MENU

楽天証券の人気商品ランキングを紹介!投資家に選ばれているおすすめ銘柄とは

この記事で解決できるお悩み
  • 楽天証券の人気商品が知りたい
  • 楽天証券でどの投資信託を購入するべきか迷っている
  • 投資先を選ぶポイントが知りたい

楽天証券は、取り扱う金融商品の多さにおいて定評のある証券会社だ。収益獲得の機会を広げてくれるところは魅力だが、一方で最適な投資先を選ぶのが難しいという課題もある。

そこで本記事では、楽天証券で人気の投資信託や株式銘柄を紹介し、それらが投資家に選ばれる理由を分析する。

また、ランキングを活用した選び方の手順や、注意すべきポイントについても解説する。

ご自身の状況に合わせた最適な投資先やおすすめの証券会社を見つける一助として、本記事を活用していただきたい。

あなたにあった資産運用のプロを検索!

目次

楽天証券で人気の投資信託

まずは、楽天証券における人気の投資信託について確認しよう。

楽天証券の「買付金額ランキング」

以下は、2024年7月29日から8月2日に買付された投資信託のランキングである。

スクロールできます
順位ファンド名実質信託報酬リターン(3年)シャープレシオ(3年)
1eMAXIS Slim米国株式(S&P500)0.09372 %+77.93%1.24
2eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)0.05775 %+61.64%1.18
4楽天・S&P500インデックス・ファンド0.077 %
3楽天日本株4.3倍ブル1.243 %+177.69%0.82
5楽天・全米株式インデックス・ファンド0.162 %+69.69%1.14
出典: 全銘柄ランキング(買付金額) | ランキング | 投資信託 | 楽天証券

3位の「楽天日本株4.3倍ブル」を除き、インデックス型が上位を占めた。

低コスト商品のほか、米国株式を中心としたグローバル投資商品への関心の高さが伺える。

eMAXIS Slimシリーズ

1位と2位にランクインしたのは、eMAXIS Slimシリーズの2本である。同シリーズは、コスト負担の低さと運用成績のバランスの良さで、長く人気を集めている。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の信託報酬は年率0.09372%、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)の信託報酬は年率0.1144%と非常に低い。長期的な資産形成に適した投資信託として評価されている。

楽天日本株4.3倍ブル

楽天日本株4.3倍ブルは、国内株式を対象としたブル型ファンドである。

ブル型ファンドとは、市場が上昇することを前提として運用されるファンドのことで、特定の市場指数や株価の上昇に対して高いレバレッジをかけて投資する。

たとえば、当ファンドなら、日本の株価指数の上昇に対して4.3倍のリターンを目指す。

ブルベア型ファンドは高いレバレッジをかけるため、短期間で大きな利益を狙える。基本的に短期投資向けであり、長期的な投資には向いていない。

市場の変動に非常に敏感であり、予期しない市場の変動によって大きな影響を受ける可能性もあるため、慎重に検討すべき商品である。

楽天・S&P500インデックス・ファンド

S&P500指数(配当込み、円換算ベース)への連動を目指し、マザーファンドを通じて主に米国株式に投資する商品だ。

信託報酬は年率0.077%と、同種の商品に比べて競争力がある。

同じS&P500との連動を目指す「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」と比較した場合、信託報酬はわずかに楽天が低く、設定日はeMAXISが古い。

ただし、基本的には同じ指数との連動を目指すため、どちらを選んでも安定した米国株式市場の成長を享受できる。

楽天・全米株式インデックス・ファンド

CRSP USトータル・マーケット・インデックスに連動する投資成果を目指すファンドである。

S&P500は、米国の主要500社を含むものだが、この指標は大型株から小型株までの約4000銘柄をカバーする。

そのためリスク分散効果は大きく、比較的安定している点が特徴だ。米国株式に興味はあるが、リスク許容度が低めという投資家にもおすすめできる。

楽天証券の投資信託をおすすめする理由

楽天証券での投資信託購入をおすすめする理由は、以下の通りである。

豊富な商品柄ラインナップ

楽天証券の投資信託取扱数は、2024年6月28日現在で2,574本(外貨建てMMF含む)となっている。

選択肢は多いが、詳細な条件設定が可能な「投信スーパーサーチ」を利用すれば、非常に簡単に絞り込みがかけられる。

ポイント還元率を条件として絞り込みが可能なのは、還元を重視する楽天ならではと言えるだろう。

すべての投資信託で買付手数料が無料  

楽天証券では、取り扱うすべての投資信託の買付手数料が無料だ。初期費用を抑え、運用効率を高められる​​。

たとえば、昨今人気を集めている「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース」の購入時手数料率は、運用会社では3.3%を上限とすると定められている。

実際、対面証券では3.3%程度としているところもあるが、楽天証券でなら負担はゼロだ。

積立投資で少額から投資できる

少額から始めたい方、購入するタイミングがわからない方、自動で購入したい方には、投信積立がおすすめだ。

毎月最低100円から、1円単位で金額が調整できる。

楽天ポイントが貯まる・使える

楽天証券での投資信託購入は、ポイントを効率的に貯められる点も大きな魅力だ。

  • 楽天ポイントで投資信託を購入
    • 楽天市場でのポイント還元率がアップ
  • 楽天キャッシュ決済で投信積立
    • 買付代金の0.5%がポイント還元
  • 楽天ポイントを利用した自動積立も可能
    • 毎月決まった額を自動で投資信託に積立てできる

このようなポイントを活用した投資の仕組みについては、弊社が楽天証券のユーザーを対象に実施したアンケートでも高い評価を受けていた。これは同証券の明確な強みとなっており、投資家から信頼を得る要因にもなっている。

楽天ブランドの投資信託にアクセスしやすい

グループ内の運用会社「楽天投信投資顧問」が設定・運用する投資信託へのアクセスが容易だという点も、楽天証券を活用する利点だろう。

たとえば、以下のような投資信託・ETFがある。

インデックス・シリーズ

楽天投信のインデックスファンドは、多くがバンガードのETFを実質的な主要投資対象としている。

これにより低コストで分散効果の高い効率的商品が実現できている。

たとえば「楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド」の管理費用は0.0561%と、わずかではあるが「eMAXISSlim全世界株式(オール・カントリー)」の0.05775%より安くなっている。

このような低コストの設定は、長期的な投資リターンに大きな影響を与える要素である。

レバレッジ、ブル・ベアファンド

楽天では、「楽天日本株4.3倍ブル」を含む合計9本のレバレッジやブル・ベアファンドがある。

短期的な投資機会を捉えようとする、高リスク・高リターンを追求する投資家にも十分満足できるラインナップとなっている。

成功報酬型ファンド

成功報酬型ファンドという選択肢もある。これは、ファンドの運用成績に応じて報酬を受け取る仕組みの投資信託で、運用成果が出ない場合、運用会社の報酬も抑えられるものである。

たとえば、グローバル分散投資を行う「楽天みらいファンド」は、基本報酬(純資産総額に対して年率0.495%)と成功報酬(新規設定来の最高値更新時に、超過分の11%)を設定している。

このような仕組みにより、運用会社と投資家の利益が一致し、より透明性の高い運用が期待できる。

あなたにあった資産運用のプロを検索!

楽天証券で人気の株式銘柄

ここからは、株式の個別銘柄に焦点を当て、ランキングの見方について確認をしたうえで、楽天証券で株式投資をするべき理由についても考察する。

人気銘柄ランキング

まずは、楽天証券内で人気銘柄を確認しよう。楽天証券では、国内株式のランキングは「売買代金、出来高、値上がり・値下がり、信用残、積立、楽天証券内」がある。

ここでは「楽天証券内>デイリーランキング」を確認する。

以下は、2024年7月31日の前後場売買代金上位10銘柄だ。

スクロールできます
売り買い
ディスコ(6146)
レーザーテック(6920)
東京エレクトロン(8035)
NF日経レバ(1570)
三菱UFJフィナンシャルG(8306)
三菱重工業(7011)
ソフトバンクグループ(9984)
SCREENホールディングス(7735)
トヨタ自動車(7203)
商船三井(9104)
ディスコ(6146)
レーザーテック(6920)
東京エレクトロン(8035)
NF日経レバ(1570)
三菱UFJフィナンシャルG(8306)
三菱重工業(7011)
ソフトバンクグループ(9984)
トヨタ自動車(7203)
オリエンタルランド(4661)
商船三井(9104)
出典:ランキング:楽天証券内-国内株式 | 楽天証券

できれば、楽天証券のページにアクセスし、最新のランキングデータを参照しながら次の作業を一緒に行って欲しい。

楽天証券のデイリーランキングを確認する

ランキングを見るときに最初に行うべきは、「自分はいま、何の順位を見ているのか」を確認することだ。

具体的には、「対象データ、対象期間、および基準」が何かを確認する。

たとえば上記ランキングなら、「これは楽天証券内だけのもので、なおかつ1日だけの結果だ」ということを、しっかり心に留めておくこと。

そのうえで、以下のような情報を把握して欲しい。

全体的な市場動向

ランキング上位に入っている銘柄の業種やセクターを確認することで、現在の市場のトレンドや投資家の関心分野を理解できる。

上記データでは、半導体関連銘柄(例: ディスコ、東京エレクトロン、SCREEN等)が複数ランクインしていることから、このセクターが市場で注目されていることがわかる

売りと買いの違い

売りと買いの両方の売買代金ランキングが提供されている。これを比較することで、投資家の売買動向を把握できる。

たとえば、売りと買いの両方で上位に入っている銘柄は、非常に流動性が高く、短期的な売買が活発であることを示す。

片方しか入っていない場合は、さらに調査するサインだと言える。

市場のセンチメント

ランキング上位の銘柄のセクターや、ETFなどの傾向から、センチメント(投資家の期待や不安)が確認できる。

上記データでは、レバレッジ型ETF(例: NF日経レバ)の順位が高いので、投資家のリスク選好度が高まっていると考えられる。

個別銘柄の注目度

普段上位に来ない銘柄が突然ランクインした場合、なんらかのニュースや材料が出た可能性がある。

上位に位置する銘柄は、大企業・業界リーダーや高い成長性・技術力のある企業、市場の主要インデックス構成銘柄が多い。

市場規模別の動向

ランキングは「全市場」のほか、プライム、スタンダード、グロース別も確認できる。投資家の関心がどの規模の企業に向いているかを把握できる。

短期的な人気か、トレンドが形成されたか

デイリーとウィークリーのランキングの比較により、銘柄人気が短期的なものか、トレンドを形成しているのかを確認できる。

楽天証券での株式投資がおすすめな理由

国内株式を保有するだけなら、正直なところ人気のネット証券の間に大きな差はない。

それでも楽天証券がおすすめ、という理由もある。

  • ポイント蓄積・利用ができる。楽天証券内で行う取引の多くで「ポイントが貯まる」「ポイントを使える」
  • 情報量が多い。検索もしやすいため、目的の情報に簡単に到達できる
  • 手数料が安い。国内株式現物やNISAの手数料0は増えたが、信用、単元未満、IPO、米国株など、無料の範囲が幅広い
  • とにかくキャンペーンが多く、常に「お得」が提供されている

楽天証券の良さは、「とにかく多い」という点に尽きる。多くの選択肢から自分に合ったものを選び出すという点は、楽天グループに共通するコンセプトなのだろう。

持っておいて損はなく、最初の証券口座としても、他口座との併用で持つにしても、おすすめできる。

楽天証券の人気銘柄からあなたにおすすめの商品を見つけるには

ここでは、ランキングやおすすめ銘柄等を参考に、自身に合った投資商品を見つける方法を紹介する。

人気商品が自分に合っているか確認するステップ

まずは、気になった商品をリストアップしていこう。この時点では良いと思ったものを幅広く挙げていけば良い。

STEP
基本情報の収集

リストアップした商品について、過去のパフォーマンス、リスクレベル、手数料、最低投資金額などを調査しよう。

スプレッドシートなどに記入しても良い。

STEP
自己分析

ここで一旦、自身について振り返ろう。

①投資目的は何か、②自分のリスク許容度はどうか、③投資可能な金額はいくらか、④投資期間はどのくらいかなどを整理する。

STEP
商品の絞り込み

候補リストと自己分析を突き合わせ、現在の自分の状況に合わない商品は除外しよう。

STEP
詳細調査と比較

絞り込んだ商品については、より詳細な情報を集めて検討しよう。

個別銘柄なら業績報告やアナリストの評価、投資信託なら運用レポートや投資方針を確認すると良い。

投資意思決定では、必要に応じて前の段階に戻ったり、新たな情報を加えたりしながら進めると良い。

このとき、専門家の意見を取り入れることで、より洗練された投資戦略を立てることが可能になる。

専門家とともに投資商品を選ぶメリット

専門家と共に投資商品を選ぶことには、多くの利点がある。

投資家は自身の投資に対して、主観的になりがちである。しかし、専門家が加わることで、自分では見落としがちなリスクや機会に気づくことができる。

もちろん、専門家の持つ知識や経験を自分の力として活用することも可能である。

リスクの把握や長期的視点を維持する助けになるなど、メリットは多くある。

もちろん、個人の財務目標に合わせて、ポートフォリオ構築から始めることも可能だ。助言を受ける専門家には、頼れるプロであることが不可欠だ。

具体的には、資産運用についての知識や経験を有していること、具体的な商品に関する投資助言ができること、そして投資家それぞれの事情に合わせたカスタムメイドのアドバイスができることである。

これらの条件をすべて満たす専門家では、独立系フィナンシャルアドバイザー(IFA)がベストな選択だ。

「わたしのIFA」で資産運用のプロを探す

IFAは、特定の金融機関に所属せず、独立・中立的な立場から投資家に資産運用のアドバイスをする専門家だ。

日本ではまだマイナーだが、欧米では広く普及し多くの投資家に認知されている存在である。

IFAとして活躍する人のほとんどは、証券会社や銀行、保険代理店など、金融業界での職務経験がある人だ。

よって、身元や信頼性については、あまり心配する必要はない。しかし、それぞれに専門分野や強みが異なるため、IFAの知識や経験については確認しておく必要がある。

このときに活躍してくれるのが、検索サイト「わたしのIFA」だ。簡単な質問に答えるだけで、あなたと相性の良さそうな候補IFAを複数リストアップしてくれる。

優良IFAのみが登録できるサービスで、経歴や得意分野、相談範囲などをサイト上で確認できる。

また、気になるIFAがいたら、無料相談を利用して実際に話をすることも可能だ。

楽天証券のランキングは情報の宝庫!うまく活用して自分に合う投資先を見つけよう

楽天証券は、投資商品の品揃えが多いため、投資情報のデータベースとしても非常に有用だ。

人気の銘柄は何か、そして注目される商品はどのような要素を備えているかなどを研究できる。

一方で、人気があるからといって飛びついてしまうことのないよう、注意することも大切だ。

判断を下す前には、IFAなどの専門家に相談することをおすすめする。

より良い投資意思決定のためには、コーチとなる相棒の存在が極めて重要だ。「わたしのIFA」サイトでは、経験豊富なIFAを簡単に見つけられる。

まずは無料相談で、あなたの資産運用目標に合ったパートナーを見つけるところから始めてみてはいかがだろうか。

あなたにあった資産運用のプロを検索!

楽天証券のランキングに関するQ&A

楽天証券で最も手数料が低い投資信託はどれですか?

2024年8月時点で、管理費用(実質的な信託報酬)0.055%の「SMT iPlus 米国株式」と「SMT iPlus 全世界株式」(共に三井住友トラスト・アセットマネジメント)だ。

次に低いのが「楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド」の0.0561%である。

ただし、管理費用に変更があれば順位も入れ替わるため、最新情報は楽天証券サイトで確認して欲しい。

「投資信託>投信スーパーサーチ」で表示される一覧の中から「管理費用」メニュー下の上矢印をクリックすると、費用負担が低い順に並べ替えされる。

楽天証券の投資信託のパフォーマンスを評価する方法を教えてください。

楽天証券で取り扱いのある投資信託のパフォーマンスは、各ファンドのページで確認できる。

以下の観点から運用成果を分析し、その良し悪しを判断して欲しい。

  • リターン
    • 投資期間中の収益率
  • リスク
    • 価格変動の大きさ
  • リスク調整後リターン
    • リスクに対してどれだけのリターンを得たか

評価の際は、以下の点についても比較しよう。

  • ベンチマーク(市場指数など)との比較
  • 同カテゴリーの他ファンドとの比較
  • 投資家自身の期待値や目標との比較

評価期間(短期・中期・長期)によって、異なる結果が出ることもあるため、複数の期間で評価すると良い。

楽天証券のNISAではどのような商品が人気ですか?

楽天証券のNISA口座における人気商品は、「NISAランキング」で確認できる。

「投資信託>ランキング」で「NISA」を指定し、「買付金額、買付件数、積立設定金額、積立設定件数、残高」のいずれかを選択する。

2024年7月22日から26日までの買付金額上位は、以下のとおりであった。

  1. eMAXISSlim米国株式(S&P500)
  2. eMAXISSlim全世界株式(オール・カントリー)
  3. 楽天・S&P500インデックス・ファンド

楽天証券の株式投資で注意すべき点は何ですか?

楽天証券の株式投資で注意すべき点は以下の通りだ。

  1. 人気ランキングだけで判断せず、十分な銘柄分析を行う
  2. ポイントやキャンペーンに惑わされず、投資目的に沿った判断をする
  3. 提供情報が多いため、情報過多になりがちな点に注意する
  4. スマートフォンアプリでの取引は便利だが、衝動的な取引をしやすくなるので注意する
  5. 取り扱い商品が多いのは良い点だが、「入れ替え」の誘惑も多い。銘柄・商品の入れ替えはコスト高の原因になるため慎重に行う
  6. 取り扱い商品の中には、手数料が割高なものやリスクが高いものもあるので、事前にきちんと確認する

あなたにあった資産運用のプロを検索!

この記事を書いた人

目次