アドバイザーナビ株式会社(本社:東京都中央区日本橋兜町8-1、代表取締役社長:平行秀)は、ユーザーの実体験を元にした資産運用や保険、FXなど、金融の様々なカテゴリーにおける情報を発信するサイトを運営しています。本記事では、2024年6月に行った楽天証券の評判に関する調査結果をご紹介いたします。
調査会社:アドバイザーナビ株式会社
調査方法:インターネットによるアンケート調査
調査期間:2024年6月24日 〜 2024年7月8日
調査母集団:200人
アンケート回答者の詳細データ:末尾に記載
アンケートサマリー
- 楽天証券を継続して利用しているのは回答者の98.5%で、その中でメイン口座として利用していたのは74.1%であった。この結果から、楽天証券が多くのユーザーにとって主要なプラットフォームになっていることがわかる。
- 楽天証券の口座を使わなくなった理由としては「サポート体制への不満」「Webサイトの使いにくさ」「ログインできなかった」が1票ずつで並んだ。ただ、ログイン不能について書いたユーザーはログイン可能になれば利用を再開する可能性がある。実質的に、200人のうちで2人しか取引をやめていないことから、楽天証券のサービスの質の高さが伺える。
- 楽天証券を5段階評価してもらったところ、高評価(4点と5点)を付けた回答者が87.5%で圧倒的に多い結果となった。低評価(1点と2点)を付けたのが合計で3.0%しかおらず、楽天証券の支持率の高さが読み取れる。
- 楽天証券の良い点としては、「楽天ポイントが貯めやすい・投資に活用しやすい(60.0%)」や「取引ツールが使いやすい(50.5%)」が多くのユーザーから寄せられた。また、「取引手数料の安さ(27.8%)や「自動入出金機能を始めとするブリッジシステムの使いやすさ(18.5%)」も高い評価を受けている。
- 楽天証券の改善点としては、「アプリの使い勝手の改善」を求める声が31.0%で最も多く、特に画面内の情報整理を希望するユーザーが多かった。さらに、「IPOや単元未満株など一部銘柄の取扱が少ない(22.0%)」「楽天ポイントの還元率が下がっている(14.0%)」などの意見も複数寄せられている。アプリの改良や取扱銘柄の追加を行えば、楽天証券の評判はさらに盤石なものとなるだろう。
楽天証券の利用歴に関するアンケート
まずは、現時点で楽天証券を利用しているか、メイン口座として使っているか、および現在楽天証券で取引しなくなった理由に関するアンケート結果から取り上げる。
現在楽天証券の口座で取引をしていますか?
アンケートによれば、回答者の98.5%が楽天証券での取引を継続しており、取引をやめた人はわずか1.5%に留まった。
この結果から、楽天証券の顧客基盤が非常に安定しており、多くの顧客が活発に取引を行っていることが伺える。
また、楽天証券で取引を行ってない投資家は、より自分に合った条件の会社を選んでいると推測できる。
現在楽天証券をメインの投資口座として利用していますか?
アンケートによれば、現在楽天証券で取引をしている投資家のうち、メインの投資口座として利用している人の割合は74.1%で、残りの25.9%は他社の口座をメインに利用していることがわかった。
このデータから、楽天証券が多くの顧客にとって主要なプラットフォームとなっており、信頼性や利便性が評価されていると読み取れる。
一方で、メイン口座として利用していない顧客層も一定数存在するため、楽天証券にはさらなる顧客ニーズの探求やサービス改善が求められているといえる。
楽天証券で取引しなくなった理由は何ですか?
アンケートによれば、楽天証券での取引をやめた理由としては「サポート態勢への不満」「Webサイトの使いにくさ」「ログインできなくなった」がそれぞれ1件ずつで並んだ。
ただ、「ログインできなくなった」回答者は、「IDやパスワードが再設定できず、現在対応待ちの状態である」とも答えており、問題が解消されれば今後利用を再開する可能性が高いといえる。
口座を使わなくなった人が実質2人しかいないことから、楽天証券のサービス品質の高さが読み取れるだろう。
このように、多くの投資家から支持を得ている楽天証券のサービス内容については、以下のコラムでもまとめられている。一度目を通しておくと、口座開設すべきか決める判断材料となるはずだ。
楽天証券の評価に関するアンケート
続いて、楽天証券の5段階評価、良い点や改善してほしい点に関するアンケート結果について取り上げる。
楽天証券を5段階で評価してください。
アンケートによれば、楽天証券の評価は極めて高い水準にあることが示されている。
具体的には、高評価の4点と最高評価の5点を付けた回答者の合計が87.5%となっており、多くの顧客は楽天証券のサービスに満足しているといえるだろう。
一方で、低評価の1点と2点を付けたユーザーは全体のわずか3.0%に留まっており、楽天証券が投資家の不満解消に力を入れていることが読み取れる。
これらの評価は、楽天証券の圧倒的な支持率の高さを明確に示している。
楽天証券の良いところを教えてください。
アンケートによれば、「楽天ポイントを貯められる点・ポイントを使って投資ができる点(60.0%)」と「取引ツールが使いやすい点(50.5%)」を挙げた投資家が多い結果となった。
具体的には、「楽天市場でショッピングして貯まったポイントを投資に活用できて便利だ」「クレジットカードを使って投資信託等の購入ができる」「クレジットカードの利用で貯まったポイントをNISA口座の運用に回せる」「専用ツール『iSPEED』が使いやすい」といった様々な意見が寄せられた。
また、「取引時手数料の安さ(27.8%)」や「ブリッジシステムの使いやすさ(18.5%)」も支持を集めており、中でも、自動入出金機能(スイープサービス)は取引の手間を削減できる点から高く評価されている。
これらの意見から、楽天証券に対する顧客の満足度の高さが読み取れる。楽天証券の強みは、ユーザー目線に寄り添ったサービスやコストパフォーマンスの良さにあるといえるだろう。
楽天証券の改善してほしいところを教えてください。
アンケートによれば、「アプリの使い勝手を改善してほしい」が31.0%で最も多かった。特に、「アプリ内に情報が多すぎて、どこを見れば必要な情報があるかぱっと見でわからないので画面を整理してほしい」という意見が目立った。
さらに、「IPOや単元未満株など一部銘柄の取扱が少ない(22.0%)」「楽天ポイントの還元率が下がっている(14.0%)」といった不満も多く寄せられており、ユーザーが様々なニーズを抱えている状況が浮かび上がってきた。
ただ、「特に不満はないが、強いていえば」という形で改善点を挙げた投資家も一定数おり(11.5%)、楽天証券のサービスの質の高さが伺える。
なお、IPOや単元未満株については銘柄数に不満を持つ投資家もいたようだが、楽天証券で特筆するべきは2,000種類を超える投資信託だ。以下の記事で、その中でも人気のファンドについて取り上げているため、同証券の商品についてより詳しく知りたい方はぜひ参考にしてもらいたい。
これらのフィードバックは、楽天証券にとって非常に重要な意見となる。ユーザーからの要望に対処できれば、顧客満足度はさらに向上し、会社の信頼度も高まるだろう。特に「アプリの初期画面の改良」「取扱銘柄の追加」は直近で取り組むべき課題だといえる。
今回のアンケートを通じて
今回のアンケートを通じて、楽天証券が顧客から非常に高い評価を受けていることが明らかとなった。
回答者の98.5%が楽天証券での口座で取引を継続しており、その中の74.1%が楽天証券をメインの投資口座として利用している。特に、ポイント投資や楽天経済圏との親和性、利便性の高い取引ツールなどが好評であり、サービスの質の高さが多くのユーザーからの支持を集めている。
しかし、アプリの使い勝手や特定銘柄の拡充については改善の要望も見られた。楽天証券がこれらの投資家の意見に対応できれば、さらなる顧客満足度の向上と信頼性の確立が期待できるだろう。