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【2024年6月調査】SMBC日興証券の評判に関するアンケート調査

アドバイザーナビ株式会社(本社:東京都中央区日本橋兜町8-1、代表取締役社長:平行秀)は、ユーザーの実体験を元にした資産運用や保険、FXなど、金融の様々なカテゴリーにおける情報を発信するサイトを運営しています。本記事では、2024年6月に行ったSMBC日興証券の評判に関する調査結果をご紹介いたします。

調査会社:アドバイザーナビ株式会社

調査方法:インターネットによるアンケート調査

調査期間:2024年6月24日 〜 2024年7月8日

調査母集団:80人

アンケート回答者の詳細データ:末尾に記載

アンケートサマリー

  • SMBC日興証券を現在も利用しているのは回答者の82.5%で、その内の22.7%が同証券をメイン口座として利用している。これにより、SMBC日興証券が投資家のメイン口座としての地位を確立しきれていない現状が読み取れる。
  • SMBC日興証券での取引をやめた主な理由としては「手数料が高かった(30.8%)」と「アプリの使い勝手が悪かった(30.8%)」の2点が挙げられた。また、「金融商品取引法違反によって信用できなくなった(15.4%)」という意見もあり、ユーザーの信頼を回復する為の改善策が必要な状況となっている。
  • SMBC日興証券の5段階評価は、高評価(4点と5点)を付けた回答者が38.8%に留まっており、全体的に改善の余地がある結果となった。SMBC日興証券は、低評価を付けた残りの6割以上のユーザーの意見や要望をサービス改善のために反映させる必要があるだろう。
  • SMBC日興証券の良い点としては、「サポートが手厚い(25.3%)」や「少額取引がしやすい(20.3%)」の2つが多くの回答者から寄せられた。また、「dポイントが貯まり、投資にも回せる(16.5%)」「IPO関連のサービスが充実している(16.5%)」といった点も一定の評価を受けている。
  • SMBC日興証券の改善点としては、「手数料の削減(38.0%)」や「取引ツールの機能充実(24.1%)」を求める声が多かった。さらに、「dポイントの利用可能範囲の拡張」や「不祥事の再発防止策の実行」などの各種改善策の要望も複数寄せられている。
目次

SMBC日興証券の利用歴に関するアンケート

まずは、現時点でSMBC日興証券を利用しているか、メイン口座として使っているか、および現在SMBC日興証券で取引しなくなった理由に関するアンケート結果から取り上げる。

現在SMBC日興証券の口座で取引をしていますか?

アンケートによれば、SMBC日興証券で取引を行っているのは回答者の82.5%であった。

このデータは、同証券が多くの顧客に継続利用されているものの、一部の投資家のニーズを満たしきれていない現状を示している。

SMBC日興証券は、取引をやめたユーザーからその理由を聞き取り、改善点を見つけ出してサービスに反映させる必要がある。そうすれば、口座を継続利用するユーザーの割合をさらに高められるだろう。

現在SMBC日興証券をメインの投資口座として利用していますか?

アンケートによれば、SMBC日興証券で取引している回答者のうち、メイン口座として利用している割合は22.7%に留まった。

残りの77.3%は他証券をメイン口座にしており、回答者の多くがSMBC日興証券をサブ口座として利用している実態が伺える。

アンケート結果から、SMBC日興証券はメイン口座としての地位を確立するため、サービスを改善していく必要があることが読み取れる。

SMBC日興証券で取引しなくなった理由は何ですか?

アンケートによれば、取引をやめた理由としては「手数料が高い(30.8%)」と「アプリが使いづらい30.8%)」が最も多かった。

具体的には、「ネット証券と比較して手数料が割高である」「アプリの自動ログインができず、改善もされないのでストレスが溜まった」といった不満が寄せられている。

また、「スタッフの対応が悪い(15.4%)」や「会社への信用がなくなった15.4%)」も取引をやめた理由に挙げられている。特に、「2021年に発覚した不正株取引による金融商品取引法違反で会社への不信感が募り、口座を利用しなくなった」という意見が目立った。

SMBC日興証券には、これらのフィードバックを基に、「手数料の見直し」や「アプリの改良」といった改善策を実行するとともに、信頼回復に努める姿勢が求められている。

SMBC日興証券の評価に関するアンケート

続いて、SMBC日興証券の5段階評価、良い点や改善してほしい点に関するアンケート結果について取り上げる。

SMBC日興証券を5段階で評価してください。

アンケートによれば、SMBC日興証券の評価は概ね平均的であり、一部の顧客ニーズを満たしきれていないことがわかった。

最高評価(5点)と高評価(4点)を付けた回答者は、それぞれ6.3%32.5%であり、合計しても4割に満たない。このことから、残りの6割以上の回答者が同証券に何かしらの不満を抱えていることが読み取れる。

アンケート結果を元にすれば、SMBC日興証券のサービスには改善の余地があることが伺える。顧客からの評価を真摯に受け止め、その要望に応える形でサービスの質を向上させることが求められるだろう。

SMBC日興証券の良いところを教えてください。

アンケートによれば、顧客が評価している主な点は、「サポートが手厚い25.3%)」と「少額取引がしやすい20.3%)」であった。特に、「トラブル時に店舗で対面による相談ができて非常に助かった」「100円から1株単位で株式が購入でき、初心者も取り組みやすい」といった意見が多く寄せられた。

また、「dポイントが貯められる・投資に使える16.5%)」「IPO関連のサービスが充実している16.5%)」点も一定の評価を受けていた。dアカウントとの連携で簡単に株式が買える日興フロッギーや預かり資産残高に応じて当選確率が変動するIPO優遇特典を愛用しているユーザーが多かった。

加えて、「ロボアドバイザーが使いやすい7.6%)」と回答したユーザーもいた。具体的には、「AIを活用してユーザー毎に最適なポートフォリオを構築してもらえる」運用スタイルを自動的に見直してもらえる」といった点が高く評価されている。

これらの独自サービスは、顧客満足度を高める要因となっている。なお、SMBC日興証券が提供するサービスについては、以下の記事で詳しく解説されている。サービスの全容が知りたい人は、一度目を通しておくことをおすすめする。

SMBC日興証券の改善してほしいところを教えてください。 

アンケートによれば、「手数料を減らしてほしい38.0%)」や「取引ツールの機能を充実させてほしい24.1%)」を不満に挙げた回答者が最も多かった。具体的には、「現物株式の売買手数料を信用取引同様に無料にしてほしい」「アプリのトップ画面で運用損益のパーセンテージを表示する機能を追加してほしい」といった要望が多く寄せられている。

また、「メールや電話による営業がしつこいので減らしてほしい3.8%)」、「dポイントを株式以外でも使えるようにしてほしい(2.5%)」、「一度起こした不祥事を再発させないように企業として取り組んでほしい2.5%)」といった各種要望も複数のユーザーから取り上げられた。

これらの意見は、SMBC日興証券が顧客満足度を向上させるための改善点として重要である。これらの要望に対処できれば、会社の信頼度を高めることができるだろう。

今回のアンケートを通じて

今回のアンケートを通じて、SMBC日興証券が顧客のメイン口座としての地位を確立しきれていない現状が明らかになった。

同証券で継続的に取引をしている回答者の77.3%は、他証券をメイン口座にしていた。主な切り替え理由としては、手数料の高さやアプリの使い勝手の悪さが挙げられている。対面によるサポートの手厚さやIPO関連サービスの充実度を高く評価する声もあるものの、全体的にはサービスの改善が求められている状況である。

SMBC日興証券は、今回のアンケート結果を基にして具体的な改善策を実施していく必要がある。ユーザーからの要望に対応できれば、顧客満足度が向上し、会社の信頼度も高まっていくだろう。

アンケート回答者の詳細データ

回答者の性別

回答者の年齢

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