- 40代によくある投資の失敗例が知りたい
- 40代が資産運用で失敗する原因を理解したい
- 40代の投資のコツが知りたい
老後資金が十分に準備できるか不安に感じ、40代で資産運用を始めたいと考えている人は多いだろう。
そこで気になるのが「40代で投資に失敗する人はどのような人か」「資産運用に失敗しないためのコツを知りたい」といったことではないだろうか。
本記事では、弊社で実施したアンケート結果の内容をもとに、実際にあった年代別の資産運用で失敗した人の共通点を紹介していく。
40代で資産運用を始める上で注意したいポイントや、おすすめの相談先についても詳しく解説しているので、これから投資を検討している方はぜひ参考にしてほしい。
\あなたにあった資産運用のプロを検索!/
40代の資産運用によくある失敗例
まずは、弊社で実施したアンケート結果の内容をもとに、40代の資産運用によくある失敗例を確認していこう。
ここでは、「株式投資や投資信託での失敗例」「FXでの失敗例」「その他の投資での失敗例」の3つに分けて紹介していく。
株式投資や投資信託での失敗例
株式や投資信託への投資での失敗例としては、以下のような回答が多かった。
- 雑誌やSNSで勧められた銘柄を購入したがすぐに株価が下がってしまった
- 利益や損失が少し出ただけで売却してしまっていたが、もっと長期間保有しておけばよかった
- 特定の銘柄にこだわりすぎて資産のほとんどをその銘柄に注ぎ込んだ結果、大きな損失が発生した
- もっと早くから投資を始めておけばよかった
雑誌やSNS、知人などから勧められた銘柄をよく調べずに買ってしまい、その後すぐに株価や基準価額が下落してしまった、という例はよくある失敗例だ。
周りの人が儲かっているなら自分も簡単に儲かるだろうと安易に考えて投資を始めてしまうと、自分のリスク許容度に合わない商品や初心者には取り扱いが難しい商品などを選んでしまう可能性がある。
また、少数の特定の銘柄に投資資金を集中させてしまったことで、その銘柄が下落した際に資産の大部分を失ってしまったというケースもあった。
FXでの失敗例
FXでの失敗例としては、以下のような回答があった。
- よくわからずにデイトレードを始めてしまい、毎日損切りを繰り返すことになった
- ハイレバレッジのトレードに成功して調子に乗ってしまい、その後わずか数日で利益を全て失ってしまった
- スワップポイントにつられて新興国の通貨を購入したら、その後どんどん値下がりしてしまった
- なかなか損切りできずズルズルと含み損が拡大してロスカットされてしまった
FXでの失敗にも知識や経験不足から発生したものが多かった。
また、突然の相場の変動でメンタルを保てずに、売買のタイミングを逃してしまうという失敗も多い。
その他の投資での失敗例
株式や投資信託、FX以外の投資での失敗例には下記のようなものがあった。
- ワンルームマンション投資に興味を持って始めたが、修繕費などの思わぬ支出が嵩んで毎月数万円損している
- SNSで知り合った人に勧められるがまま仮想通貨に手を出して多額の資産を失った
- 投資詐欺に遭ってしまった
- 新NISAでの運用を検討していたのに無料のFP相談で保険を勧められて契約してしまった
株式投資やFX以外にも、不動産投資や仮想通貨投資で失敗してしまったという人も一定数存在した。
また、甘い言葉にそそのかされて投資詐欺に引っかかってしまったという失敗例もあった。
40代で資産運用に失敗する人の共通点
資産運用に失敗する人にはいくつかの共通点がある。
ここでは、どんな人が資産運用に失敗してしまうのかを詳しく解説していく。
仕組みやリスクをよく理解せずに始めてしまう
よくある失敗例として挙げられるのが、SNSや雑誌、知人などから勧められた金融商品をそのまま購入してしまったというケースだ。
自分自身で金融商品の仕組みやリスクをよく調べずに、勧められるまま投資を始めてしまうと失敗するリスクが高くなる。
特に、金融ショックなどで相場が急変した場面では、投資商品についてよく理解していないと、どのように対応すべきかの判断を誤りやすくなってしまう。
自分のリスク許容度に合わない金融商品を購入してしまうことで、投資を継続するのが難しくなる可能性が高いため注意しよう。
特定の銘柄に集中して投資してしまう
個別株に投資を行う場合、1〜2銘柄といった少ない銘柄数に集中して投資を行うのにも注意が必要だ。
投資した銘柄の株価が大きく値上がりすると、短期間でも大きなリターンを得られるというメリットがあるが、逆に株価が急落することで一気に資産を失ってしまうリスクがある。
投資する銘柄数が少ないほど、その銘柄の値動きに資産価格が影響を受けやすくなる。
売買タイミングを見誤ってしまう
「損切りできずにズルズル損失が拡大してしまった」「すぐに利益確定しすぎてしまい十分にリターンを得られなかった」など売買タイミングに関する失敗も多かった。
投資についての知識や経験が乏しいと、どのようなタイミングで売買すれば良いかがわからなかったり、必要以上に早いタイミングで売買してしまったりする。
\あなたにあった資産運用のプロを検索!/
40代は投資をしないほうがいいのか
ここまで40代の資産運用にまつわる失敗例を紹介してきたが、そもそも40代は投資をしない方が良いのだろうか。
結論から言うと、40代でもリスクをしっかりと管理した上で投資を行うのがおすすめだ。
以下でその理由について解説する。
老後資金を自分で準備する必要性
日本では少子高齢化が進み、現役世代の負担が増加している。
このまま少子高齢化が続くことで、年金生活者を現役世代が支えきれなくなり、年金減資の減少が危惧される。
一方で医療の発達により「老後」の期間は長くなっており、生活をするために必要な資金は増加すると考えられる。
そのため、老後資金を年金だけに頼るのではなく、自分でしっかりと資産形成しておくことが重要なのだ。
預貯金だけではなかなか資産を増やせない
長い老後の生活を送るためには、自分でしっかりと資産を蓄えておく必要がある。
しかし、日本では銀行預金に預けておいただけではなかなか効率よく資産を増やせない。
最近利上げが話題になっているものの、それでも米ドルのように年数%の金利がつくことは考えにくいだろう。
ネット銀行などには年0.1%程度の金利を提供する金融機関もあるが、それでも1,000万円を預けた時に受け取れる1年間の利息は1万円程度だ。
ある程度まとまった資金を預けてもそれほどお金が増えるとは言えないだろう。
効率よく老後資金を準備するためには、投資によってお金を増やしていくのが重要だ。
リスクを十分に理解した上で投資を始めることが重要
とはいえ、ここまで解説した通り投資にはリスクが伴う。
そのため、老後に向けた資産形成のために投資を始める際は、投資する金融商品にどのような仕組みやリスクがあるかや、自分がどの程度までリスクを許容できるかについてしっかり把握しておくことをおすすめする。
また、同じ金融商品に投資する場合であっても、投資方法を工夫することで投資のリスクを抑えることが可能だ。
40代で投資を始める際は、なるべく安定的に投資を継続できるように意識して資産形成を行おう。
失敗談から学ぶ40代の投資のコツ
それでは、40代が資産運用に失敗しないためにはどのようなポイントに注意すべきなのだろうか。
ここでは、アンケート結果の内容などを分析してわかった40代の投資のコツを紹介する。
自分のリスク許容度をしっかりと見極める
まずは、自分の運用目的や資産額などから許容できるリスクの度合いを見極めよう。
年齢が若い人や投資期間を長く取れる人、金融資産を多く保有している人などは、比較的リスク許容度が大きい傾向がある。
逆に、運用期間をそれほど長く取れない人や余剰資金があまりない人などは、リスク許容度が小さくなりやすい。
また、相場の下落時にどこまで気持ちが耐えられるかというメンタル面のリスク許容度も重要だ。
たとえ金融資産が潤沢にあって年齢が若かったとしても、資産価格が下落することで気持ちがかなり揺さぶられてしまい、投資を継続できなくなってしまう人もいる。
自分の気持ちとして、何%の下落までなら耐えられそうかをイメージしておくことも大事だ。
長期・積立・分散投資を心がける
「長期・積立・分散」投資は、世界的に資産運用の王道とされている。
10年以上の長期間の運用を想定し、コツコツ積み立てながら複数の資産に分散して投資を行うことで、投資のリスクを抑えながら安定的に収益を期待しやすくなる。
特に、40代の投資では分散投資に注目しよう。
投資する先を分散させておくことで、特定の資産の価値が下落した際も、リスクを最小限に抑えやすくなる。
投資信託やETFなどを活用すれば、一つの商品に投資するだけで複数の銘柄に分散投資ができるのでおすすめだ。
また、投資するタイミングも分散することで、高値掴みを避けて効果的に資産形成を図れる。
曖昧な情報を鵜呑みにしない
「SNSで話題だから」「知人が儲かったらしいから」など、曖昧な情報で投資を始めるのはやめておこう。
人によってリスク許容度は異なるし、投資するタイミングや金額、投資手法などによっても投資成果は変わってくる。
また、SNSなどで見られる投資の成功談には投資詐欺に近いようなものも含まれているため、慣れていないうちは安易に手を出すのは避けるのが良い。
身近な成功体験を目にすると「自分でも簡単に儲かりそう」などと考えてしまいがちだが、資産運用で成功するためには適切な準備や勉強が必要となる。
知識や経験の浅いうちは、資産運用の専門家に相談するなどして正しい知識を身につけながら、自分にあった運用方法や投資商品を選択するようにしよう。
40代が資産運用で失敗したくないなら誰に相談するべき?
40代での資産運用に失敗したくないなら、資産運用のプロに相談するのも一つの手だ。
ここでは、専門家を活用するメリットやおすすめの相談先を紹介する。
40代が資産運用を専門家に相談するメリット
ここまで解説した通り、40代が資産運用に失敗しないためには、自分のリスク許容度の把握と金融商品についての正しい知識や運用計画の策定が重要となる。
しかし、自分1人でこれら全てについて正しく学び、適切な投資手法を判断するのはハードルが高いと感じられる方もいるだろう。
資産運用の専門家に相談することで、自分に合った運用計画を立てる手助けを行ってくれて、運用商品の選定や購入手続きのフォロー、運用を開始した後の定期的な見直しまでしっかりとサポートしてくれる。
特に投資初心者の方で、資産運用を何から始めたら良いかわからないと悩んでいる方は、専門家に相談するのがおすすめだ。
IFAとは何か
資産運用について相談できる先は、金融機関の窓口やコールセンター、FP(ファイナンシャルプランナー)、保険会社の窓口などさまざまだ。
しかし、資産運用について幅広く相談できて、中立的な立場からアドバイスを求めるのであればIFAがおすすめだ。
IFAは独立系ファイナンシャルアドバイザーとも呼ばれ、特定の金融機関に属さずに顧客の資産運用をサポートする金融のプロフェッショナルだ。
すべてのIFAは金融商品仲介業者としての登録を受けており、その多くが金融機関出身者であるため、豊富な知識・経験に基づく質の高いアドバイスが期待できる。
金融機関の営業担当者とは異なり、企業利益や販売ノルマのための営業ではなく、顧客本位のサポートが得られるのが大きな魅力だ。
会社都合の転勤や異動も原則として発生しないため、長期的に資産運用を任せるパートナーとして信頼関係を築きやすいのも特徴に挙げられる。
資産運用について専門家に相談してみたいという方は、ぜひIFAを選択肢に入れてみてはいかがだろうか。
IFA検索サービス「わたしのIFA」の活用
IFAを利用する際は、自分に適したアドバイザー選びが重要となる。
IFAをどのように選べば良いかわからないという方は、IFA検索サービス「わたしのIFA」を活用してみてほしい。
「わたしのIFA」は、簡単な項目を入力するだけで、資産状況や運用目的、性格の相性を踏まえて、あなたにぴったりのIFAが自動的に検索されるマッチングサービスだ。
自動診断で表示されたアドバイザーの経歴や得意分野はプロフィールページから確認できるため、納得した上で面談を申し込める。
IFAへの相談は全国47都道府県どこでも可能で、オンラインや好きな場所で面談ができるため、近くに金融機関がないという方でも気軽に利用しやすい。
何回でも相談可能で、相談費用は一切不要となっているため、コスト面が不安な方も安心して相談できる。
IFAが気になった方は、ぜひこの機会にIFA検索サービス「わたしのIFA」を活用して、あなたにぴったりのアドバイザーを見つけてみよう。
40代でありがちな資産運用の失敗を知って対策しよう
40代で資産運用に失敗してしまう人の共通点としては、「仕組みやリスクをよく理解せずに始めてしまう」「特定の銘柄に集中して投資してしまう」「売買タイミングを見誤ってしまう」などが挙げられる。
資産運用で失敗しないためには、自分のリスク許容度をしっかりと見極め、長期・分散・積立投資を実践することが重要だ。
曖昧な情報に惑わされず、正しい知識に基づいて投資判断を行うことで、初心者でも失敗しにくくなるだろう。
投資についての正しい知識や質の高いアドバイスを求めるなら、IFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)の活用がおすすめだ。
自分の運用ニーズに寄り添ってくれ、中立的な立場から資産運用に役立つアドバイスを提供してくれる。
自分にぴったりのIFAを見つけたいと言う方は、IFA検索サービス「わたしのIFA」を利用してみてほしい。
\あなたにあった資産運用のプロを検索!/
40代の資産運用の失敗に関するQ&A
\あなたにあった資産運用のプロを検索!/