するまでに手間と時間がかかってしまう。
短期間で2枚目のクレジットカードを作成するとなると、審査落ちする恐れもあるだろう。再発行をせずに済ませるためには、申し込む前にそれぞれの特徴を把握することが大切だ。
しかし、「そもそもイオンカード(WAON一体型)とマルエツカードでは何が違うかわからない」「どちらのカードが自分に合っているかわからない」という方もいるだろう。
そこで本記事では、イオンカード(WAON一体型)とマルエツカードの違い、それぞれの特徴・メリットを紹介する。
それぞれのクレジットカードがおすすめな人の特徴、マルエツカードがおすすめな人の特徴も解説しているのでぜひチェックしていただきたい。
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イオンカード(WAON一体型)とマルエツカードの主な違い
ここでは、イオンカード(WAON一体型)とマルエツカードの主な違いを見ていこう。
それぞれの特徴をまとめた簡易的な比較表も掲載しているので、クレジットカードへの理解度を深める際にお役立ていただきたい。
イオンカード(WAON一体型)とマルエツカードの違い
それぞれの違いは以下の通りだ。
- マルエツ店舗での5%オフ(日曜日のみ)
- WAONポイントのマルエツ商品券への交換可否
- ゴールドカードへのインビテーションの有無
イオンカード(WAON一体型)とマルエツカードの大きな違いとして、毎週日曜日のマルエツ店舗のクレジット払いによる5%オフ特典が挙げられる。
日曜日限定にはなるが、マルエツ・マルエツプチ・リンコスの支払いにマルエツカードを使用すると、買い物代金が5%オフになるのだ。
日曜日に対象店舗でイオンカード(WAON一体型)を使用しても料金は割り引かれないので、マルエツカードならではの特典だと言える。
ただし、一部対象外の商品がある点、Scan&Go・オンラインデリバリー(ネットスーパー)・ネットショッピングでの利用は対象外となる点に注意が必要だ。
また、イオンカード(WAON一体型)やマルエツカードの利用によって貯まるWAONポイントの使い道にも違いがある。
マルエツカードの使用で貯まったWAONポイントはマルエツ商品券も交換対象に含まれているが、イオンカード(WAON一体型)で貯まったWAONポイントをマルエツ商品券に交換することができない。
一方で、イオンカード(WAON一体型)にしかない特典として、ゴールドカードへのインビテーションがある。
イオンカード(WAON一体型)を年間50万円以上使うと、ゴールドカードへのインビテーションが届くのだ。
インビテーションとは、現在保有しているクレジットカードよりもグレードの高いカードを発行できるようになる招待のことだ。
一般カードならゴールドカード、ゴールドカードならプラチナカードのようにハイクラスのクレジットカードに申し込めるようになる。
イオンカード(WAON一体型)とマルエツカードの共通スペックなお、下記にあげるその他の特徴や条件は2つのカードに共通するものだ。
どちらもイオンカードのメリットをおさえた利便性の高いカードだといえる。
年会費 | 無料 |
---|---|
国際ブランド | VISA Mastercard JCB |
利用可能なサービス | 家族カード Apple Pay イオンiD ETCカード |
ポイント還元率 | 0.5%(イオングループ店舗は2倍) |
付帯保険 | ショッピングセーフティ保険 年間50万円まで ※購入日から180日間 |
新規入会者向けキャンペーン | 最大で10,000円相当を付与する (分割払い限定キャンペーンの5,000円キャッシュバック込み) |
お客様感謝デー | 5%オフ |
イオンシネマの割引 | いつでも300円引きお客様感謝デーは 1,100円でチケットを購入できる |
AEON CARD「マルエツカード」
イオンカード(WAON一体型)とマルエツカードのそれぞれの特徴とメリット
ここからは、イオンカード(WAON一体型)とマルエツカードのそれぞれの特徴とメリットを見ていこう。
イオンカード(WAON一体型)の特徴
イオンカード(WAON一体型)には、以下のような特徴がある。
- 電子マネーであるWAON機能が付帯している
- イオングループの対象店舗の支払いに使うとポイント還元率が2倍になる
- 毎月20日・30日の「お客様感謝デー」なら日用品や食料品を5%オフで購入できる
- 1年間のクレジット払いが50万円を超えるとゴールドカードへのインビテーションが届く
イオンカード(WAON一体型)には、通常のクレジットカード機能に加えて電子マネーのWAON機能も付帯している。
そのため、翌月以降の請求となると使い過ぎが不安な場合、WAONを使用すればチャージしている金額分しか購入できない。
ただし、イオンカード(WAON一体型)はイオンカードセレクトのようにオートチャージによる電子マネーWAONポイントの付与はない点に注意が必要だ。
また、イオンカード(WAON一体型)をイオングループの対象店舗で使用すれば、200円(税込)ごとにWAONポイントが2ポイント貯まる。
通常の還元率は0.5%だが、イオングループ店舗に限ると1.0%になるのだ。
使用時にWAONポイントの還元率が1.0%になるイオングループ店舗の一例(2024年9月時点)は以下の表にまとめているので、ぜひ確認していただきたい。
総合スーパー スーパーマーケット ショッピングモール | イオン イオンスタイル イオンモール ダイエー マックスバリュ マルナカ ピーコックストア KOHYO カスミ マルエツ |
---|---|
コンビニ ディスカウントストア ドラッグストア | ミニストップ アコレ ウエルシア |
ホームセンター ペット | サンデー ホームワイド ペテモ |
ネットショップ | イオンスタイルオンライン イオンショップ saQwa AEONMOBILE |
グルメ フーズ | 四六時中 キッチンオリジン やまや イオンリカー |
エンターテインメント カルチャー トラベル | イオンシネマ 未来屋書店 アシー R.O.U イオンカルチャークラブ |
ファッション ビューティー スポーツ | スポーツオーソリティ イオンボディ イオンバイク ikka |
さらに、イオンやマックスバリュ、KOHYOといった店舗では20日と30日に「お客様感謝デー」を開催している。
お客様感謝デーとは、支払いにイオンマークのカードを使用すると買い物代金が5%オフになるイベントだ。
イオンカード(WAON一体型)も対象カードに含まれているため、日用品や食料品などが5%割り引かれる。
イオンカード(WAON一体型)のメリット
イオンカード(WAON一体型)のメリットは以下の通りだ。
- お客様感謝デーで日用品や食料品を5%オフで購入できる
- イオングループ店舗でWAONポイントの還元率が高い
- イオンシネマのチケットを割引価格で購入できる
- 年会費無料のゴールドカードを保有するチャンスがある
イオンカード(WAON一体型)はお客様感謝デーの対象カードなので、20日・30日にイオンやマックスバリュなどの会計に使用すると買い物代金が5%オフになる。
日用品や食料品に5%割引が適用されれば、家計は非常に助かるだろう。ただし、以下のような商品は割引の対象外である点に注意していただきたい。
- たばこ
- 切手、印紙
- 商品券
- イオンギフトカード、ギフト券
- WAON発行手数料
- 調剤薬品
- 酒ギフト
- ビール、発泡酒、第3のビール
- マイバッグ、マイバスケット
- 早期予約商品
- リフォームコーナー
- 携帯電話サービス料金
- 工事費、配達代金等サービス料金
また、お客様感謝デーではイオンシネマもお得に利用できる。チケットの購入に使用すれば、通常の700円オフの1,100円でチケットを購入可能だ。
そしてお客様感謝デー以外でもイオンカード(WAON一体型)ユーザーなら、いつでも300円オフが適用される。
つまり、イオンシネマならレディースデーやレイトショーではなくても、割引価格の1,500円で映画を見られるのだ。
さらに、イオンカード(WAON一体型)を年間50万円以上利用するとゴールドカードへのインビテーションが届く。
イオンゴールドカード(WAON一体型)は年会費無料で作成できるうえに、空港のラウンジサービスや国内外の旅行傷害保険が付帯している。
そのため、旅行が好きで飛行機を利用する機会が多い方にとって、イオンゴールドカード(WAON一体型)は非常に魅力的だろう。
マルエツカードの特徴
マルエツカードの特徴は以下の通りだ。
- イオンカード(WAON一体型)と基本の特典は同じ
- 毎週日曜日はマルエツ店舗でのクレジット払いが5%オフになる
- マルエツの対象店舗なら毎日1日と第3金曜日はWAONポイントの還元率が5倍になる
- 初回のカード送付時にマルエツ店舗で使用できる500円の特別優待権を受け取れる
- WAONポイントをマルエツ店舗で使用できる商品券に交換できる
マルエツカードには、お客様感謝デーの5%オフやイオングループ店舗におけるWAONポイントの還元率2倍、イオンシネマの割引といったイオンカード(WAON一体型)と同様の特典が付帯している。
そのうえで、毎週日曜日にマルエツ店舗で買い物をして支払いにマルエツカードを使用すると会計が5%オフになるのだ。
また、毎日1日と第3金曜日はマルエツ店舗におけるポイント還元率が5倍になる。つまり、200円(税込)ごとにWAONポイントが5ポイント付与されるわけだ。
さらに、初回のカード送付時にマルエツ店舗で使用できる500円の特別優待権を受け取れたり、WAONポイントをマルエツ店舗で使用できる商品券に交換できたりと、マルエツカードならではの特典も多い。
マルエツやマルエツプチ、リンコスを利用する機会が多ければ、マルエツカードの特徴を活かしやすいだろう。
マルエツカードのメリット
マルエツカードには以下のようなメリットがある。
- マルエツやマルエツプチの利用でお得にポイントを貯められる
- 毎週日曜日は日用品や食料品を5%オフで購入できる
- WAONポイントをマルエツ商品券と交換して現金化できる
マルエツカードは、毎月1日と第3金曜日にマルエツ店舗を利用する際はWAONポイントの還元率が5倍になる。
200円(税込)ごとにWAONポイントが5ポイント付与されるため、2.5%の還元率でポイントを効率的に貯められるだろう。
また、毎週日曜日にマルエツ店舗の決済にマルエツカードを使用すると、買い物代金が5%オフになる。
マルエツは食材や調味料、お惣菜、日用品などを販売しているため、生活に必要な商品をお得に購入可能だ。
さらに、マルエツカードを持っていればイオンマークのカードで唯一、貯まったWAONポイントをマルエツ商品券に交換できる。
マルエツ商品券は現金化することもできるため、WAONポイントを現金に変えて使用することも可能だ。
ただし、WAONポイントをマルエツ商品券に交換する際、250WAONポイントが手数料として取られる点に注意していただきたい。
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イオンカード(WAON一体型)とマルエツカードはどちらを選ぶべきか
イオンカード(WAON一体型)とマルエツカードの違いや特徴、メリットを把握したうえで、「それでもどちらにするか決められない」という方も多いのではないだろうか。
そこでここでは、クレジットカードを選ぶ際の基準やイオンカード(WAON一体型)がおすすめな人の特徴、マルエツカードがおすすめな人の特徴を説明する。
クレジットカードを選ぶ際に見るべきポイント
クレジットカードを選ぶ際、以下のポイントを見ていただきたい。
- 年会費
- ステータス
- ポイント還元率
- 旅行傷害保険
- スマホ補償
- ラウンジサービス
- 国際ブランド
- デザイン
- セキュリティ
- 付帯サービス
- サポートの手厚さ
それぞれの要素をチェックしたうえで大切になるのは、どの項目を重視するかである。
なぜなら、クレジットカードごとに特徴が異なっていて、あなたにとって魅力的な特典もあれば、必要のない特典もあるためだ。
すべての項目においてあなたの希望を満たすクレジットカードは存在しない可能性もあるため、重視する項目を決めてからどれを作成するか絞り込んでいただきたい。
なお、条件を満たさないクレジットカードを排除できれば、比較対象が少なくなって1枚のクレジットカードを調べる時間を確保しやすくなる。
より詳細な条件を比較して相性の良いクレジットカードに申し込むためにも、事前に重視するポイントを整理して選択肢を減らすことを心掛けよう。
イオンカード(WAON一体型)がおすすめな人
イオンカード(WAON一体型)は、以下のような特徴を持つ人におすすめだ。
- イオングループの対象店舗を利用する機会が多い人
- いつでもWAONポイントの還元率が1.0%になるから
- イオンやマックスバリュといったお客様感謝デーの対象店舗が近所にある人
- お客様感謝デーならクレジット払いが5%オフになるから
- 最新映画を割引価格で見たい人
- イオンシネマでチケットを購入する際に割引が適用されるから
- 年会費無料でゴールドカードを持ちたい人
- 年間50万円以上を利用するとイオンゴールドカード(WAON一体型)のインビテーションが届くから
イオンやウエルシア、スポーツオーソリティといったイオングループの対象店舗でマルエツカードを使用すると、WAONポイントの還元率は通常の2倍の1.0%になる。
年会費無料のクレジットカードでポイント還元率1.0%は高い部類に入るため、イオングループの対象店舗を利用する機会が多い人ならお得にポイントを貯められるだろう。
また、毎月20日と30日のお客様感謝デーの支払いにイオンカード(WAON一体型)を使用すれば、買い物代金が5%オフになる。
毎月2回も日用品や食料品を5%オフで購入できるチャンスがあるため、イオンやマックスバリュ、KOHYOといった対象店舗が近所にある人にもおすすめだ。
さらに、通常時なら300円オフの1,500円、お客様感謝デーなら1,100円でイオンシネマのチケットを購入できる。そのため、最新映画を割引価格で見たい人とも相性が良いだろう。
マルエツカードがおすすめな人
マルエツカードがおすすめな人の特徴は以下の通りだ。
- マルエツやマルエツプチを利用する機会が多い関東在住の人
- 対象日ならポイント還元率アップや5%割引といった特典を活用できるから
- Vポイントをお得に貯めたい人
- Vポイントカードを提示するとポイントを二重取りできるから
マルエツ・マルエツプチ・リンコスは2024年9月現在、1都5県に約300店舗を展開している。各都県におけるそれぞれの店舗数は以下の通りだ。
マルエツ | マルエツプチ | リンコス | 合計 | |
---|---|---|---|---|
東京都 | 75 | 70 | 4 | 149 |
埼玉県 | 55 | – | – | 55 |
神奈川県 | 45 | 3 | 1 | 49 |
千葉県 | 47 | 1 | 1 | 49 |
茨城県 | 1 | – | – | 1 |
栃木県 | 1 | – | – | 1 |
合計 | 254 | 74 | 6 | 304 |
関東地方(群馬県を除く)にしか出店していないため、マルエツカードはマルエツやマルエツプチを利用する機会が多い関東在住の人におすすめだ。
毎月1日と第3金曜日ならWAONポイントの還元率が5倍になるうえに、毎週日曜日はクレジット払いが5%オフになる。
マルエツやマルエツプチが近所にあるのであれば、マルエツカードを検討していただきたい。
また、マルエツ・マルエツプチ・リンコスはVポイントとも提携していて、会計時にVポイントカードを提示すると200円(税込)ごとにVポイントを1ポイント獲得できる。
その後の支払いにマルエツカードを使用するとWAONポイントも貯まるため、WAONポイントとVポイントの二重取りが可能だ。
三井住友カード(NL)やSBI証券、三井住友銀行などの三井住友フィナンシャルグループのサービスを活用してVポイントを貯めているのであれば、Vポイントと同時にお得にポイントを貯められるマルエツカードも選択肢に入ってくるだろう。
イオンカード(WAON一体型)とマルエツカードの違いを押さえてからどちらを発行するか決めよう
イオンカード(WAON一体型)とマルエツカードの違いや特徴、メリット、向いている人の特徴について解説してきた。
イオンカード(WAON一体型)には、イオングループの対象店舗でWAONポイントの還元率が2倍になったり、お客様感謝デーでは買い物代金が5%オフになったりする特徴がある。
一方マルエツカードには、グループ店舗の還元率2倍やお客様感謝デーの5%オフといったイオンカード(WAON一体型)の基本特典を備えていながら、マルエツ店舗を対象とした特典もある。
毎週日曜日はマルエツ店舗でのクレジット払いが5%オフになったり、毎日1日と第3金曜日はWAONポイントの還元率が5倍になったりするのだ。
また、初回のカード送付時にマルエツ店舗で使用できる500円の特別優待権を受け取れたり、WAONポイントをマルエツ店舗で使用可能な商品券に交換できたりもする。
そのため、マルエツ店舗を利用する機会が多い方にはマルエツカードがおすすめだろう。一方で、イオンカード(WAON一体型)の利用者にしかゴールドカードへのインビテーションは届かない。
そのため、年会費無料のイオンゴールドカード(WAON一体型)を作成したいなら、イオンカード(WAON一体型)がおすすめだ。
このように作成目的やライフスタイル、クレジットカードに求める条件などによっておすすめのカードは異なる。
そのため、イオンカード(WAON一体型)とマルエツカードのどちらを発行するか迷ったら、違いを押さえてから申し込むようにしよう。
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