MENU

【2024年6月調査】マネックス証券の評判に関するアンケート調査

アドバイザーナビ株式会社(本社:東京都中央区日本橋兜町8-1、代表取締役社長:平行秀)は、ユーザーの実体験を元にした資産運用や保険など、金融の様々なカテゴリーにおける情報を発信するサイトを運営しています。本記事では、2024年6月に行ったマネックス証券の評判に関する調査結果をご紹介いたします。

調査会社:アドバイザーナビ株式会社

調査方法:インターネットによるアンケート調査

調査期間:2024年6月24日 〜 2024年7月8日

調査母集団:111人

アンケート回答者の詳細データ:末尾に記載

アンケートサマリー

  • マネックス証券で現在も取引を続けているのは回答者の88.3%であり、その中でメイン口座として利用しているユーザーはわずか23.5%であった。この結果から、同証券がメイン口座としての地位を確立できていないことが読み取れる。
  • マネックス証券で取引を止めた理由としては最も多く挙がったのは「手数料が高い(36.5%)」であった。また、「サポートが不十分(23.1%)」という声もあり、特にトラブル発生時の対応の遅さを指摘する投資家が多かった。マネックス証券はこれらの意見を基に、「手数料の改定」や「充実したサポート体制の構築」に取り組むべきだろう。
  • マネックス証券を5段階評価してもらったところ、回答者全体の80.1%が3点または4点を付けており、ユーザーの多くがある程度サービスへ満足していることがわかった。また、1点を付けた回答者の割合がわずか0.9%になっていることから、マネックス証券に大きな不満を持つ投資家は少ないといえる。
  • マネックス証券の良い点としては、「取引ツールの使いやすさ(39.1%)」と「取扱銘柄の多さ(32.7%)」が多くの投資家から寄せられた。また、「dポイントなど各種ポイントの還元率が高い(19.1%)」や「IPOが他社より当たりやすい(13.5%)」を挙げた回答者もいた。
  • マネックス証券に今後改善してほしい点としては、「手数料を0にしてほしい(39.1%)」「アプリをさらに改良してほしい(38.2%)」という声が多かった。さらに、「取扱銘柄を増やしてほしい(21.8%)」という意見も一定数見られ、これらの要望へ対応することはマネックス証券の喫緊の課題となっている。
目次

マネックス証券の利用歴に関するアンケート

まずは、現時点でマネックス証券を利用しているか、メイン口座として使っているか、および現在マネックス証券で取引しなくなった理由に関するアンケート結果から取り上げる。

現在マネックス証券の口座で取引をしていますか?

アンケートによれば、現在もマネックス証券で取引を行っているのは回答者の88.3%であった。

このデータは、多くの投資家がマネックス証券を使用しており、同社の顧客基盤が安定していることを示している。ただし、残りの11.7%は取引をやめていることから、全てのユーザーがマネックス証券に満足しているわけではないことも読み取れる。

マネックス証券は、取引をやめた投資家から理由を聞き出し、サービスの改良へと繋げていく必要があるだろう。

現在マネックス証券をメインの投資口座として利用していますか?

アンケートによれば、マネックス証券で取引している回答者のうち、同証券をメイン口座として利用している投資家の割合は23.5%に留まった。

回答者全体の7割以上が併用する他証券の口座をメインに使用しており、マネックス証券が投資口座としての絶対的な地位を確立しきれていない現状を示しているといえる。

これらの結果から、マネックス証券にはサービス品質や顧客満足度の向上を図る必要があるといえる。ユーザーの満足度が上がれば会社の評判も向上し、メイン口座として使用する投資家が増える可能性もあるだろう。

マネックス証券で取引しなくなった理由は何ですか?

アンケートによれば、取引をやめた理由としては「手数料が高い(36.5%)」が最も多かった。

具体的には、「SBI証券や楽天証券などのネット証券と比較して手数料が高かった」「一日定額手数料コース日額550円が自分にとって非常に高い値段設定だった」といった不満が挙げられた。

また、「サポート対応が悪い23.1%)」を指摘する声もあり、特に「トラブル発生時の連絡が遅い」点に失望したユーザーが複数見られた。

これらの意見から、マネックス証券は「手数料の改定」や「充実したサポート体制の構築」といった施策に取り組むべきだといえるだろう。

マネックス証券の評価に関するアンケート

続いて、マネックス証券の5段階評価、良い点や改善してほしい点に関するアンケート結果について取り上げる。

マネックス証券を5段階で評価してください。

アンケートによれば、マネックス証券のサービスが一定の評価を受けていることが明らかとなった。

4点と3点を付けた回答者の割合が合計で80.1%と、顧客の大半がマネックス証券のサービスを比較的高く評価していることが読み取れる。

また、1点を付けた回答者が0.9%に抑えられていることから、極端な不満を持つ投資家が少ないことも伺える。

ただ、5点と評価したユーザーは10.8%に留まっており、サービス品質にはさらなる改善の余地があるといえるだろう。

マネックス証券の良いところを教えてください。

アンケートによれば、顧客が評価している主な点は、「取引ツールの使いやすさ39.1%)」と「取扱銘柄の多さ32.7%)」であった。

具体的には、「銘柄スカウターマネックストレーダーなど優れた機能を持つツールが多い」「日本株や米国株、中国株の種類が豊富で取引しやすい」などの意見が目立った。

また、「dポイントなど各種ポイントの還元率が高い19.1%)」や「IPOが完全抽選方式で他社より当たりやすい13.5%)」などの点を高く評価する声も多かった。

これらの特徴はマネックス証券の強みであり、顧客満足度向上の一因となっている。取引を始めようか迷っている人は、上記のメリットを参考に検討すると良いだろう。

なお、マネックス証券の提供するサービスについては、以下のコラムで詳しくまとめられている。より具体的な特徴について知りたい方は、目を通しておくことをおすすめする。

マネックス証券の改善してほしいところを教えてください。 

アンケートによれば、「手数料を0にしてほしい39.1%)」「アプリをさらに改良してほしい(38.2%)」といった要望が寄せられた。

具体的には、「国内株式の取引手数料を0円にしてほしい」「動作が重くなりがちなマネックストレーダーの接続を改善してほしい」などの声が多かった。

また、「取扱銘柄を増やしてほしい21.8%)」という意見も一定数上がっており、特に「米国株と中国株以外の外国株式の取り扱いを増やしてほしい」という意見が目立った。

マネックス証券は、こうしたユーザーからの要望を真摯に受け止めて対応する必要があるといえる。

今回のアンケートを通じて

今回のアンケートを通じて、マネックス証券の強みと今後の改善点が明らかになった。

回答者の多くは、独自の取引ツールや豊富な銘柄数を高く評価している。また、ポイント還元率や完全抽選方式のIPOも人気の秘訣となっていた。

ただ、手数料の無償化と更なるアプリの改良を求める意見も挙がっており、マネックス証券に期待を寄せるユーザーが多いことがわかった。

これらの意見を参考に、マネックス証券はサービスの質を向上させ、より多くの顧客に選ばれる証券会社を目指していく必要があるだろう。

アンケート回答者の詳細データ

回答者の性別

回答者の年齢

この記事を書いた人

目次