20代におすすめのクレジットカード3選!初めて・見直しの選び方

クレジットカード 20代
この記事でわかること
  • 年会費無料の3枚から、自分の生活に合う最初の1枚を選べる
  • 「7%還元」が自分にとって得かどうかを、直近の明細で判断できる
  • 同棲・結婚・子育てが始まったとき、カードをどう見直すか決められる
  • 2枚目やゴールドカードを、今持つべきかどうかを判断できる

初めてのクレジットカード選びが進まないのは、比べる基準が定まっていないからです。「最大7%」「ポイント◯倍」という数字は、基準がないまま眺めても、自分にとっての優劣を判断できません。

基準は3つです。普段どこで買うか、ポイントを何に使うか、支払日までに口座へお金を残せるか。この3つを確認すれば、最初に比較するカードを絞れます。

カードでよく払うもの最初に比較するカード
コンビニ・チェーン飲食店三井住友カード(NL)
ネット通販・楽天のサービス楽天カード
特に決まっていない・日常の買い物が中心JCB カード W
スーパー・ドラッグストア割引日のある流通系カード

このうちJCB カード W、三井住友カード(NL)、楽天カードの3枚は、いずれも本会員の年会費が無料です。通常還元だけを1ポイント=1円として比べると、月10万円を使った場合の年間差は最大約6,000円相当にとどまります。

20代の1枚は、最大還元率だけでなく、翌月の請求を無理なく払えるかで選びます。

本文の年会費、還元、申込対象、支払日などの条件は、2026年9月2日に各社の公式情報で確認しました。条件は変更される場合があるため、申し込む前に申込画面でも確かめてください。

3つの質問で、あなたに合う最初の1枚がわかります

質問 1 / 3

いまの状況に近いのは?

この記事の監修者
クレジット S 編集長 / FP

国内メガバンク出身/AFP認定者。

目次

20代のクレジットカードの選び方|使う場所と生活の段階で決める

どのカードにするかは、主に使う場所で決まります。一方、支払日や口座の管理方法は、学生か、働いているか、家計を分担しているかによって変わります。同じ20代でも、学生と新社会人、ひとり暮らしと子育て世帯では、お金の流れが異なるためです。

生活の段階ごとに、先に確認したいことは次のとおりです。

生活の段階先に確認すること
学生学生でも申し込めるか。年齢・学校区分・収入条件
新社会人給料日と支払日の相性。口座にお金を残す手順
同棲・結婚生活費をどちらの1枚に寄せるか。家族カードの対象に含まれるか
子育て支出の中心がスーパーやドラッグストアへ移っていないか

スーパーや日用品の支払いが中心なら、流通系カードも候補になります。その場合は、よく行く店の割引日やポイント特典を基準に比べます。

JCB カード W・三井住友カード(NL)・楽天カードを比較

JCB カード W、三井住友カード(NL)、楽天カードは、3枚とも本会員の年会費が無料です。持ち続ける費用では差がつきにくいため、比べるのは条件なしでもらえる通常還元、締め日と支払日、通知・制限の機能です。

基本条件|3枚の年会費・通常還元・支払日を比較

対象店だけの高還元と、条件なしで受け取れる通常還元は、分けて見ないと差を読み違えます。締め日は、その月の請求に含める利用分を区切る日です。毎月いくら口座に残す必要があるかは、締め日と支払日を基準に確認します。

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比べる内容JCB カード W三井住友カード(NL)楽天カード
本会員年会費永年無料(39歳までに入会)永年無料永年無料
通常ポイント200円につき2 J-POINT(1ポイント=1円で使う場合、最大1.0%相当)200円につき1 Vポイント(1ポイント=1円で使う場合、0.5%相当)100円につき1楽天ポイント(1%。一部対象外・還元率が異なる利用先あり)
主な申込対象18〜39歳。本人または配偶者に安定継続収入がある人、または学生(高校生を除く)満18歳以上(高校生を除く)18歳以上(高校生を含む。所定の審査あり)
国際ブランドJCBVisa・MastercardVisa・Mastercard・JCB・American Express(デザインによって選択肢が異なる)
締め日・支払日15日締め、翌月10日払い15日締め翌月10日払い、または月末締め翌月26日払い(金融機関によって26日を選べない場合あり)原則月末締め、翌月27日払い(楽天市場は原則25日締め)
海外旅行傷害保険最高2,000万円(利用付帯。出国前の対象旅行代金の支払いが必要)最高2,000万円(利用付帯。別の「選べる無料保険」へ変更すると旅行保険は適用外)最高2,000万円(出国前に対象となる募集型企画旅行代金の支払いが必要)
通知・使いすぎ対策MyJCBで利用通知、使いすぎアラート・ブロック、利用制限を設定できる利用通知と使いすぎ防止サービスが初期設定され、金額を変更できるアプリやメールで利用情報を確認できる。通知対象外の利用あり

※ 「利用付帯」は、対象となる旅費などをカードで支払った場合に補償が適用される仕組みです。支払日が金融機関の休業日にあたる場合は、原則として翌営業日になります。締め日や請求月は、利用先からカード会社へ売上情報が届く時期によってずれることがあります。

JCB カード Wは、その月の利用分を合計してからポイントに換算します。1回の支払いが200円未満でも、支払いごとに切り捨てられることはありません。

楽天カードは、1回のカードショッピングごとに100円単位でポイントを計算し、100円未満は切り捨てます。また、公共料金や携帯電話料金など、100円につき1ポイントにならない利用先があります。

なぜこの3枚?|20代向けに選んだ6つの基準

初めての1枚、または見直しの1枚として、次の6つを満たすカードに絞りました。いずれも公式情報で確認できる条件です。

  1. 20代が、公開されている申込条件の対象に含まれる
  2. 本会員の年会費が無料で、持ち続ける費用がかからない
  3. 通常還元、支払日、通知・制限機能を公式情報で確認できる
  4. 特典のために支出を増やさなくてよい
  5. 学生、新社会人、通販、旅行のいずれかで、はっきりした役割がある
  6. 30代以降も使い続けられる、または無理なく切り替えられる

順位は付けていません。対象店を使う割合やポイントの使い道が変われば、合うカードも入れ替わるからです。

月5万・10万・15万円|3枚の年間ポイントはいくら違う?

通常の買い物に使い、貯まったポイントを1ポイント=1円として使い切るなら、JCB カード Wと楽天カードの年間ポイントはおおむね同じです。三井住友カード(NL)は通常0.5%なので、対象店で決められた支払い方法を使わない場合、利用額が増えるほど差も広がります。

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月間利用額(年間)JCB カード W三井住友カード(NL)楽天カード
5万円(年60万円)最大約6,000円相当約3,000円相当約6,000円相当
10万円(年120万円)最大約12,000円相当約6,000円相当約12,000円相当
15万円(年180万円)最大約18,000円相当約9,000円相当約18,000円相当
通常還元だけを1ポイント=1円として計算した試算です。端数(楽天カードは1回のカードショッピングごとに計算)、ポイント対象外または還元率が異なる取引、付与時期、ポイントの交換条件、入会キャンペーンは含みません。

基本の計算式は「年間利用額×通常還元率」です。ただし、この差は固定ではありません。三井住友カード(NL)の7%還元をどれだけ利用できるかで、順位は入れ替わります。

三井住友カード(NL)が1%カードに並ぶ基準|対象店の利用が約8%

三井住友カード(NL)は、対象のコンビニ・飲食店で、スマートフォンのVisaのタッチ決済・Mastercardタッチ決済、または対象のモバイルオーダーで支払うと、通常ポイントを含めて7%還元になります。一方、次のような支払いは7%還元の対象になりません。

  • カードそのものをかざすタッチ決済、iD、カードを差し込む支払い、磁気での支払い
  • 商業施設内の店舗など、ポイント加算の対象にならない店舗
  • 1回の支払いが一定金額(原則1万円)を超え、端末にカードを挿して支払った分
  • Google PayやSamsung WalletでのMastercardタッチ決済

では、対象店をどれくらい使えば、通常1%のカードに並ぶのでしょうか。通常還元0.5%、対象店で条件を満たした利用が合計7%になる場合、全体をならした還元率は「0.5%+6.5%×対象店で条件を満たす利用の割合」で計算できます。この式が1%に届くのは、対象店の利用が全体の約7.7%のときです。丸めると、カード利用額の約8%になります。

約8%が月にいくらになるかは、カードを使う金額によって変わります。

月のカード支出対象店で条件どおり支払う金額の目安
5万円約4,000円
10万円約8,000円
15万円約12,000円

この割合を超えるほど、通常1%のカードとの差は大きくなります。たとえば年120万円の利用で、対象店比率が10%なら1%カードより約1,800円相当多く、20%なら約9,600円相当多くなる計算です。逆に約8%に届かないなら、「7%還元」だけを理由に選ぶ必要はありません。見るべきなのは対象店の数ではなく、直近1〜3か月に対象店で使った金額です。

※ 約8%は、通常還元0.5%、対象店での還元7%、各ポイントを1ポイント=1円として使い切る前提の概算です。端数やポイント対象外取引は含みません。Vポイントを1ポイント=1円未満の使い方に充てる場合、1%カードに並ぶために必要な割合は約8%より高くなります。なお、Oliveフレキシブルペイのクレジットモードは対象店で8%となり、三井住友カード(NL)とは還元率が異なります。

マイル・特定の店・海外が目的なら別のカードを比べる

使う目的がはっきりしている人には、この3枚以外が合うこともあります。

  • 特定の航空会社を継続して利用し、マイルの使い道まで決まっている
  • 通勤路線、よく行くスーパー、携帯電話会社などの特典が、通常還元の差を上回る
  • 海外での利用が多く、海外事務手数料や現地サポートを優先したい
  • 有料カードの保険やラウンジを実際に使い、年会費以上の価値を受け取れる

その場合も、特典の金額だけで決めず、年会費、条件を満たすために必要な支出、ポイントの有効期限、支払日まで含めて比べます。今のカードで目的を満たせるなら、そのまま使い続ける方法もあります。

【タイプ別】20代におすすめのクレジットカード

ここからは、生活の段階ごとに選び方を説明します。年齢が同じでも、使う場所、支払日、ポイントの使い道が違えば、合うカードも管理の仕方も変わります。

学生・初めての1枚|JCB カード Wは通常還元と管理機能で選ぶ

学生や初めてカードを持つ人は、JCB カード Wから比べると分かりやすいでしょう。普段の買い物で最大1.0%相当のポイントを受け取れるうえ、通知や使いすぎ防止の機能も設定できます。

申込対象は、18歳以上39歳以下で本人または配偶者に安定した継続収入がある人、または18歳以上39歳以下の学生(高校生を除く)です。39歳までに入会すれば、40歳以降も年会費無料のまま使い続けられます。

  • 普段の買い物は200円につき2 J-POINTで、1ポイント最大1円相当
  • 優待店は原則として事前のポイントアップ登録が必要(一部、登録不要の店あり)
  • MyJCBで利用通知、使いすぎアラート・ブロック、利用制限を設定できる

最初の1枚に挙げる理由は、還元率だけでなく、通知や金額アラート、利用制限を支出管理に使える点にあります。使い始めは、スマートフォン料金や動画配信など、毎月の金額を把握しやすい支出から移します。請求の流れをつかみやすいためです。

国際ブランドはJCBのみです。ただし、「JCB以外も使いたい」という理由だけで、最初から何枚も申し込む必要はありません。2枚目は、実際に必要な場面が見えてから検討すれば十分です。

新社会人|三井住友カード(NL)は支払日と対象店の利用割合で選ぶ

新社会人が先に確認したいのは、還元率だけでなく支払日です。三井住友カード(NL)は、15日締め翌月10日払いと、月末締め翌月26日払いを選べます。ただし、金融機関によっては26日払いを選べません。給料日の直後に支払日が来るほうが管理しやすいか、翌月10日までカード代金を残しておけるかを、自分の給料日と照らして選びます。

対象カードを本会員として保有する25歳以下なら、「リワードアップ U25」も選ぶときの手がかりになります。対象のサブスクで最大+9.5%、対象の携帯料金で最大+1.5%、対象条件を満たしたPayPay支払いで最大+0.5%の上乗せがあります。ただし、対象サービスや支払い方法、付与上限などの条件つきです。

還元のために契約を増やせば、家計としては支出が増えるだけです。

すでに支払っている料金の引き落とし先を移せるかどうかで判断しましょう。使いすぎ対策は初期設定されますが、利用可能枠は「使ってよい予算」ではありません。毎月の予算は、利用可能枠ではなく、手取りと固定費から決めます。

通販・楽天中心|楽天カードはポイントを使い切れるかで選ぶ

楽天カードは、普段の買い物で原則100円につき1楽天ポイントが貯まります。国際ブランドは4つありますが、デザインによって選べるブランドが異なります。一部、ポイント対象外または還元率が異なる利用先がある点にも注意が必要です。大切なのは、どれだけ貯まるかより、余計な買い物をせずに使い切れるかです。通常ポイントは1ポイント=1円として、毎月のカード支払いのうちショッピング利用分に50ポイントから充てられます。買い物を増やさずにポイントの価値を受け取れることが強みです。

一方、SPUやキャンペーンには、エントリー、付与上限、期間限定ポイントなどの条件があります。最大倍率がいつでも付く前提で比べると、実際より得に見えます。次のような使い方になりそうなら、選ぶ理由を見直してください。

  • ポイント倍率のために、使う予定のなかったサービスへ加入する
  • 期間限定ポイントを消化するために、不要な買い物をする
  • 楽天以外での利用が中心なのに、キャンペーンだけで選ぶ

支払いは原則として月末締め、翌月27日です。楽天市場の利用分は原則25日締めとなるため、26日以降の利用分が翌々月の支払いへ回る場合があります。給料日が25日ならカード代金を移しやすい一方、入金直後に生活費を使うと残高が足りなくなることがあります。楽天e-NAVIやアプリでは原則翌月12日ごろから請求額を確認できます。口座に残す金額の基準になるのは、利用直後の通知ではなく確定後の明細です。

同棲・結婚・子育て|生活費をどの1枚に寄せるかを決める

同棲や結婚をしても、すぐにカードを作り直す必要はありません。決めるのは、共同の生活費をどの1枚に寄せるか、引き落とし口座をどうするかの2つです。支払いを1枚に集めると、明細を共同支出の確認に使いやすくなります。

家族カードの対象は3枚で同じではありません。JCBと三井住友カードは、生計を同じくする配偶者・親・高校生を除く18歳以上の子が基本です。JCBは国際結婚・同性パートナー・事実婚のパートナーを配偶者に含め、姓が違う場合は本会員のカード裏面にある電話番号から申し込めます。ただし、この場合は新規入会と同時の申し込みやMyJCBからの手続きができません。本会員が学生の場合、JCBでは家族カードを申し込めず、三井住友カードでは配偶者に限られます。楽天カードは、生計を同じくする配偶者・親・18歳以上の子が対象で、高校生も18歳以上なら申し込めます。配偶者には内縁の相手方と同性パートナーも含まれます。

  • 生活費用の口座を決め、毎月決まった額を2人で入れる
  • 食費・日用品などの共同支出は、どちらか1枚のカードに寄せる
  • 個人の支出は、それぞれ自分のカードのまま分けておく
  • 家族カードを出す場合は、利用可能枠が本会員と共有されること、支払いが本会員の口座にまとまることを押さえておく

子どもが生まれると、スーパー、ドラッグストア、日用品の支出が増えることがあります。よく利用する店舗がコンビニの7%還元や楽天市場の特典の対象でなければ、これらの還元はほとんど受け取れません。利用するスーパーが決まっているなら、対象日に割引のある流通系カードを、店舗の特典で比較して追加する方法もあります。

ただし、割引や還元より、支払いを1枚にまとめて毎月の支出を把握できる状態のほうが、この時期の家計は楽になります。自治体や医療機関によっては、保育料や医療費などカードで支払えない支出もあります。ポイントの最大化は後回しでかまいません。

旅行・出張が増えたら|国際ブランドと保険の適用条件で選ぶ

旅行や出張が増えたら、商品名より先に、国際ブランドと旅行保険の適用条件を比べましょう。今回の3枚では、三井住友カード(NL)がVisaまたはMastercard、楽天カードが4ブランドから選べます。ただし、楽天カードはデザインによって選べるブランドが異なります。JCB カード WはJCBのみなので、渡航先や利用する店舗によっては、別の国際ブランドが必要になる場面があります。

3枚とも最高2,000万円の海外旅行傷害保険がありますが、適用には条件があります。JCB カード Wは、日本を出国する前に対象となる公共交通機関や募集型企画旅行の代金をカードで支払うことが条件です。三井住友カード(NL)も、初期設定の旅行安心プランでは所定の旅費の支払いが必要になります。楽天カードは、出国前に対象となる募集型企画旅行の代金を支払う必要があり、航空券だけの支払いでは条件を満たさない場合があります。「保険付き」という表示だけで判断せず、対象になる旅行代金、補償内容、補償されない条件を旅行前に確かめましょう。

三井住友カード(NL)は「選べる無料保険」により、入会後に旅行傷害保険を別の保険へ変更できます。変更すると海外旅行傷害保険は適用されなくなるため、出発前に今の設定を見ておきます。

クレジットカードが届いてから3か月の使い方

使う場面を急に増やすと、どの代金がいつ請求されるのか分からなくなります。カードが届いても、固定費や日常の買い物を一度に移さず、順番に慣らしていきましょう。

最初の3か月は、ポイントを増やすより、請求の流れを覚える期間と考えましょう。

STEP
1か月目|少額・固定の支出だけで試す

スマートフォン料金、定額の動画配信、いつもの交通費など、金額と利用先を思い出しやすい支出から始めます。利用通知をオンにしておけば、決済後に通知が届くか、アプリにどう表示されるかを確かめられます。

STEP
2か月目|通知と確定明細の差を見る

使ったときに届く通知の金額と、確定した請求額を見比べます。公共料金やETCなどは、使った日と請求される月がずれることもあります。口座に残す金額の基準は、利用通知ではなく確定後の明細です。

STEP
3か月目|カードの役割が合っているか確かめる

確認するのは3点です。三井住友カード(NL)なら、対象店で条件を満たす利用がカード利用額の約8%に届いたか。楽天カードなら、余計な支出をせずにポイントを使えたか。JCB カード Wなら、通知や制限の機能が支出の管理に役立ったかを見ます。この結果から、カードの役割が生活に合っているかを判断できます。

ここで混ざりやすいのが、利用通知、確定明細、口座残高の3つです。似ているようで、役割は異なります。

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確認するもの確認する時期分かること
利用通知通知が届いたとき利用があったことの速報。請求額の確定ではない
確定明細請求額の確定後支払額、支払区分、手数料など
口座残高支払日の前営業日引き落としに必要な金額が足りるか

3か月使って合わないと感じたら、2枚目を作る前に、カードを使う場所と予算設定を見直します。特典に生活を合わせるのではなく、今の生活にカードが合っているかを確かめます。

支払日までに口座へお金を残す手順

給料日の直後に支払日が来るなら安心、と考える方もいるでしょう。ただし、給料が入った直後に家賃や生活費を支払えば、カード代金が足りなくなることがあります。大切なのは日付の近さではなく、引き落とし分を先に分ける手順です。

  • 給料日に、確定したカード代金を支払口座に残す
  • 確定前の分も含め、次回請求の見込み額をアプリで確認する
  • 支払日の前営業日に、口座残高をもう一度確認する
  • ボーナスや臨時収入を当てにして、一括で支払えない買い物をしない

残高不足に気づいたら、利用しているカード会社へ早めに連絡してください。再引き落としの有無や振込先は、カード会社や金融機関によって扱いが異なります。

申し込み前の5つの確認と、利用開始までの7つの設定

自分に合うカードを選べても、申込時や利用開始後の設定を確認しなければ、リボ手数料や残高不足につながることがあります。申込画面で確認するのは次の5つです。

  1. 年会費は2年目以降と追加カードまで見る
    • 「初年度無料」と「永年無料」は別ものです。本会員が無料でも、ETCカードには別の年会費や無料条件が設定されることがあります。楽天カードは原則550円(税込)で会員ランクなどによる無料条件があり、三井住友カード(NL)は初年度無料、2年目以降は前年のETC利用に応じて無料になります。JCB カード WのETCスルーカードは、2026年11月10日以降、有効期限月に応じて新しい年会費条件が順次適用されます。
  2. 最大還元率ではなく、普段の支出で計算する
    • 1%と0.5%の差は、年120万円の利用で約6,000円相当です。一方、対象店で7%還元の条件を満たせれば逆転することがあります。直近1〜3か月の支出を、店の種類ごとに分けて確かめましょう。
  3. 支払日の前に、残高を確保する手順を決める
    • 給料日にカード代金を取り分け、支払日の前営業日にもう一度残高を見る。この2つを先に決めておきます。
  4. 通知だけでなく、金額アラートと制限まで使う
    • アラートの基準にするのは、カード会社が設定した利用可能枠ではなく、自分で決めた月予算です。週1回は利用明細を、月1回は確定した請求額を確認します。
  5. 年齢限定カードは、申込期限と将来の扱いを見る
    • 一定の年齢で別カードへ切り替わるのか、特典だけが終わるのか、新規申込時だけ年齢条件があるのかを確認します。30代以降も使い続けられるかまで見ておきます。

最終的な条件は、申込画面に表示される内容が基準です。

申し込みから利用開始後まで、次の7項目を確認します。

STEP
申込画面で支払方法を確認する

自動リボ、リボ専用、キャッシング枠の説明を読み、必要のないものは選びません。

STEP
到着後に1回払いの設定を確認する

店頭で一括払いと伝えても、自動リボが有効になっていると、カード会社側でリボ払いとして処理される場合があります。

STEP
公式アプリと本人認証を設定する

SMSやメールのリンクからではなく、公式サイトや正規のアプリから登録します。

STEP
利用通知と予算アラートをオンにする

アラートの金額を高くしすぎなければ、身に覚えのない利用や使いすぎに早く気づけます。

STEP
固定費は最初から全部移さない

最初の1〜3か月は、金額を把握しやすい支出に絞り、請求の流れを確かめます。

STEP
支払日の前に残高を確認する

給料日と支払日が近くても、引き落とし分は先に取り分けておきます。

STEP
確定明細を毎月確認する

利用先、金額、支払区分、手数料に加え、ポイント対象外または還元率が異なる利用がないかを確認します。

リボ払いと身に覚えのない請求

リボ払いは毎月の支払額を一定にできる一方、支払いが長引き、手数料の負担が大きくなることがあります。自動リボを解除しても、解除前に利用した残高が自動的に1回払いへ変わるとは限りません。残高、手数料率、完済予定日、一括返済の方法を、明細やカード会社の公式窓口で確認してください。

身に覚えのない請求や不審な通知があれば、SMSやメールに記載されたURLは開かず、公式アプリまたは自分で登録した公式サイトから明細を確認し、すぐにカード会社へ連絡します。支払いが難しいと分かった場合は、別のカードやキャッシングで補おうとせず、カード会社や消費者ホットライン「188」などへ早めに相談してください。

クレジットカードの審査は年齢だけでは決まらない

審査の基準は、各カード会社が公表していません。そのため、申し込む前に結果を見通すことはできません。

「20代なら通りやすい」とは断定できません。

  • 公開されている年齢条件や、学生が申し込めるかを確認する
  • 職業、年収、住居、連絡先を事実どおりに入力する
  • 支払日を守り、何枚も申し込むこと自体を目的にしない

信用情報には、クレジットやローンの契約内容、請求額、入金状況など、取引の事実が記録されます。どの記録をどこまで重視するかは、カード会社によって異なります。申込者側でできるのは、支払日を守り、無理のない範囲で使い続けることです。

今のカードはどうする?継続・切り替え・2枚目・見送りの決め方

すでにカードを持っているなら、新しいカードを探す前に、今の1枚を残せないか考えます。生活圏や支払いの管理に不満がなければ、継続で十分です。

継続|年会費・通常還元・管理機能に不満がなければ残す

今のカードが年会費無料で、通常還元も普段の支出に合っているなら、そのまま使い続けます。入会特典は一度きりですが、支払先の変更や旧カードの解約には手間がかかるためです。不満が「ポイントが少ない気がする」だけなら、直近3か月の利用額から年間の差額を計算し、その金額が切り替えの手間に見合うかで判断します。

切り替え|生活が変わったときに見直す

転職、引っ越し、同棲、通販の増加、出張の開始などで支出の中身が変わったときが、見直しのタイミングです。ただし、一時的な変化なら急ぐ必要はありません。1〜3か月分の明細を見て、新しい使い方が続きそうかを確かめます。

  • よく使う店が変わり、実際に受け取れる金額がはっきり増える
  • 給料日や家計の分担が変わり、今の支払日では管理しにくい
  • 必要な国際ブランドを選べず、使いたい場所で困っている

切り替え先が決まっても、旧カードの解約は急がないほうが安全です。新しいカードを受け取り、公共料金やサブスクなどの支払先を変更し、確定前の明細と残ったポイントを確認してから解約手続きへ進みます。

追加|1枚目にない役割がある場合だけ2枚目を持つ

20代で初めてカードを持つなら、まずは1枚で管理する方法がおすすめです。それでも2枚目に意味があるのは、役割がはっきり分かれる場合です。たとえば、国内ではJCB、海外ではVisaという分担や、普段は1%カード、対象店だけ三井住友カード(NL)という使い分け、共同生活費用と個人用の分担があります。

反対に、同じ店や同じ用途で2枚を使うと、明細とポイントの管理が複雑になります。基準は、1枚目にない役割があるかです。増える年間ポイントだけでなく、年会費、ポイントの失効、利用額が分かれることで達成できなくなる特典まで含めて比べます。

見送り|後払いが家計に合わないなら無理に申し込まない

今はカードを作らない、という結論でもかまいません。翌月の請求額を一括で支払える見通しが立たない、明細を確認する習慣を作れない、入会特典のために予定になかった支出を増やそうとしている。こうした状態なら、今は申し込む時期ではありません。

後払いを避けたいなら、デビットカードやプリペイドカードも使えます。デビットカードは原則として利用時に口座から引き落とされ、プリペイドカードは先に入金した金額の範囲で使います。

後払いが必要ないなら、無理にクレジットカードを持つことはありません。

すでに支払いの遅れや借入の返済で困っている場合は、新しいカードで解決しようとせず、利用中のカード会社や公的な相談窓口へ早めに相談してください。

申し込むか迷ったら、5つの質問で決める

迷いが残ったら、5つの質問を上から順に確認します。答えをたどれば、申し込む、今のカードを続ける、今回は見送るのどれかに絞れます。

申し込むかどうかを決める5つの質問
  1. 翌月1回払いの代金を、支払日の前に用意できるか
    • 難しいなら今回は見送り、デビットカードまたはプリペイドカードを検討します。
  2. 今のカードで、年会費・通常還元・管理機能に困っているか
    • 困っていなければ継続が基本です。カードを持っていない人と、生活が変わった人は次へ進みます。
  3. 楽天ポイントを無理なく使い切れるか
    • 使い切れて、27日払いも管理しやすいなら、楽天カードを第一候補にできます。
  4. 対象店で条件を満たす支払いが、カード利用額の約8%以上あるか
    • Vポイントを1ポイント=1円として使えることが前提です。満たすなら、三井住友カード(NL)を第一候補にできます。
  5. 18〜39歳で、通常還元と管理機能を重視するか
    • 主に国内でJCBを使い、ポイントを1ポイント=1円で活用できるなら、JCB カード Wを第一候補にできます。最後に公式ページで申込条件を確認してください。

どの条件にも当てはまらなければ、今すぐカードを作る必要はありません。

今回は申し込まない。それも十分に合理的な結論です。

20代のクレジットカードでよくある質問

20代はクレジットカードを何枚持つべきですか?

初めてなら、まず1枚で十分です。請求、通知、ポイントの流れを3か月ほど確認しましょう。JCB以外の国際ブランドが必要になった、対象店だけ別のカードを使いたいなど、2枚目の役割がはっきりしてから追加します。

同棲や結婚をしたら、カードは作り直すべきですか?

すぐに作り直す必要はありません。決めるのは、共同の生活費をどちらの1枚に寄せるかと、引き落とし口座です。JCBと三井住友カードの家族カードは、配偶者・親・高校生を除く18歳以上の子が基本です。楽天カードは18歳以上なら高校生の子も対象に含まれます。JCBは事実婚・同性パートナー・国際結婚のパートナーを、楽天カードは内縁の相手方と同性パートナーを、それぞれ配偶者に含めています。家族カードの利用可能枠は本会員と共有され、支払いも本会員の口座にまとまります。支出の中心がスーパーへ移ったら、割引日のある流通系カードも比べてみましょう。

20代の利用限度額はいくらですか?

利用可能枠はカード会社が個別に決めるため、年齢だけでは決まりません。気をつけたいのは、利用可能枠と月の予算は別ものだということです。利用通知や予算アラートには、自分で決めたカード予算を設定し、枠より低い金額で管理してください。

学生と新社会人では、どちらが申し込みやすいですか?

どちらが有利かは、カード会社が審査の基準を公表していないため分かりません。公開されている申込条件を確認し、申込時点の職業や収入を正確に入力してください。

年会費無料の3枚なら、ETCカードもずっと無料ですか?

本会員が無料でも、ETCカードには別の年会費や無料条件が設定されることがあります。楽天カードのETCカードは年会費550円(税込)で、楽天PointClubの会員ランクがダイヤモンドまたはプラチナなら無料です。三井住友カード(NL)は初年度無料で、2年目以降は前年度にETC利用の請求が1回以上あれば無料、なければ550円(税込)です。JCB カード WのETCスルーカードは現在無料ですが、2026年11月10日以降、カードの有効期限月に応じて新しい条件が順次適用されます。新条件では初年度無料で、2年目以降は前年にETC利用の支払いが1回以上あるか、ショッピング利用合計が50万円(税込)以上なら無料です。どちらも満たさない場合は550円(税込)となります。

20代でもゴールドカードを選ぶべきですか?

20代という理由だけで選ぶ必要はありません。旅行保険、ラウンジ、年間利用特典のうち、実際に使うものの価値が、年会費と管理の手間を上回るかで判断します。年間利用の条件を満たすために、不要な支出を増やさないことも大切です。

入会キャンペーンが大きいカードを選ぶべきですか?

キャンペーンは、条件を満たしたときだけ受け取れる一度きりの特典です。先に比べたいのは、2年目以降の年会費、通常還元、支払日、ポイントの使い道です。特典のために支出が増えれば、家計としては得になりません。

使った覚えのない通知が来たら、どうすればよいですか?

通知に書かれたURLは開かず、公式アプリか、自分で登録した公式サイトから明細を確認してください。身に覚えのない利用なら、そのままカード会社へ連絡します。メールやSMSのリンクから開いた画面に、カード番号、暗証番号、ID、パスワード、ワンタイムパスワードを入力してはいけません。

まとめ|20代のクレジットカードは無理なく払えるかで選ぶ

20代のカード選びで差がつくのは、広告に出る最大還元率ではありません。条件なしで受け取れる通常還元と、毎月の請求を支払える仕組みまで含めて判断することが大切です。

  • カードは使う場所で選び、管理の仕方は生活の段階に合わせる
  • 最大還元率ではなく、直近1〜3か月の支出から実際に受け取れる金額を計算する
  • 今のカードに不満がなければ継続し、生活が変わったときに切り替えや追加を検討する

どのカードを選んでも、申込前には自動リボの有無、締め日・支払日、通常還元、通知設定を確認します。利用開始後は1回払いを基本にし、毎月の確定明細まで見ておきます。後払いの管理に不安が残るなら、デビットカードやプリペイドカードを選びましょう。

目指すのはクレジットカードを持つことではなく、支払日を無理なく守れる状態を作ることです。

出典

JCB「JCB カード W」
JCB「J-POINTの仕組み」
JCB「ご利用代金のお支払いについて」
JCB「My安心設定」
JCB「JCBオリジナルシリーズ 付帯保険の補償内容とカード別の保険内容」
JCB「家族カードのご案内」
JCB「別姓のパートナーも家族カードの申し込みはできますか?」
JCB「ETCスルーカード年会費見直しのご案内」
三井住友カード「三井住友カード(NL)」
三井住友カード「お支払い日の変更」
三井住友カード「対象のコンビニ・飲食店で最大8%還元!」
三井住友カード「リワードアップ U25」
三井住友カード「選べる無料保険」
三井住友カード「家族カードのご案内・お申し込み」
三井住友カード「三井住友ETCカード年会費について」
楽天カード「楽天カード」
楽天カード「高校生でも作れる!クレジットカードや代わりに持てるカードも紹介」
楽天カード「カード利用による獲得ポイントの還元率が異なるご利用先」
楽天カード「家族カード」
楽天カード「楽天カードの締め日と引き落とし日は?引き落としの日にちや支払方法は変更できる?」
楽天カード「ポイントで支払いサービス」
楽天カード「クレジットカード付帯の海外旅行傷害保険」
国民生活センター「【用語解説】リボ払い(リボルビング払い)とは何か。」
国民生活センター「【リボ払い】クレジットカードのリボ払いを解除したのに、翌月もリボ払いが続いていた。対処方法を知りたい」
消費者庁「クレジットカードの不正利用にご注意ください!」
消費者庁「消費者ホットライン」
CIC「信用情報 早わかり!」

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