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おすすめの投資信託はどれ?投資信託人気ランキングを紹介!

この記事で解決できるお悩み
  • おすすめの投資信託が知りたい
  • どのようなファンドが投資家から人気なのか知りたい
  • どのファンドに投資するべきか迷っている

投資信託は、投資経験が少ない初心者でも始めやすい投資先として高い人気を集めている。

しかし商品数が非常に多いため、どの投資信託を選ぶべきか悩んでいるという方も多いだろう。

投資家から人気のファンドやおすすめのファンドを参考に、自分の運用目的に合った投資信託を選択しよう。

本記事では、種類別の人気ファンドやローリスクのおすすめファンド、年代別のおすすめファンドを紹介していく。ぜひ本記事を参考に、自分に合った投資信託を探してみよう。

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目次

【種類別】人気のおすすめファンド

まず、各金融機関が公表している投資信託の人気ランキングを参考にし、種類別の人気ファンドを紹介していく。

ここでは、以下の分類の投資信託について人気ファンドを紹介する。

  • インデックスファンド
  • アクティブファンド
  • レバレッジファンド
  • 債券ファンド
  • REIT型ファンド

それぞれの種類における人気ファンドを確認していこう。

インデックスファンド

インデックスファンドとは、日経平均株価やS&P500などの指数との連動を目指して運用される投資信託のことだ。

低コストで市場の平均リターンを得られることが魅力となっている。

インデックスファンドで人気を集めているのは以下の3つの銘柄だ。

  • eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
  • eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
  • iFreeNEXT FANG+インデックス

投資家から人気を集めているのが「eMAXIS Slimシリーズ」のインデックスファンドだ。

全世界の株式に投資するファンドや米国市場のS&P500に連動する成果を目指したファンドなどが高い人気を集めている。

また、iFreeNEXT FANG+インデックスも人気の投資信託のひとつだ。

「NYSE FANG+指数(配当込み、円ベース)の動きに連動した投資成果を目指したファンドであり、人々の生活に大きな影響力を持つ次世代テクノロジーの米国上場企業に投資を行うインデックスファンドである。

アクティブファンド

アクティブファンドとは、日経平均株価などの指数を上回る投資成果を目指して運用される投資信託のことだ。

投資のプロが投資先を厳選し、指数を上回るパフォーマンスを目指して運用することが魅力となっている。

アクティブファンドで人気を集めているのは以下の3つの銘柄だ。

  • アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型
  • ひふみプラス
  • MHAM新興成長株オープン

アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信は、世界経済をリードする米国企業のなかでも持続的な成長企業をピックアップして投資を行う投資信託だ。

なかでも為替ヘッジがなく、毎月分配金が支払われるDコースが高い人気を集めている。

ひふみプラスは、国内外の上場株式を主な投資対象とし、将来的な企業価値に対して割安と判断される銘柄に投資を行うアクティブファンドだ。

投資対象のおよそ9割が日本株となっており、国内の株式市場への投資を行えることが特徴となっている。

MHAM新興成長株オープンは、主に国内の高成長が期待できる「新興企業」の株式に投資を行う投資信託だ。

取得時において創業25年以下または上場後10年以下の企業を目安とし、将来性が期待できる銘柄に投資を行うことで信託財産の成長を図っている。

レバレッジファンド

レバレッジファンドとは、指数の値動き自体の連動ではなく、指数の値動きを2倍・3倍などに増幅させた値動きに連動するように運用される投資信託だ。

指数の動きに合わせて短期的に大きなリターンを狙えることが魅力となっている。

レバレッジファンドで人気を集めているのは以下の3つの銘柄だ。

  • SBI 日本株4.3ブル
  • iFreeレバレッジNASDAQ100
  • iFreeレバレッジFANG+

SBI日本株4.3ブルは、国内の公社債への投資とともに株価指数先物取引を積極的に活用し、国内の株式市場全体の値動きの概ね4.3倍程度となる投資成果を目指す投資信託だ。

日本の株式市場が上昇局面にあるときに購入できれば、大きなリターンを目指せることが特徴である。

また、大和アセットマネジメントが提供する「iFreeレバレッジ」のシリーズも人気の商品が多い。

NASDAQ100指数の値動きの2倍程度を目指す「iFreeレバレッジNASDAQ100」やNYSE FANG+の値動きの2倍程度を目指す「iFreeレバレッジFANG+」などは投資家から高い人気を集めている。

いずれもハイリスクな商品ではあるが、その分だけ短期的に大きなリターンを得られるチャンスもある。

市場の上昇局面で上手く活用できると良いだろう。

債券ファンド

債券ファンドとは、債券を中心に運用される投資信託のことだ。

株式などに比べて低リスクな債券で運用を行うため商品自体のリスクも比較的低く、安全性の高い運用を実践できることが魅力となっている。

債券ファンドで人気を集めているのは以下の3つの銘柄だ。

  • たわらノーロード国内債券
  • eMAXIS Slim 先進国債券インデックス
  • フィデリティ・USハイ・イールド・ファンド(資産成長型)D(為替ヘッジなし)

たわらノーロード国内債券は、国内の債券市場の値動きを表す「NOMURA-BPI総合」の値動きとの連動を目指したインデックスファンドだ。

日本国内の債券を中心に投資しているため、比較的安全性が高い点が魅力となっている。

eMAXIS Slim 先進国債券インデックスは、日本を除く先進国の債券市場の値動きに連動する投資成果を目指すインデックスファンドだ。

比較的値動きの安定性が高い先進国の債券に分散投資を行えるため、こちらも安全性の高さが魅力の商品である。

フィデリティ・USハイ・イールド・ファンドは、米ドル建て高利回り事業債を中心に分散投資を行い、高水準の利息収入の確保と値上がり益の追求を目指す投資信託だ。

なかでも為替ヘッジがなく、決算頻度が年1回のDコースが高い人気を集めている。

REIT型ファンド

REIT型ファンドとは、複数のREIT(不動産投資信託)で運用される投資信託のことだ。

投資対象が不動産となっており、複数の地域や種類の不動産に間接的に投資を行えることが魅力となっている。

REIT型ファンドで人気を集めているのは以下の3つの銘柄だ。

  • eMAXIS Slim 国内リートインデックス
  • ダイワJ-REITオープン(毎月分配型)
  • eMAXIS Slim 先進国リートインデックス

eMAXIS Slim 国内リートインデックスとダイワJ-REITオープンは、国内の不動産投資信託証券市場の値動きを表す「東証REIT指数」に連動する成果を目指して運用される投資信託だ。

日本国内の不動産物件に対し、間接的に幅広く分散投資を行えることが特徴として挙げられる。

いずれも同じ指数との連動を目指しているが、eMAXIS Slim 国内リートインデックスは年1回の決算、ダイワJ-REITオープンは毎月決算が行われる。決済や分配金の頻度が両者で異なっている。

eMAXIS Slim 先進国リートインデックスは、S&P先進国REITインデックス(除く日本、配当込み、円換算ベース)に連動する投資成果を目指して運用する投資信託だ。

海外の先進国の不動産に間接的に投資を行える点が魅力の商品である。

ローリスクのおすすめファンド

ここまで人気の投資信託を種類別に解説してきたが、人気の商品が自分の投資目的に合っているとは限らない。

自分の投資目的やリスク許容度に合った投資信託を選ぶことが重要だ。

ここでは、安定的な運用を実践したい投資家に向け、低リスクで運用できる投資信託を紹介していく。特徴やおすすめする理由を紹介するので、ぜひ参考にしてほしい。

eMAXIS Slim 先進国債券インデックス

ローリスクのおすすめファンドの1つ目は「eMAXIS Slim 先進国債券インデックス」である。先ほど紹介した債券ファンドの人気商品にも含まれていたインデックスファンドだ。

本商品の投資対象は日本を除く先進国の債券となっており、基準価額の値動きが比較的安定していることが特徴として挙げられる。

株式中心の投資信託に比べ、安全性の高い運用を実践しやすい点が魅力のファンドだ。

ファンドの決算は年1回行われて分配金額もそこで決定されるが、信託財産の成長を優先して原則として分配を抑制する方針となっている。

実際、ファンドの設定から分配金は一度も支払われていない。その分、信託財産の成長が優先されているということだ。

2024年8月19日を基準日とした期間別騰落率は以下の表のようになっている。

期間騰落率
1ヶ月−4.04%
3ヶ月−1.58%
6ヶ月3.10%
1年9.30%
3年15.68%
5年27.27%
設定来36.25%
出典:三菱UFJアセットマネジメント「eMAXIS Slim 先進国債券インデックス」

直近ではマイナスリターンとなっているが、6ヶ月以上の期間で見るとすべてプラスになっている。長期的に運用を続けていけば、利益を期待できる商品と言えるだろう。

ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)

ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)は、国内外の株式・債券に分散投資を行うファンドだ。

国内株式25%・国内債券25%・先進国株式25%・先進国債券25%という比率をベースに運用されており、さまざまな投資先に分散させられることが特徴となっている。

通常、株式と債券は負の相関性が強いと言われており、どちらか一方の下落局面ではもう一方が上昇しやすい。

株式と債券を組み合わせて運用することで、片方が損失を抱えてももう一方でカバーできる可能性が高まる。

さらに国内と先進国で投資対象地域が分散されており、特定の地域の政治的・経済的なリスクに左右されにくいことも魅力だ。

安定した資産運用を実践したい方に向いている商品である。

2024年7月末を基準とした期間別の基準価額の騰落率は以下の表の通りだ。

期間騰落率
1ヶ月−2.45%
3ヶ月0.91%
6ヶ月6.6%
1年13.95%
3年30.29%
5年58.64%
設定来81.14%
出典:ニッセイアセットマネジメント株式会社「〈購入・換金手数料なし〉ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)」

こちらも運用を続けていればしっかりとリターンを得られる商品であることが分かる。

複数の資産にバランス良く投資を行いたい方は「ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)」の利用を検討しよう。

eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)

eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)は、国内外の株式や債券、REITに投資を行う商品だ。

国内株式・先進国株式・新興国株式・国内債券・先進国債券・新興国債券・国内REIT・先進国 REITの8資産について12.5%ずつの比率を基本として運用を行う。

先ほど紹介した「ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)」よりも投資先が多く、幅広い資産に分散されていることが特徴だ。

新興国の株式や債券、国内と先進国のREITが含まれており、より安定的なリターンを期待できる。

REIT(不動産)の価格は株式や債券などの金融市場の影響を受けにくく、株式や債券が暴落している局面にあっても価格を維持しやすいという特徴を持つ。

金融市場に対する不安が広がり、株式や債券が下落していてもREITでカバーできる可能性があるのが本商品の魅力だ。

2024年8月19日を基準日とした期間別の騰落率は以下の表のようになっている。

期間騰落率
1ヶ月−3.53%
3ヶ月−1.51%
6ヶ月4.66%
1年12.90%
3年24.93%
5年53.06%
設定来64.45%
出典:三菱UFJアセットマネジメント「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)」

幅広く分散投資している分だけハイリターンを狙いにくい商品であるが、運用期間が長くなるほどしっかりとプラスのリターンが出ている。

安定志向で堅実にリターンを狙いたい投資家におすすめの商品だ。

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年代別のおすすめファンド

投資信託は年代によっても適切な商品が異なる。若年層はある程度リスクをとってリターンを狙いに行くことが推奨されるが、年齢を重ねていくとリスクを抑えた運用の実践が重要となっていくのだ。

ここでは、若年層・中年層・シニア世代の年代別におすすめのファンドを紹介していく。

具体的な銘柄や特徴を紹介するので、ぜひ参考にしながら自分に合った投資信託を見つけ出してほしい。

若年層におすすめのファンド

20代〜30代の若年層の場合、投資で多少の損失を抱えても価格が回復するまで待つ時間的な余裕がある。

そのため、一時的な損失を覚悟した上である程度リスクが大きい投資信託を選び、積極的にリターンを狙いにいくと良いだろう。

若年層におすすめのファンドは以下の通りだ。

若年層におすすめのファンド
  • eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)
  • eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
  • アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型

まず、投資家から高い人気を集める「eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)」と「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」がおすすめだ。

いずれも低コストで運用できる商品であるため、中長期的な投資に向いていると言えるだろう。

全世界株式と米国株式のどちらを選ぶかという点については好みの問題になってくる。

世界経済をリードする米国企業の成長の恩恵を受けたい場合は米国株式、米国以外の地域の経済成長による恩恵を受けたい場合は全世界株式がおすすめだ。

なお、2024年8月時点では全世界株式の組入銘柄の約6割が米国となっているため、全世界株式を選んでも米国市場の影響を受けやすいことに注意しておこう。

また、米国の持続的な成長企業に投資を行う「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信」も若年層におすすめだ。

中長期的な成長性に期待できる銘柄が厳選されたファンドであるため、運用期間を長く取れる若年層の投資家に向いている。

Dコースを選択した場合、毎月決算が行われて収益に応じて分配金が支払われる。

しかし、分配金は受け取らずに再投資した方が投資効率が良いため、若年層の場合は再投資をして資産を増やしていくことに注力すると良いだろう。

なお、弊社が20代投資家に行ったアンケートでも、おすすめの投資信託として「インデックスファンド」や「アクティブファンド」を挙げる声が多く、今回紹介した3つの商品もこれに当てはまる。

また、3商品はいずれも株式中心のファンドであり、リスクを取りながら積極的にリターンを狙いに行く商品である。若いうちは株式中心のファンドで資産を増やしていこう。

中年層におすすめのファンド

40代以降の中年層になってくると、リスク水準を落とした運用の実践が求められる。

資産運用における出口戦略を見据えつつ、ある程度資産を守りながら運用していく姿勢が重要となるのだ。

中年層におすすめのファンドとして以下の商品が挙げられる。

中年層におすすめのファンド
  • eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)
  • eMAXIS Slim 先進国リートインデックス
  • ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)

「eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)」は、東証株価指数(TOPIX)と連動する投資成果を目指すファンドだ。主に国内株式に投資を行う仕組みとなっている。

若年層におすすめのファンドでは主に外国株式に投資する商品を紹介したが、年齢を重ねていくとリスクが大きくなってしまう。

国内株式に投資するファンドであれば為替変動の影響を受けにくく、ある程度安定した収益を期待できる。

また、株式以外の投資先の選択肢として「eMAXIS Slim 先進国リートインデックス」などのREIT型ファンドも検討してみると良いだろう。

不動産は株式に比べると値動きが安定しており、リスク許容度が低い方でも運用しやすい投資先だ。日本を除いた先進国のREIT市場に投資を行い、安定的なリターンを狙っていこう。

そして「ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)」などのバランス型ファンドもおすすめだ。

株式と債券の組み合わせによって安定したリターンを実現しつつ、国内外の資産に投資することで地域の分散も実現できる。

中年層の方は、上記3商品のように安定性と収益性のバランスが良い商品を選んで堅実に運用していこう。

シニア世代におすすめのファンド

リタイアが近づいていたり、すでにリタイアしていたりするシニア世代の場合、資産を増やすことよりも守りながら取り崩していくことの方が重要性が高い。

極力リスクを抑えた運用で資産の守りを固めつつ、どのように取り崩していくかを検討していくことが大切だ。

シニア世代におすすめのファンドとして以下の商品が挙げられる。

シニア世代におすすめのファンド
  • eMAXIS Slim 先進国債券インデックス
  • eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
  • ダイワJ-REITオープン(毎月分配型)

まず、日本を除く先進国の債券市場に投資を行う「eMAXIS Slim 先進国債券インデックス」がおすすめだ。

債券は株式や不動産などと比べてリスクが低いため、安全性を重視したいシニア世代に向いている投資先である。

特に、先進国は政治的・経済的にも安定しているケースが多く、債券のリスクが低いことが特徴だ。

とにかく安全性を重視して投資したい方には「eMAXIS Slim 先進国債券インデックス」をおすすめする。

また、バランス型ファンドの「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)」もシニア世代に向いている商品だ。

日本国内・先進国・新興国の株式や債券、REITにバランス良く投資する商品であるため、しっかりとリスクを分散しながら運用できることが特徴として挙げられる。

そして、REIT型ファンドの「ダイワJ-REITオープン(毎月分配型)」もおすすめだ。国内のREITに投資を行う商品であり、比較的安定した収益が期待できる商品である。

分配金が毎月支払われるため、資産の取り崩しを考えているシニア世代の投資家にも向いている商品だ。

公的年金による不足分を分配金で補ったり、お小遣い感覚で分配金を受け取ったりすると良いだろう。

シニア世代の方は、上記3商品のように資産を守りながら取り崩していける商品をベースに選んでいこう。

あなたにおすすめの投資信託はどうやって見つける?

ここまで人気のファンドや年代別のおすすめファンドなどを紹介してきたが、なかには「結局どの商品が自分に合っているか分からない」という方もいるだろう。

自分にぴったりの商品を見つけたい方は、資産運用の助言を行う専門家に相談することを推奨する。

なかでもIFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)への相談がおすすめだ。

ここでは、投資信託の運用における専門家相談の重要性やIFAがおすすめな理由、IFAと出会えるサービス「わたしのIFA」の特徴について解説していく。

投資信託の運用における専門家相談の重要性

投資信託の運用で専門家に相談すべき理由として以下の2点が挙げられる。

投資信託の運用で専門家に相談すべき理由
  • 個別の事情によって最適な商品が異なる
  • 出口戦略などを考えておく必要がある

近年、インターネットやSNSで投資信託の情報が溢れており、おすすめの商品の情報にも簡単にアクセスできるようになっている。

しかしインターネット等で公開されている情報は、あなたの資産状況や運用目的を考慮したものではない。あくまでも「一般的におすすめの商品」という形で公開されている情報だ。

専門家に相談することで、あなたの資産状況や運用目的、年齢、家族構成などのさまざまな要素を考慮した上でおすすめの商品を提案してくれる。

あなたの事情を踏まえた上で最適な商品を提案してくれるため、自分に合った投資信託で運用を始めることが可能だ。

また、投資信託は「買って終わり」ではなく「いつまで運用するか」「どのように資産を取り崩していくか」といった出口戦略も考えておかなければならない。

投資は「買うよりも売る方が難しい」と言われているため、専門家による助言が重要と言えるだろう。

このように、投資信託で運用する際には専門家への相談が大きな役割を果たす。投資助言を行う専門家に相談し、自分に合った商品の提案を受けて出口戦略までサポートしてもらおう。

IFAがおすすめな理由

投資先の相談先にはIFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)がおすすめだ。

IFAとは、金融機関から独立した立場で顧客の資産運用をサポートする専門家のことを指す。

IFAへの相談がおすすめな理由として以下の3点が挙げられる。

IFAへの相談がおすすめな理由
  • 中立な立場からの助言を得られる
  • 中長期にわたるサポートを受けられる
  • 資産運用以外のコンサルティングも受けられる

IFAは金融機関から独立しており、中立な立場を保っていることが特徴だ。会社の販売方針を指示されたり、営業ノルマを設けられたりしていない。

本当に顧客にとって最適な商品を提案してくれるため、安心して相談できるだろう。

また、IFAは金融機関のアドバイザーと違い、転勤や異動といった制度が設けられていない。同じ担当者が中長期にわたってサポートを継続してくれることが特徴だ。

自分のライフプランや資産状況、運用目的をよく知る担当者が長期的にサポートをしてくれる点は大きな魅力と言えるだろう。

そして、IFAは投資信託などの資産運用に関する助言だけでなく、保険や相続・贈与、税金対策などのコンサルティングも提供できる。資産運用以外の内容を相談したい場合にもおすすめの相談先だ。

資産運用や保険などを相談できるパートナーをお探しの方はIFAへの相談を検討してみてはいかがだろうか。

IFA検索サービス「わたしのIFA」

相談先のIFAをお探しの方は、IFA検索サービス「わたしのIFA」の利用がおすすめだ。

「わたしのIFA」とは、相談先を探す投資家とIFAをマッチングさせるオンラインプラットフォームである。

IFAとのマッチングは非常に簡単で、たった60秒フォームに希望する条件を入力するだけで良い。

あとはIFAをよく知る「わたしのIFA」が全国のデータベースからあなたの希望条件にマッチしたIFAを抽出し、紹介を行う仕組みとなっている。

紹介されたIFAのなかに気になるアドバイザーがいた場合、そのまま面談の申し込みを行うことも可能だ。

事前にプロフィールも確認できるため、アドバイザーの経歴や得意分野などをチェックした上で面談に申し込める。

IFAの紹介料・相談費用は基本的に無料となっており、初回面談を何人と行っても費用は発生しない。

自分と相性の良いIFAをじっくりと探せる点も「わたしのIFA」のメリットである。

もちろん全国47都道府県どこでも相談対応しており、WEB・対面での面談を選択可能だ。

ぜひこの機会に「わたしのIFA」を活用し、信頼できる相談先を探してみてはいかがだろうか。

おすすめの投資信託を参考に商品を選ぼう

本記事では、投資信託の種類別の人気ファンドや年代別のおすすめファンドなどを紹介してきた。

しかし、本記事で紹介した銘柄が必ずしも自分に合っているとは限らない。自分の資産状況や運用目的に適した銘柄で運用することが重要だ。

自分に合った投資信託を探したい方は、資産運用の助言を行う専門家に相談することを推奨する。

特に、IFAは中立な目線から長期にわたるサポートを提供してくれる上に、資産運用以外のコンサルティングも対応している。

IFA検索サービス「わたしのIFA」では、無料で自分にぴったりのIFAを探せるサービスを提供している。

ぜひこの機会に「わたしのIFA」を利用し、信頼できる相談先を探してみてはいかがだろうか。

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投資信託のおすすめに関するQ&A

投資信託のリスクとリターンのバランスはどう考えるべきですか?

投資信託のリスクとリターンは比例関係にあり、リスクが大きくなるほど期待リターンも大きくなる。

自身の年齢やリスク許容度に合わせてリスク・リターンのバランスを考慮しよう。

年齢が若く、ある程度のリスクを許容できるのであれば、株式中心の投資信託で積極的にリスクを取ってリターンを狙いに行くと良い。

一方、年齢を重ねた中年層・シニア世代の方やリスクを避けた運用をしたい方であれば、債券などで運用されるローリスクな投資信託を選ぶと良いだろう。

資産1000万円を投資する場合のおすすめの投資信託は何ですか?

本人のリスク許容度や投資目的にもよるが、基本的には「eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)」や「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」がおすすめだ。

いずれも低コストで運用できることが特徴として挙げられ、中長期的な資産成長が期待できる。

ある程度の年齢を重ねて「資産を守りたい」と考えている方は「ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)」や「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)」などのバランス型ファンドを推奨する。

複数の地域・資産クラスに分散投資を行えるため、比較的安全性の高い運用を実現できることが特徴だ。

eMAXISとeMAXIS Slimの違いは何ですか?

「eMAXIS」と「eMAXIS Slim」はいずれも三菱UFJアセットマネジメントが提供している商品のシリーズだが、主な違いは以下の2点である。

  • 販売会社
  • 信託報酬

eMAXISシリーズが証券会社でしか購入できないのに対し、eMAXIS Slimは証券会社の他に銀行でも取り扱っている。

取り扱っている販売会社が異なるという点が1つ目の違いだ。

2つ目の違いは「信託報酬」である。信託報酬とは、運用期間中に発生し続ける手数料のことだ。

eMAXIS Slimの方がeMAXISよりも信託報酬が低く設定されている。

ネット証券で自分で購入するのであれば手数料が低いeMAXIS Slim、対面で購入したい方はeMAXISといった形で取引をすると良いだろう。

SBIバンガードとeMAXIS Slimのどちらが良いですか?

「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド(旧:SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド)」と「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」は、いずれもS&P500指数との連動を目指したインデックスファンドだ。

基本的な商品の仕組みや信託報酬にはほとんど違いがないため、好みの問題と言えるだろう。

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