- イオンゴールドカードの会員になりたい
- イオンゴールドカードの発行条件が知りたい
- カード発行までの具体的な流れを理解したい
イオンゴールドカードは、年会費無料の招待制クレジットカードである。
ゴールドカード限定特典もあり、イオン対象店舗を利用しているなら入手したい1枚だろう。
ただし、イオンゴールドカードには発行条件があるため、その条件を達成しない限り発行されない。
そこで、本記事ではイオンゴールドカードの発行条件から会員になるまでの流れ、発行するまでの注意点を解説する。
イオンゴールドカードは条件達成で自動切り替え!発行条件とは
まずは、イオンゴールドカードの発行条件について紹介する。
イオンゴールドカードは自動切替制
イオンゴールドカードは紹介制ではなく、自動切替制となっている。
つまり、イオンカードなどの一般カードを先に発行してもらい、発行条件を達成することで自動的に切り替わるシステムである。
すぐにゴールドカードを入手できない上に、発行条件を達成しないと発行されない。
達成するためには最低1年間はかかるので、ゴールドカードをすぐに入手したい人には向かないカードである。
イオンゴールドカードの発行条件
イオンゴールドカードの発行条件は、年間カードショッピング50万円以上などの所定の条件を達成する必要がある。
条件を達成すれば自動的にゴールドカードに切り替えられ、カードが発行される。
カード番号は変更がないので、各種クレジットカード決済の変更手続きは必要ない。
年間カードショッピング額の集計方法は、毎年1月11日~翌年1月10日の合計利用金額となっている。
ゴールドカードを目指す時は利用金額を定期的に確認し、達成できるように注意してほしい。
イオンゴールドカードの達成状況を確認する方法
ゴールドカード対象カードを持っている場合は、ゴールドカード発行条件である「年間カードショッピング50万円」まであといくらかを確認できる。
「イオンウォレット」アプリもしくは暮らしのマネーサイトから確認できる。
「イオンウォレット」アプリでの確認方法
暮らしのマネーサイトでの確認方法
イオンゴールドカードの発行条件を効率的に達成するには
イオンゴールドカードの発行条件は年間50万円以上のカードショッピングである。
ただし、闇雲に年間50万円以上を目指しても効率は良くない。
ここからは、イオンゴールドカードの発行条件を効率的に達成する方法について解説していく。
ここで紹介する方法を上手く組み合わせて、最短で達成してほしい。
方法①:日々の支払いをカードで決済する
年間50万円以上カードで決済すれば、ゴールドカードの発行条件を達成することが可能。
現金払いや他のカード支払いをイオンカードに集約するだけで、年間50万円以上を達成するのは難しくないだろう。
ただし、1年間の集計期間には注意が必要である。
毎年1月11日から翌年1月10日までの合計カード利用料金が、50万円以上であればゴールドカードが発行される。
現在の合計利用金額と集計期間を考慮し、計画的に利用する必要がある。
達成が難しい場合は来年に持ち越しし、来年の集計期間中に実施できるように計画しよう。
方法②:公共料金をイオンカードで支払う
公共料金のクレジットカード払いもカード利用料金の集計対象である。
イオンカードで支払える公共料金は以下のようになる。
- 電気、ガス、水道
- 携帯電話
- 固定電話
- NHK受信料
- BS/CS放送
- プロバイダ
- 新聞
どの公共料金も生活に必須といっても過言ではないので、イオンカードにこういった支払いを集中させれば発行条件を効率的に達成できるだろう。
ただし、地域によっては公共料金がクレジットカード払いに対応していない場合があるので注意が必要である。
方法③:税金や保険料をイオンカードで支払う
税金や保険料もクレジットカード払いに対応している場合があり、対応している場合は集計対象になる。
イオンカードで支払える税金・保険料は以下の通り。
- 国税
- 固定資産税
- 自動車税、地方税
- ふるさと納税
- 国民年金保険料
- 生命保険、損害保険
税金や保険料を支払うと支払いが集計されるだけでなく、WAON POINTも付与される。
非常にお得になるので、税金や保険料はイオンカードで納付するように手続きをおすすめする。
ただし、クレジットカード納付ができない自治体もあるので、事前に納付できるかどうか確認する必要がある。
方法④:WealthNaviでクレカ積立をする
WealthNaviとは、ロボアドバイザーによる資産運用サービスのことである。
イオンカードでは「WealthNavi for AEON CARD」というサービスを展開しており、イオンカードを使った積立投資ができる。
毎月積立した金額は集計金額に合算される。
たとえば、毎月5万円積立すれば年間60万円となるため、ゴールドカードの発行条件は達成可能である。
ただし、資産運用はあくまで自己責任であり、相場状況によっては資産が減ってしまうリスクも考慮しなければならない。
資産運用に興味があるなら、無理のない積立金額を設定して長期的な目線を持って運用してほしい。
イオンゴールドカード会員になれる6つのカード
イオンゴールドカードはどの種類のカードからでも会員になれるわけではない。
切り替え対象カードがあるため、まずは該当するカードを取得する必要がある。
また、各カードはそれぞれ異なる特徴があるため、自分に合ったカードを見つけてほしい。
イオンゴールドカードの切り替え対象カードを解説していく。
イオンカード(WAON一体型)
発行手数料 | 無料 |
---|---|
年会費 | 無料 |
国際ブランド | VISA Master JCB |
機能 | クレジット WAON |
たまるポイント | WAON POINT 電子マネーWAONポイント |
便利なサービス | 家族カード Apple Pay イオンiD ETCカード |
詳しくはこちら |
イオンカード(WAON一体型)は、クレジットカードと電子マネーWAONが一体となったカードである。
申し込み後最短5分でカード発行ができ、カード情報がアプリに届くのですぐに利用可能。
また、国際ブランドはVISA、Master、JCBの3つから選べるので、複数枚のクレジットカードを使い分ける人にとっても利用しやすいカードになっている。
イオングループ対象店舗の特典である毎月20・30日の「お客様感謝デー」や毎月15日「G.G感謝デー」などの割引も適用される。
カードショッピングで「WAON POINT」、電子マネーWAONで「電子マネーWAONポイント」が貯まる。
クレジットカードでも利用でき、チャージすれば電子マネーとしても利用できるイオンカード(WAON一体型)はどんなシーンでも便利だろう。
イオンカードセレクト
発行手数料 | 無料 |
---|---|
年会費 | 無料 |
国際ブランド | VISA Master JCB |
機能 | クレジット WAON キャッシュカード |
たまるポイント | WAON POINT 電子マネーWAONポイント |
便利なサービス | 家族カード Apple Pay イオンiD ETCカード |
詳しくはこちら |
イオンカードセレクトは、キャッシュカード・クレジットカード・電子マネーWAONが1枚になったカードである。
イオンカードセレクトにはキャッシュカード機能があるため、発行する際にはイオン銀行の口座を開設する必要がある。
ただ、イオンカードセレクトが発行されると口座も同時に開設されるので、申し込み者の負担は少ない。
イオンカードセレクトの独自の特典としては、公共料金の支払いと給与振込口座がある。
各種公共料金をイオン銀行の口座振替で支払うと、毎月5WAON POINTが付与される。
また、イオン銀行を給与振込口座として指定すると、毎月10WAON POINTが貯まるようになっている。
3つの機能が一体となって便利というメリットだけでなく、各種支払いを集中させると効率よくWAON POINTも貯めることが可能。
イオンカードセレクトが1枚あれば、生活に事欠くことはないだろう。
イオンカード(WAON一体型/ミッキーマウス デザイン)
発行手数料 | 無料 |
---|---|
年会費 | 無料 |
国際ブランド | JCB |
機能 | クレジット WAON |
たまるポイント | WAON POINT 電子マネーWAONポイント |
便利なサービス | 家族カード Apple Pay イオンiD ETCカード |
詳しくはこちら |
イオンカード(WAON一体型/ミッキーマウス デザイン)は、ミッキーマウスがデザインされたイオンカード(WAON一体型)である。
国際ブランドは、JCBのみ。
デザインも通常のイオンカード(WAON一体型)とは異なり、ミッキーマウスのイラストがカード表面に施されている。
カードを利用するたびにミッキーが目に入るので、ディズニー好きな人にはたまらない1枚だろう。
イオンカードセレクト(ミッキーマウス デザイン)
発行手数料 | 無料 |
---|---|
年会費 | 無料 |
国際ブランド | JCB |
機能 | クレジット WAON キャッシュカード |
たまるポイント | WAON POINT 電子マネーWAONポイント |
便利なサービス | 家族カード Apple Pay イオンiD ETCカード |
詳しくはこちら |
イオンカードセレクト(ミッキーマウス デザイン)は、ミッキーマウスがデザインされたイオンカードセレクトである。
国際ブランドは、JCBのみ。
イオンカード(WAON一体型/ミッキーマウス デザイン)とデザインは同一となっている。
イオンカード(WAON一体型/ミッキーマウス デザイン)との見分け方としては、カード下部の中央に「イオン銀行」という文字が入っているカードはイオンセレクトである。
デザインも可愛いので、普段使いしたくなるカードだろう。
イオンカード(WAON一体型/トイ・ストーリー デザイン)
発行手数料 | 無料 |
---|---|
年会費 | 無料 |
国際ブランド | JCB |
機能 | クレジット WAON |
たまるポイント | WAON POINT 電子マネーWAONポイント |
便利なサービス | 家族カード Apple Pay イオンiD ETCカード |
詳しくはこちら |
イオンカード(WAON一体型/トイ・ストーリー デザイン)は、トイ・ストーリーのメインキャラクターであるウッディとバズがデザインされたイオンカード(WAON一体型)である。
国際ブランドは、JCBのみ。
イキイキとしたウッディとバズのイラストが施されており、子供に人気がありそうなカード。
子育てしている主婦などが持っていると、子供と会話するネタにも使えるだろう。
イオンカードセレクト(トイ・ストーリー デザイン)
発行手数料 | 無料 |
---|---|
年会費 | 無料 |
国際ブランド | JCB |
機能 | クレジット WAON キャッシュカード |
たまるポイント | WAON POINT 電子マネーWAONポイント |
便利なサービス | 家族カード Apple Pay イオンiD ETCカード |
詳しくはこちら |
イオンカードセレクト(トイ・ストーリー デザイン)は、トイ・ストーリーのメインキャラクターであるウッディとバズがデザインされたイオンカードセレクトである。
国際ブランドは、JCBのみ。
イオンカード(WAON一体型/トイ・ストーリー デザイン)とデザインは同一となっている。
イオンカード(WAON一体型/トイ・ストーリー デザイン)との見分け方としては、カード下部の中央に「イオン銀行」という文字が入っているカードはイオンセレクトである。
トイ・ストーリー好きな人におすすめのカードとなっている。
イオンゴールドカードの発行に関する注意点
イオンゴールドカードを発行するまえにいくつかの注意点を理解しておかなければならない。
注意点を確認しておかないと、思わぬ不利益を被ることも考えられるのできちんと理解してほしい。
発行には審査を受ける必要がある
イオンゴールドカードは発行条件を満たしたからといって、必ず発行してもらえるわけではない。
イオンゴールドカードを発行するには審査を受ける必要があり、審査結果によっては発行してもらえない場合がある。
どういった審査基準で判断されているかは公表されていないが、一般的にはカードショッピングの支払いが遅れる、債務整理などの金融事故を起こすと審査が通らなくなる可能性が高い。
イオンゴールドカードを発行してもらうためには、金融事故を起こさずに計画的なクレジットカード利用を心がけなければならない。
電子マネーWAONの移行手続きを行う
電子マネーWAONを利用している場合は、電子マネーWAONの残高と電子マネーWAONポイントの移行手続きを行う必要がある。
移行しないとイオンゴールドカードでこれまでのポイントが使えないだけでなく、これまでに貯めていたポイントが有効期限切れで失効してしまう。
イオンゴールドカードを取得したら、これまで使っていたカードとゴールドカードを持って「WAONステーション」または「イオン銀行ATM」で移行手続きを行ってほしい。
移行手続きに関しては難しくないので、インターネットで移行手続きの方法を検索すればすぐに理解できるだろう。
ゴールドカードが届いたからといって、移行手続き前にこれまで使っていたカードを捨てないように気を付けてほしい。
家族カードをゴールドカードにする手順
家族カードもゴールドカードにすることが可能である。
一般カードの時に家族カードを発行しておけば、自動的に家族カードもゴールドカードになるので、郵送されてくるのを待てばよい。
もちろんゴールドカードを発行した後に家族カードを発行してもゴールドカードになる。
ゴールドカードの発行条件を達成するだけで家族カードもゴールドカードになるので、達成できるように頑張ってほしい。
他のクレジットカードだと家族カード発行に手数料がかかる場合があるが、イオンゴールドカードであれば無料で発行できる。
切り替えの案内が来た場合の手続き方法
イオンゴールドカードへの切り替え案内が届いた場合は、所定の手続きをすれば切り替えられる。
手続きは暮らしのマネーサイト、「イオンウォレット」アプリ、テレホンアンサー(自動音声応答サービス)で可能。
暮らしのマネーサイトでの切り替え方法
発行状況が「カード発行の準備中」となっている場合は手続き不要
「イオンウォレット」アプリでの切り替え方法
発行状況が「カード発行の準備中」となっている場合は手続き不要
テレホンアンサー(自動音声応答サービス)
イオンゴールドカードは条件を達成すれば自動発行
本記事では、イオンゴールドカードの発行条件や切り替える方法について解説した。
イオンゴールドカードは、今回紹介した6種類の対象カードで年間50万円以上のカードショッピングをすれば、自動的に郵送で送られてくる。
公共料金・税金・保険料の支払いでも集計対象となるので、各種支払いを集中させれば発行条件を達成するのは難しくない。
イオンゴールドカードになればイオンモール専門店での5%オフや海外渉外旅行保険の付帯など様々な恩恵が得られるだろう。
イオンゴールドカードが気になっている人や取得してみたい人は、これを機会にまずは対象カードを発行し、ゴールドカードの条件を達成できるように頑張ってみてほしい。