JALマイルが貯まる「イオンJMBカード（JMB WAON一体型）」とは？カードの特徴とJALマイルのお得な貯め方・使い方

イオンカードには約50種類のカードがあるが、その中でもマイルを貯めたい人におすすめなのが「イオンJMBカード（JMB WAON一体型カード）」だ。

イオンJMBカードは、JALマイルが貯められる他に、タッチ＆ゴーサービスが利用できるなど、飛行機を利用する機会が多い人には嬉しい特典が多く付帯されている。

本記事では、イオンカードJMBカードの特徴やメリット、お得なマイルの貯め方について解説していく。

JALマイルを貯めるならイオンJMBカード（JMB WAON一体型）を作ろう

イオンJMBカードは、イオンカードとJALが提携して発行しているクレジットカードだ。まずは、イオンJMBカードの概要や特徴について紹介していこう。

イオンJMBカードの概要

カード名	イオンJMBカード（JMB WAON一体型）
年会費	無料
国際ブランド	JCB Visa Mastercard
貯まるポイント	JALマイル
ポイント還元率	0.5％（200円につき1マイル）
付帯サービス	家族カード Apple Pay イオンiD ETCカード
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イオンJMBカードは、クレジット機能と電子マネーのWAONが一体化になっているカードだ。利用シーンや利用金額に応じて、決済方法を使い分けられるメリットがある。

また、イオンJMBカードは年会費が無料であることも大きな特徴だ。保有コストを気にする必要がないため、「年会費の負担が心配」という人にもおすすめのカードである。

JALマイルが貯められる

通常、イオンカードでは利用代金に応じて「WAONポイント」が貯められる。しかし、イオンJMBカードについては利用代金に応じて「JALマイル」が付与される。

マイルとは航空会社による独自のポイントサービスで、航空券の購入やアップグレードに利用することができる。

イオンJMBカードでは、利用代金200円（税込）につき1マイルが還元される。

通常、マイルは飛行機への搭乗で貯める方法が一般的だが、普段の買い物や支払いに利用することでマイルを貯められるメリットがある。

なお、クレジットカードによっては、貯まったポイントをマイルへ変更できるものもある。

しかし、イオンJMBカードは交換手続きなどを行うことなく、そのままJALマイルを貯められるのが利便性が高いポイントだ。

マイルは電子マネーにもチャージ可能

カードの利用で貯まったマイルは、付帯されているWAONへチャージすることも可能だ。

WAONへのチャージは3,000マイルから申し込むことができ、交換するマイル数によって交換レートが異なる。

交換するマイル	WAONへのチャージ
3,000マイル	1,500WAON（1,500円相当）
10,000マイル	11,000WAON（11,000円相当）
15,000マイル	16,000WAON（16,000円相当）
20,000マイル	22,000WAON（22,000円相当）
40,000マイル	50,000WAON（50,000円相当）

3,000マイルの場合は1,500円相当の交換となるが、マイル数が多くなるほど交換レートも良くなる仕組みとなっている。

「マイルを買い物に使いたい」というときは、WAONへのチャージを検討してみよう。

JALマイル以外もメリットあり！イオンJMBカード（JMB WAON一体型）の特典内容

イオンJMBカードはJALマイルが貯められる以外にも、次のような特典が付帯されている。

それぞれくわしく解説していこう。

特典①JALタッチ&ゴーサービスでスムーズに搭乗できる

イオンJMBカードでは、「JALタッチ＆ゴーサービス」を利用できる。JALタッチ＆ゴーサービスとは、事前のチェックイン手続きが不要で、そのまま保安検査場へ通過できるサービスだ。

JALタッチ＆ゴーサービスでは、2次元バーコードやIC機能付きカードを端末機にタッチするだけで、保安検査場の入口を通過することができる。

事前にチェックインカウンターで手続きを行う必要がないので、連休や年末年始など混み合いやすいタイミングでもスムーズに搭乗手続きが行える。

なお、手荷物を預ける場合、下記空港では完全セルフで手続きを行うことが可能だ。

JALタッチ＆ゴーサービスと合わせて利用すれば、手荷物を預ける場合でもカウンターでの手続きは不要である。

特典②お客さま感謝デーは買い物代金が5%OFF

イオングループでは、毎月20日・30日に「お客さま感謝デー」を実施している。

お客さま感謝デーは、全国のイオン、ビブレ、マックスバリュなどの各店舗でイオンカードもしくは電子マネーWAONで決済すると、買い物代金が5%OFFになるサービスだ。

もちろんイオンJMBカードも対象になっているので、ぜひ毎月2回のお得なタイミングに合わせてカードを利用してみよう。

特典③55歳以上は限定特典が豊富

イオンJMBカードは、55歳以上のユーザーが対象となる特典が豊富であることも特徴だ。

55歳以上の人がイオンJMBカードに申し込むと、自動でJMB G.G WAON会員となり、下記のような特典を活用できる。

カードの利用で貯めたマイルは通常36ヶ月の有効期限が定められているが、JMB G.G WAON会員では60ヶ月まで延長される。

5年間マイルを貯められるので、「コツコツとマイルをためて旅行に使いたい」というときにも便利だ。

また、イオンJMBカードの入会時には、e JALポイントが1,000ポイントプレゼントされる。e JALポイントは、JAL Webサイトで航空券やツアーを購入できるポイントだ。

入会日の翌月末日までにはポイントが付与されるので、マイルと合わせて旅行・出張に活用してみよう。

特典④イオンワールドデスクが利用できる

イオンカードでは、特典として「イオンワールドデスク」を利用することができる。

イオンワールドデスクは、世界15ヶ国22ヶ所に拠点を置いており、次のような相談・トラブルに対応している。

また、有料サービスではレンタカーや送迎サービス、タクシーの手配を依頼することができる。慣れない海外において、日本語で相談ができるのは心強いだろう。

その他、パスポートの紛失やクレジットカードの盗難など突発的なトラブルについても相談できるので、万が一の事態にはぜひイオンワールドデスクを活用してみよう。

イオンJMBカード（JMB WAON一体型）がおすすめな人

これまで紹介したイオンJMBカードの特徴を踏まえると、次のようなニーズがある人におすすめといえる。

イオンJMBカードの大きな特徴は、JALのマイルが貯められることだ。飛行機に搭乗しなくても、普段の買い物や支払いでコツコツとマイルを貯められるのは嬉しいメリットといえる。

また、イオンJMBカードはイオングループでの利用でお得にマイルを貯められる。普段からイオンやマックスバリュ、ダイエーなどの対象店舗をよく利用する人にはおすすめのカードだ。

イオンJMBカード（JMB WAON一体型）でJALマイルを効率よく貯めるには

イオンJMBカードを活用して効率よくJALマイルを貯めるには、次のような方法がある。

それぞれくわしく解説していこう。

イオングループの対象店舗を利用する

イオンJMBカードでは、通常200円（税込）の利用につき1マイルが還元される。

しかし、全国のイオンやイオンモール、ダイエー、マックスバリュなどイオングループ店舗での利用については還元率が常に2倍となる。つまり、200円（税込）の利用につき2マイルが還元される仕組みだ。

また、毎月10日はイオングループ以外での利用についても還元率が2倍となる特典もある。

仮に、イオングループで食品や日用品を購入し、毎月5万円を利用したとする。年間60万円を利用する計算となるため、6,000マイルが還元されることとなる。

お得にマイルを貯められる特典なので、ぜひイオングループ対象店舗を中心に利用してみよう。

ボーナスマイル対象商品を購入する

イオンJMBカードは、通常のマイル還元とは別に「ボーナスマイル」が貯められる特典もある。

ボーナスマイルは、下記店舗で対象商品を購入するとそれぞれ定められたボーナスマイルが還元される。

対象商品は月替わりとなっており、食品から日用雑貨まで幅広いアイテムが対象となっている。買い物の際は、ぜひボーナスマイルの対象商品についてもチェックしておこう。

固定費をカード払いにする

より効率よくマイルを貯めるためには、水道料や電気代、携帯電話料金などの固定費もイオンJMBカードで支払うことがおすすめだ。

仮に固定費が毎月4万円ある場合、イオンJMBカードで支払うと年間48万円の利用代金となる。通常時の還元率は0.5％なので、年間2,400マイルが貯まる計算だ。

口座振替や現金で支払った場合は、ポイントやマイルは還元されないため、ぜひカード払いに変更できるものはないか家計を見直してみよう。

なお、カード払いへの変更はオンラインで手続きが可能だ。「暮らしのマネーサイト」もしくは「イオンウォレット」から登録できるので、変更申込書などを請求する手間もかからない。

イオンJMBカード（JMB WAON一体型）で貯めたJALマイルのお得な使い方

イオンJMBカードで貯めたJALマイルは、主に下記のような使い道がある。

それぞれくわしく解説していこう。

JALの航空券やアップグレードに利用する

JALマイルは、「JAL国内線特典航空券」に交換することができる。必要なマイルは片道4,000マイル〜、往復8,000マイル〜で路線や日程、空席状況などによって変動する。

JALの国内線は全て「JAL国内線特典航空券」の対象となっており、その他にジェットスター・ジャパン（GK）特典航空券に利用することも可能だ。

また、国際線では席のアップグレードにマイルを活用できる。

アップグレードに必要なマイル数は行き先によって異なっており、たとえばホノルル行きの便でビジネスクラスにアップグレードする際は25,000マイルが必要となる。

海外旅行や海外出張の機会が多い人は、貯まったマイルをアップグレードに活用することもおすすめだ。

「どこかにマイル」で航空券と交換する

JALでは、マイルの交換先として「どこかにマイル」というサービスを提供している。どこかにマイルは、一律7,000マイルで往復特典航空券と交換できるサービスだ。

行き先はJALから4つの行き先候補が提案されるため、これまで訪れたことのない場所に出会える楽しみがある。

また、通常の特典航空券は必要なマイル数が変動するが、どこかにマイルは一律7,000マイルで交換できるのも嬉しいポイントだ。

「ワクワクするような旅に出たい」「マイルをお得に活用したい」という人は、ぜひどこかにマイルを利用してみよう。

JALクーポンや商品と交換する

貯まったマイルは「JALクーポン」へ交換することができる。JALクーポンとは、航空券や機内販売、ホテルでの宿泊、飲食に使えるクーポン券である。

10,000マイルから交換でき、JALクーポン2,000円券×6枚（12,000円相当）へと引き換えることが可能だ。

また、マイルはJALの商品と交換することもできる。グルメや日用品、ファッションアイテムなど幅広い商品と交換できるので、マイルの使い道に悩んだときは商品と交換することもおすすめだ。

電子マネーWAONに交換してお買い物に使う

前述の通り、JALマイルは付帯されている電子マネーWAONにチャージすることができる。

チャージは3,000マイルからで、まとまったマイルをチャージするほど交換レートが良くなる。

「貯まったマイルを買い物や支払いに使いたい」というときは、WAONへチャージすることを検討してみよう。

イオンカードでお得にJALマイルを貯めよう

イオンJMBカード（JMB WAON一体型）は、JALマイルをお得に貯められるクレジットカードだ。

特にイオングループでの利用は還元率がアップし、効率よくマイルを貯められるメリットがある。

「普段の買い物や支払いでマイルを貯めたい」「JALをよく利用する」という人は、ぜひイオンJMBカード（JMB WAON一体型）への申し込みを検討してみよう。