JCBカードの種類とランクを一覧で紹介!年齢と年会費で選ぶ方法

JCBカードは、日本発の国際ブランドであるJCBが発行するクレジットカードです。年会費無料のJCBカード Wから招待制のJCBザ・クラスまで種類が多く、年会費やポイントの付き方もさまざま。

さらに、楽天カードやイオンカードのように他社が発行するJCBブランドのカードもあり、どれが「JCBのカード」なのか分かりにくくなっています。

JCBが自社で発行する個人向けのカードは主に8枚で、自分から申し込めるのは6枚。この記事では、8枚を一覧表にまとめたうえで、年齢と年会費で自分に合うカードを絞る方法を順に見ていきます。

この記事を読むとわかること
  • JCBが発行するカードと他社のJCBブランドの違い
  • 8枚の年会費(税込)と申し込める年齢
  • 年齢で選べるカードの絞り方
  • 招待制の2枚を持つまでの順番

※この記事の年会費・入会資格・保険・ポイントの内容は、2026年9月時点のJCB公式サイトの情報にもとづきます。最新情報はJCB公式サイトをご確認ください。

目次

JCBカードの種類は「JCBが発行するカード」と「他社が発行するJCBブランドのカード」に分かれる

「JCBカード」と呼ばれるカードは、JCBが自社で発行しているものだけではありません。

ほかの会社がJCBのブランドを付けて発行しているカードも、同じように呼ばれています。たとえば、楽天カードのJCBとJCBカード Wは、カードの表面に同じロゴが付いています。同じ会社のカードに見えるでしょう。ところが、この2枚は発行会社が違い、ポイントも特典も別物です。JCBカードの種類が多く見えるのは、この両方をまとめて「JCBカード」と呼んでいるからです。

JCBは国際ブランドであり、カードの発行会社でもある

JCBは、VisaやMastercardと同じ「国際ブランド」です。国際ブランドとは、世界中の加盟店で決済できる仕組みを提供する会社のこと。JCB公式サイトは、JCBオリジナルシリーズを「日本で唯一の国際ブランドとして、さまざまなサービスを詰め込んだJCBのカード」と説明しています。

Visaはカードを発行せず、銀行やカード会社にブランドを貸しています。一方のJCBは、ブランドを貸すだけでなく、カードの発行もしている会社。ブランドの名前と発行会社の名前が同じなので、「JCBカード」と言ったときにどちらを指すのかが分かりにくくなっています。

JCBが発行するカードは「JCBオリジナルシリーズ」と呼ばれる

JCBが自社で発行する個人向けのカードは、「JCBオリジナルシリーズ」というシリーズ名でまとめられています。年会費無料のJCBカード Sから、招待制のJCBゴールド ザ・プレミアやJCBザ・クラスまでが同じシリーズです。

シリーズの内か外かで、使えるポイントと優待が変わります。優待店でポイントが増える「J-POINTパートナー」や、年間の利用額に応じてポイントがもらえる「J-POINTボーナス」は、この8枚だけの仕組み。上位のカードへの招待も、オリジナルシリーズの中だけで行われます。

楽天カードやイオンカードのJCBは発行会社が違う

JCBのロゴが付いたカードを発行している会社は、JCBのほかに2種類あります。JCB公式サイトは、JCBカードを「JCBグループおよびJCBのパートナー企業が発行しています」と説明しています。3つの発行会社を比べると、次のとおりです。

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発行している会社どんな会社かカードの例たまるポイントJ-POINTの優待この記事で扱うか
JCB(株式会社ジェーシービー)国際ブランドを運営する会社が自社で発行JCBカード W、JCBカード S、JCBゴールドなどのオリジナルシリーズ。ANA JCBカード、ディズニー★JCBカードなどの提携カードJ-POINT(提携カードは別のポイント)オリジナルシリーズは使える扱う(オリジナルシリーズ8枚)
JCBグループJCBが銀行・証券会社などと提携して設立したフランチャイズ会社各社が発行するJCBカード各社の制度による使えない扱わない
パートナー発行会社JCBのブランドロゴを付けたカードを自社で発行する流通系・信販系のカード会社イオンカード、楽天カードのJCBWAON POINT、楽天ポイントなど発行会社のポイント使えない扱わない

イオンカードや楽天カードのようにパートナー発行会社が発行するカードでも、JCBのロゴがある以上、JCBの優待は使えそうに見えます。使えません。ポイント制度も特典も発行会社のもので、イオンカードならWAON POINT、楽天カードなら楽天ポイントがたまります。J-POINTパートナーの倍率やJ-POINTボーナスは、JCBが発行するカードだけの仕組みです。

この記事で扱うのはJCBが発行する個人向けの8枚

JCB公式のラインアップに載っている個人向けのカードは、リボ払い専用のJCB CARD Rを含めて9枚です。JCB CARD Rは年会費無料で18歳以上から申し込めますが、支払い方法がほかの8枚と違う専用カードなので、この記事の比較からは外しました。JCB CARD Rの内容はJCB公式サイトをご覧ください。

残る8枚が、この記事で扱う範囲です。法人カード、デビットカード、JCBギフトカード、ほかの会社が発行するJCBブランドのカードは扱いません。

JCBが発行するカードのランクと8枚の一覧

8枚のうち、年会費無料が3枚、ゴールドが2枚、プラチナが1枚、そして招待されないと持てないカードが2枚あります。

ランクは年会費の順に上がりますが、上の2枚はお金を払っても自分からは申し込めません。年会費(税込)、申し込める年齢、ポイント、海外旅行傷害保険、申込か招待かを1枚ずつ比べたのが下の表です。

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カード名ランク年会費(税込)申し込める人ポイント(200円あたり)海外旅行傷害保険(利用付帯)申込/招待
JCBカード W一般無料18歳以上39歳以下(学生可)2ポイント最高2,000万円申込
JCBカード W plus L一般無料18歳以上39歳以下(学生可)2ポイント最高2,000万円申込
JCBカード S一般無料18歳以上(学生可)1ポイント最高2,000万円申込
JCB GOLD EXTAGEゴールド初年度無料、次年度以降3,300円20歳以上29歳以下1ポイント最高5,000万円申込
JCBゴールドゴールド11,000円(オンライン入会で初年度無料)20歳以上1ポイント最高1億円申込
JCBゴールド ザ・プレミアゴールドの上位11,000円+サービス年会費5,500円JCBゴールド会員から招待1ポイント最高1億円招待
JCBプラチナプラチナ27,500円20歳以上1ポイント最高1億円申込
JCBザ・クラス最上位55,000円招待のみ(基準は非公開)1ポイント最高1億円招待

※年会費はすべて税込です。JCBゴールドの初年度無料はオンライン入会の本会員が対象で、ほかのカードからの切り替えは対象外です。JCBゴールド ザ・プレミアのサービス年会費5,500円(税込)は、年間100万円(税込)以上の利用で無料になります。
※保険はいずれも利用付帯で、金額は死亡・後遺障害の最高額です。海外旅行傷害保険は、旅行代金などを対象のカードで支払った場合に適用されます。
※「申し込める人」は入会資格の要約です。原文と申し込みの流れはJCBカードの審査と申込条件の記事で確認できます。
※ポイント還元率はJCBカード WとJCBカード W plus Lが1.00%〜10.50%、JCBカード S・JCBゴールド・JCBプラチナが0.50%〜10.00%、JCB GOLD EXTAGEが0.75%〜10.25%(条件あり)です。※還元率は交換商品により異なります。

年会費無料の3枚(JCBカード W/JCBカード W plus L/JCBカード S)

3枚とも本会員も家族会員も年会費はかかりません。違うのは、申し込める年齢とポイントの付き方です。

JCBカード Wは、18歳以上39歳以下の人だけが申し込めるカードです。ポイントは200円(税込)ごとに2ポイントで、通常のカードの2倍。申し込める年齢を区切る代わりに、ポイントで優遇する仕組みです。

JCBカード W plus Lは、JCBカード Wと同じ条件に特典を足したカードです。年会費・ポイント・保険は同じで、女性向けの優待「LINDAリーグ」と毎月のプレゼント企画が付きます。名前から女性専用に見えますが、LINDAリーグは男性会員も使えます(公式サイト参照)。女性疾病保険は任意加入・有料のオプションで、18〜69歳の女性会員が対象です。

JCBカード Sは、年齢の上限がない年会費無料カードです。ポイントは200円(税込)ごとに1ポイントで、JCBカード Wの半分。その代わりに「JCBカード S 優待 クラブオフ」が付き、国内外20万ヵ所以上の割引優待を使えます。JCBスマートフォン保険も年間最高30,000円まで付いています(※)。JCBカード Wはポイントで得をするカード、JCBカード Sは優待と保険で得をするカードです。

※JCBスマートフォン保険は、事故発生の時点でスマートフォンの通信料を直近3ヵ月以上連続してJCBカード Sで支払っている場合に適用されます。購入後24ヵ月以内のスマートフォンが対象で、1事故につき自己負担額10,000円です。
※クラブオフの掲載されている優待内容については、予告なく変更となる場合がございます。

ゴールドの2枚(JCBゴールド/JCB GOLD EXTAGE)

ゴールドは2枚ありますが、上下の関係はありません。年齢で申込先が決まります。JCB GOLD EXTAGEは20歳以上29歳以下、JCBゴールドは20歳以上で上限なし。20代はどちらも申し込めます。

JCBゴールドの年会費は11,000円(税込)。オンラインで入会した本会員は初年度の年会費が無料になり、ほかのカードから切り替えた場合は対象外です。家族会員は1名まで無料で、2人目からは1名につき1,100円(税込)かかります。年会費無料の3枚との一番大きな違いは、国内主要空港とハワイ ホノルルの空港ラウンジを無料で使える点です。

JCB GOLD EXTAGEは、20代限定のゴールドカードです。年会費は初年度無料で、次年度以降は3,300円(税込)。JCBゴールドの3分の1以下の年会費で、空港ラウンジや最高5,000万円の海外・国内旅行傷害保険(利用付帯)が付きます。年会費が抑えられている代わりに、使える期間が決まっています。入会から5年後の初回更新時には、審査のうえJCBゴールドへ自動で切り替わる仕組みです。

プラチナ(JCBプラチナ)

JCBプラチナは、自分から申し込めるカードの中で最上位です。年会費は27,500円(税込)で、初年度から年会費がかかります。JCBゴールドとの違いは、初年度無料の条件がない点です。申し込めるのは20歳以上で、学生は対象外です。

年会費を払うと使えるのが、プラチナ限定の3つのサービス。世界の空港ラウンジを使えるプライオリティ・パスと、レストランのコース料理が1名分無料になるグルメ・ベネフィット。そして24時間365日のプラチナ・コンシェルジュデスクです。家族会員は1名まで無料で、2人目からは1名につき3,300円(税込)かかります。

招待でしか持てない2枚(JCBゴールド ザ・プレミア/JCBザ・クラス)

JCBゴールド ザ・プレミアとJCBザ・クラスには、申込ページがありません。どちらも完全招待制のカードです(公式サイト参照)。

2枚の違いは、招待の条件が公開されているかどうかです。JCBゴールド ザ・プレミアは、JCBゴールドの会員が公開された利用条件を満たすと招待されます。年会費はJCBゴールドと同じ11,000円(税込)に、サービス年会費5,500円(税込)が加わります。このサービス年会費は、年間100万円(税込)以上の利用で無料です。

JCBザ・クラスは、JCBの中で最上位のカードです。年会費は55,000円(税込)。招待の基準は公開されておらず、JCBゴールド、JCBゴールド ザ・プレミア、JCBプラチナを使っている人の中から招待されます。

この2枚を最初に選ぶことはできないので、最初の1枚は年齢で決めます。

年齢で決まるJCBカードの選び方

JCBが発行するカードは、年齢で申し込めるカードが変わります。

年会費無料の3枚のうち、39歳まではJCBカード W・JCBカード W plus L・JCBカード Sの3枚から選べ、40歳以上はJCBカード Sです。ゴールドも、29歳まではJCB GOLD EXTAGE、30歳以上はJCBゴールドと申込先が違います。年齢を確認するだけで、8枚は2〜3枚まで絞れます。絞ったあとの判断材料は、よく使う店・ポイントの使い道・優待を使う頻度・払える年会費の4つ。

18歳以上39歳以下はJCBカード WかJCBカード W plus Lが申し込める

18歳以上39歳以下の人は、JCBカード WとJCBカード W plus Lの両方に申し込めます。入会資格は「18歳以上39歳以下で、ご本人または配偶者に安定継続収入のある方。または高校生を除く18歳以上39歳以下の学生の方」。配偶者に収入があれば、本人に収入がなくても申し込めます。

39歳までに作っておく理由は、ポイントが常に2倍だからです。同じ年会費無料のJCBカード Sが200円で1ポイントなのに対し、JCBカード Wは200円で2ポイント。39歳までに入会すれば、40歳を過ぎても年会費無料と2倍の条件はそのまま続きます。逆に言えば、40歳になってからでは申し込めません。年齢の条件は申し込むときだけで、入会したあとは関係ありません。

ただし、39歳以下ならJCBカード Wが必ず正解というわけではありません。JCB公式サイトも、JCBカード Wは普段の買い物でポイントをためたい人、JCBカード Sはグルメやレジャーの割引優待を使いたい人向けとして比べています。コンビニやAmazon.co.jpでの支払いが多いならJCBカード W、映画や外食でクラブオフの割引を使う機会が多いなら、39歳以下でもJCBカード Sを選ぶ理由があります。JCBオリジナルシリーズは1人1枚までなので、両方を持つことはできません。

JCBカード WとJCBカード W plus Lは年会費・ポイント・保険が同じなので、迷ったら特典で決めます。LINDAリーグや毎月のプレゼント企画を使いたいならJCBカード W plus L、シンプルに使いたいならJCBカード Wです。

40歳以上で年会費無料ならJCBカード Sを選ぶ

40歳以上の人が年会費無料を基準に選ぶなら、JCBカード Sしかありません。入会資格は「18歳以上で、ご本人または配偶者に安定継続収入のある方。または高校生を除く18歳以上で学生の方」で、年齢の上限はありません。

ポイントが200円で1ポイントとJCBカード Wの半分なら、40歳以上は損をしているように見えます。ただ、JCBカード Sにしかない仕組みが2つあります。1つは割引優待の「JCBカード S 優待 クラブオフ」。もう1つはJ-POINTボーナスです。年間の利用額50万円(税込)ごとにボーナスポイントがもらえる仕組みで、年会費無料のカードではJCBカード Sだけが対象になります(※)。たくさん使う人ほど、JCBカード Wに近いポイント数を受け取れます。

※J-POINTボーナスは、JCB CARD W、JCB CARD W plus L、Biz ONEなど、一部対象とならないカードがあります。

学生はJCBカード Wの入会資格に含まれる

JCBカード Wは学生でも作れるカードで、JCBカード Sも同じです。どちらの入会資格にも「高校生を除く18歳以上で学生の方」が入っており、一部申し込めない学校があるだけです。

初めての1枚として選ぶなら、ポイントが常に2倍のJCBカード Wがおすすめです。JCBカード Sは40歳以降も同じカードを使い続けたい人向けで、学生のうちにあえて選ぶ理由は多くありません。

20歳以上29歳以下でゴールドが欲しいならJCB GOLD EXTAGE

20代でゴールドカードが欲しい人には、JCB GOLD EXTAGEがあります。入会資格は「20歳以上29歳以下で、ご本人に安定継続収入のある方」で、学生は対象外です。

年会費は初年度無料、次年度以降3,300円(税込)。JCBゴールドの11,000円(税込)より抑えられていますが、空港ラウンジと旅行傷害保険は付いています。代わりに5年後の初回更新時にJCBゴールドへ自動で切り替わるので、20代のうちに持ち始めて30代でJCBゴールドに移る流れです。30歳以上の人は、最初からJCBゴールドを選びます。

年会費で見るJCBカードの違い

年会費を払うと増える特典は、旅行傷害保険の最高額、空港ラウンジ、プラチナ限定の優待の3つです。

年会費無料の3枚にも、海外旅行傷害保険とポイント優待は付いています。年会費がかかる3枚を選ぶ判断材料は、そこに何が上乗せされるか。

年会費無料の3枚でも海外旅行傷害保険とポイント優待が付く

JCBカード W、JCBカード W plus L、JCBカード Sの3枚には、最高2,000万円の海外旅行傷害保険(利用付帯)が付いています。ただし、持っているだけでは適用されません。利用付帯とは、航空券やツアー代金など旅行の費用を事前にそのカードで支払った場合に保険が適用される仕組みのこと。旅行前の支払いに使って初めて保険の対象になります。

ポイント優待も年会費無料の3枚から使えます。J-POINTパートナーと呼ばれる優待店で使うと、還元率はJCBカード Sで最大10.0%まで上がります。JCBカード WとJCBカード W plus Lなら最大10.5%です(※還元率は交換商品により異なります)。JCBカード Sには、加えてクラブオフとJCBスマートフォン保険が付いています。

年会費を払わずにここまで使えるため、「保険や優待が欲しい」というだけでJCBゴールドを選ぶ必要はありません。

JCBゴールドは11,000円(税込)でオンライン入会なら初年度無料

JCBゴールドの年会費11,000円(税込)は、オンライン入会の本会員なら初年度が無料です。ただし、資料請求で申し込んだ場合や、ほかのJCBカードから切り替えた場合は対象外です。同じカードでも、申込方法によって初年度に11,000円(税込)を払うかどうかが変わります。

年会費を払うと、まず海外旅行傷害保険の最高額が上がります。年会費無料の3枚が最高2,000万円なのに対し、JCBゴールドは最高1億円(利用付帯)。旅行代金を事前にJCBゴールドで支払った場合の金額で、支払いがない場合は最高5,000万円です。国内旅行傷害保険も最高5,000万円(利用付帯)が付きます。

もう1つが空港ラウンジです。国内主要空港とハワイ ホノルルの国際空港内のラウンジを無料で使えます。年に数回でも飛行機に乗る人なら、ラウンジの利用料の分だけJCBゴールドの元が取れる計算です。

JCBプラチナは27,500円(税込)で初年度から年会費がかかる

JCBプラチナの年会費は27,500円(税込)で、JCBゴールドのような初年度無料の条件はありません。申し込む時点で27,500円(税込)を払う前提のカードです。

その分、旅行傷害保険は海外・国内とも最高1億円(利用付帯)まで上がります。プライオリティ・パスは世界の空港ラウンジを使える会員サービスで、本会員のみに付きます。家族会員には付きません。

グルメ・ベネフィットは、対象レストランで所定のコースを2名以上で予約すると1名分が無料になる優待です。年に何度か使えば、無料になる1名分の料金だけで年会費の一部をまかなえます。使わない人には27,500円(税込)がそのまま負担になります。

年会費がかかるカードに含まれるサービス

年会費の違いをサービスごとに比べると、次のようになります。

サービス付いているカード
海外旅行傷害保険(利用付帯)年会費無料の3枚は最高2,000万円、JCB GOLD EXTAGEは最高5,000万円、JCBゴールドとJCBプラチナは最高1億円です
空港ラウンジJCBゴールド、JCB GOLD EXTAGE、JCBプラチナと招待制の2枚で使えます
プライオリティ・パスJCBゴールド ザ・プレミア、JCBプラチナ、JCBザ・クラスに付きます
グルメ・ベネフィットとコンシェルジュデスクJCBプラチナとJCBザ・クラスだけのサービスです

年会費が高いカードほど、旅行と外食の特典が増えていきます。飛行機に乗らず、レストランの優待も使わないなら、年会費無料の3枚で困りません。逆に、出張や旅行が多い人ほど年会費がかかるカードの価値が上がります。

JCBカードのランクの上げ方と招待制カードの位置づけ

JCBが発行するカードのランクは、JCBゴールド→JCBゴールド ザ・プレミア→JCBプラチナ→JCBザ・クラスの順に上がります。

上のランクへ上がる方法は、カードごとに違います。JCBゴールドとJCBプラチナは自分で申し込めるカード。JCBゴールド ザ・プレミアは招待制ですが、条件は公開されています。招待の条件が分からないのはJCBザ・クラスだけです。

JCBゴールドからJCBゴールド ザ・プレミアへは利用実績で招待される

JCBゴールド ザ・プレミアの招待条件は、JCB公式サイトに公開されています。条件は2つです。

  1. JCBゴールドのショッピング利用合計金額が、2年連続で100万円(税込)以上、もしくは1年で200万円(税込)以上であること
  2. 本会員がMyJCBに、受信できるメールアドレスを登録していること(毎年1月末日まで)

利用額の集計期間は毎年12月16日から翌年12月15日までの1年間です。以前は2年連続の条件しかなく、最短でも2年かかりました。「1年で200万円(税込)以上」の条件が2025年12月16日の集計分から加わり、使う金額が大きい人は1年で招待に届くようになりました。

招待されたあとの年会費は、JCBゴールドの11,000円(税込)にサービス年会費5,500円(税込)を足した金額です。ただし年間100万円(税込)以上使えばサービス年会費は無料になるので、招待条件を満たし続ける人は実質JCBゴールドと同じ年会費で持てます。招待されると、プライオリティ・パスが付いて世界の空港ラウンジも使えるようになります。

JCBザ・クラスは招待のみで条件は公開されていない

JCBザ・クラスの招待基準は、JCB公式サイトにも「明確な招待基準は非公開」と書かれています。分かっているのは、JCBゴールド、JCBゴールド ザ・プレミア、JCBプラチナを使っている人の中から、一定の条件を満たした人が招待される点だけです。

年会費は55,000円(税込)。コンシェルジュデスク、グルメ・ベネフィット、プライオリティ・パスに加えて、年に一度好きな商品を選べる「ザ・クラス メンバーズ・セレクション」が付きます。ネット上に出回っている年収や利用額の目安は、JCBが公表した数字ではありません。

JCBカード Wから40歳以降にJCBゴールドへ切り替える方法もある

年会費無料のカードを持っている人は、招待を待たなくてもランクを上げられます。JCB公式サイトによると、年会費無料の3枚のいずれかを持っていれば、会員専用WEBサービスのMyJCBから申し込めます。申込先はJCBゴールドとJCBプラチナの2つです。所定の審査があるため、希望に沿えない場合もあるとのこと。

たとえば、30代でJCBカード Wを作り、40代で出張が増えて空港ラウンジを使いたくなったケース。この場合、JCBカード Wを解約して新規に申し込む必要はなく、MyJCBからJCBゴールドへの切り替えを申し込めます。切り替えのほうが手軽に見えますが、1つ注意点があります。切り替えの場合はJCBゴールドの初年度無料の対象外です。初年度無料を使いたいなら、JCBカード Wを持ったまま新規でオンライン入会する選択肢も比べる価値があります。

JCBが発行するカードに共通する仕組み

8枚のどれを選んでも、ポイントはJ-POINTでたまります。

ただし、優待店でポイントを増やすには先に登録が必要で、知らないままだと、もらえるはずのポイントをもらい損ねます。

ポイントは2026年からJ-POINTになった

JCBが発行するカードのポイントは、2026年1月13日から「J-POINT」という名前になりました。毎月の利用合計金額200円(税込)ごとに1ポイントがたまり、1ポイントは最大1円分として使えます。JCBカード WとJCBカード W plus Lは200円ごとに2ポイントです。

以前と変わったのは使い道の広さです。たまったJ-POINTは、全国170万ヵ所以上の店舗でそのまま支払いに使えます(※2026年3月末時点)。MyJCB Payというコード決済で店頭で使うほか、Amazon.co.jpの支払いにも充てられます。交換の手間がなく、少額から使えます。

年間の利用額50万円(税込)ごとにボーナスポイントがもらえるJ-POINTボーナスも、この制度の一部です。対象はJCBカード S、JCBゴールド、JCBプラチナなど。JCB CARD W、JCB CARD W plus L、Biz ONEなど一部のカードは対象外です。JCBカード WとJCBカード W plus Lはもともと常時2倍のため、ボーナスの代わりに基本の倍率で優遇されています。

優待店でポイントが増えるには事前のポイントアップ登録が必要

J-POINTパートナーと呼ばれる優待店でポイントが増える仕組みは、自動では適用されません。事前にポイントアップ登録が必要です(公式サイト参照)。カードが届いたあとにMyJCBで優待店を登録して、初めて倍率が上がります。

ここは新しく作った人が見落としやすい点です。登録せずに優待店で使い続けても、通常のポイントしか付きません。倍率や条件はショップごとに違います。

ナンバーレスとデザインを選べる

自分で申し込める6枚のうち、JCB GOLD EXTAGEを除く5枚は、カードの表面に番号を印字しないナンバーレスを選べます。ナンバーレスなら、申し込みから最短5分でカード番号がMyJCBアプリに表示され、カードが届く前にネットショッピングやスマートフォン決済で使えます。ただし、いつ申し込んでも5分で済むわけではありません。この最短5分の発行は、受付時間が9:00AM〜8:00PMで、顔写真付き本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカード・在留カード)による本人確認が条件です。受付時間を過ぎると翌日受付になります。番号ありのカードは約1週間で届きます。

カードのデザインも多彩です。JCBカード SやJCBゴールドには、通常デザインのほか植物由来の原料を一部使ったバイオマスデザインがあります。JCBゴールドには枚数限定の「JCBゴールド -煌-」「JCBゴールド -桜-」もあります。限定デザインは発行費用1,100円(税込)がかかり、ナンバーレスのみの対応で、発行枚数が上限に達し次第受付終了です。

JCBカードの種類に関するよくある質問

JCBカードの種類について、よく聞かれる質問をまとめました。

JCBカードは全部で何種類ありますか?

JCB公式のカード一覧には、提携カード、法人カード、デザイン違いも含まれるため、数え方で総数は変わります。JCBが自社で発行する個人向けのクレジットカードに絞ると、この記事で紹介した8枚と、リボ払い専用のJCB CARD Rの9枚です。

たとえば楽天カードのJCBも、JCBカードですか?

ブランドはJCBですが、発行会社は楽天カードです。ポイントは楽天ポイントで、J-POINTパートナーの倍率やJ-POINTボーナスは使えません。JCBが発行するカードだけの仕組みを使いたい人は、JCBカード WやJCBカード Sを選びます。

40歳を過ぎるとJCBカード Wは作れませんか?

入会資格は18歳以上39歳以下なので、40歳以降は新規で申し込めません。39歳までに入会していれば、40歳以降も年会費無料のまま継続できます。40歳以上で年会費無料のカードを探すなら、JCBカード Sを選びます。

JCBザ・クラスは自分から申し込めますか?

申し込みはできません。招待制で、基準は公開されていません。JCBゴールド、JCBゴールド ザ・プレミア、JCBプラチナの利用者の中から招待されるため、まずはJCBゴールドかJCBプラチナを持つところから始まります。

JCBゴールドとJCB GOLD EXTAGEはどちらを選べばいいですか?

年齢で決まります。JCB GOLD EXTAGEは20歳以上29歳以下が対象で、年会費は初年度無料・次年度以降3,300円(税込)です。5年後の初回更新時にはJCBゴールドへ自動で切り替わります。30歳以上の人はJCBゴールドを選びます。

自分の年齢で申し込めるカードが分かったら、次は「どのカードに決めるか」です。年齢・よく使う店・目的別のJCBカードのおすすめをまとめた記事も、あわせてお読みください。

※この記事の年会費・入会資格・保険・ポイントの内容は、2026年9月時点のJCB公式サイトの情報にもとづきます。年会費、特典、招待条件は変更される場合があります。※還元率は交換商品により異なります。

出典

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