韓国でクレジットカードは使える?旅行におすすめのカードと手数料・現金との使い分け

韓国でクレジットカードは使える?旅行におすすめのカードと手数料・現金との使い分け

日本のクレジットカードは、韓国でも買い物や飲食に使えます。韓国のキャッシュレス決済比率は2023年に99.1%(参考値)で、日本の39.3%を大きく上回りました。

持っていくなら、1枚目はVisaかMastercard、予備に別ブランドの1枚を組み合わせるのがおすすめです。

この記事では、韓国でのカードの使い方と手数料、旅行におすすめのカード、現金・WOWPASSとの使い分け、使うときの注意点を解説します。

この記事でわかること
  • 1万ウォンの手数料はカードによって19〜45円
  • 手数料1.60%のカードはイオンカードとJCBカード W
  • 楽天カードの保険は航空券だけの支払いでは付かない
  • T-moneyのチャージにはウォンの現金が必要

※本記事の情報は2026年10月時点のものです。

10万ウォン払ったときの手数料
1.60%のカード
イオンカードなど
188円
3.85%のカード453円

※100ウォン=11.76円で試算


\海外事務手数料が1.6%!/

目次

韓国で日本のクレジットカードは使える?キャッシュレス事情

韓国では、日本で発行したクレジットカードで買い物や飲食の支払いができます。

2023年のキャッシュレス決済比率は99.1%(参考値)で、支払い金額のほとんどがキャッシュレスでした。ただし、駅やコンビニでの交通カードのチャージのように、ウォンの現金が必要な場面も残っています。使える場面と使えない場面を分けて知っておくと、現金の用意は少しで済むでしょう。

韓国のキャッシュレス決済比率は世界でもトップクラス

韓国のキャッシュレス決済比率は、2023年に99.1%でした。キャッシュレス推進協議会が2025年9月4日に公表した国際比較で、韓国は下の表に挙げた国の中で最も高い値です。日本の39.3%と比べると、韓国ではキャッシュレスでの支払いが広く使われていることが分かります。

国キャッシュレス決済比率(2023年)
韓国99.1%(参考値)
中国83.3%(参考値)
オーストラリア75.6%
カナダ71.5%
シンガポール68.4%
英国64.0%
米国58.4%
日本39.3%

※韓国・中国はEuromonitor Internationalのデータから算出された参考値

この比率は、キャッシュレスの支払い手段で払われた年間の金額を、民間最終消費支出で割った値です。民間最終消費支出は、家計が1年間に消費へ使ったお金の合計を指します。

つまり、金額で見た割合であり、店の数で見た「カードが使える店の割合」とは別の指標。99.1%という値は、韓国のすべての店がカードに対応しているという意味ではありません。

旅行者にとっては、飲食店や買い物の支払いをカード中心に組み立てやすい国です。一方で、屋台や市場のようにカードを扱わない店もあります。現金をまったく持たずに出かけるのは避けたほうが無難でしょう。

Visa・Mastercard・JCB・アメックスの使いやすさ

韓国でカードが使えるかどうかは、店がどの国際ブランドを扱っているかで決まります。国際ブランドは、Visa・Mastercard・JCB・American Expressなど、カード決済の仕組みを運営する会社です。

1枚のカードだけで旅行すると、そのブランドを扱わない店では支払えなくなってしまいます。ブランドの違うカードを2枚持っていれば、どちらかで支払える可能性が高まります。

各ブランドについて、韓国旅行に関係する情報を表にまとめました。

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国際ブランド本記事で紹介するカードで選べるもの韓国旅行に関係する情報
Visa三井住友カード(NL)、イオンカード、エポスカード、楽天カード、学生専用ライフカードWOWPASSのアプリでPayPal経由のチャージに使える
Mastercard三井住友カード(NL)、イオンカード、楽天カード、学生専用ライフカードWOWPASSのアプリでチャージに使える。交通アプリMobileTmoneyのチャージにも使われる
JCBイオンカード、JCBカード W、楽天カード、学生専用ライフカードソウルにJCBプラザ ラウンジ・ソウルがある。WOWPASSのアプリでチャージに使える
American Express楽天カード楽天カードの海外事務手数料は3.63%で、ほかのブランドと同じ

JCBカードを持っていれば、ソウル市内の「JCBプラザ ラウンジ・ソウル」で日本語の案内や紛失・盗難時のサポートを受けられます。

クレジットカードが使えない場面(屋台・市場・交通カードのチャージ)

韓国の地下鉄やバスでは、T-money(ティーマネー)という交通カードを使います。駅の券売機やコンビニでT-moneyにチャージするときは、韓国ウォンの現金が必要です。

アプリを使えば、WOWPASSの残高をT-moneyへ移してチャージすることもできます。WOWPASSの機械ではT-moneyにチャージできないため、チャージ用のウォンは現金かアプリで用意する必要があります。

ソウルには、地下鉄とバスが乗り放題になる気候同行カードの短期券(1・2・3・5・7日)もあります。2026年3月17日から、地下鉄1〜8号線の新型券売機では、日本で発行したカードでも短期券の購入・チャージができます。

ただし、海外で発行したカードで払うと、平均3.7%のサービス利用料がかかってしまいます。改札でクレジットカードをタッチして乗ることは、まだできません(2026年10月時点)。

屋台や市場では、カードを扱わない店があります。少額の現金を持っておけば、カードが使えない店でも支払えます。

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場面支払い方法注意点
T-moneyのチャージ駅の券売機・コンビニでウォン現金、またはアプリでWOWPASSの残高を移すWOWPASSの機械ではT-moneyにチャージできない
地下鉄の改札T-moneyなどの交通カード、1回用乗車券、気候同行カード日本のクレジットカードをタッチして乗ることはできない(2026年10月時点)
気候同行カード(短期券)の購入・チャージ地下鉄の新型券売機で日本のカードも使える海外で発行したカードは平均3.7%の利用料がかかる
屋台・市場現金カードを扱わない店がある
交通カードの購入WOWPASSのT-money機能を使うほかの交通カードを買うと4,000〜8,000ウォンかかる

韓国でクレジットカードを使うときの手数料

韓国でのカード払いは、ウォンの金額を円に換算し、カード会社の海外事務手数料を加えた額で請求されます。

本記事で紹介するカードの手数料率は1.60%から3.85%まで。支払い通貨に日本円を選ぶと、店のレートで換算されて割高になる可能性もあります。仕組みと料率を知っておけば、請求額をおおよそ見積もれるでしょう。

海外事務手数料の仕組みと1万ウォンの計算例

海外でカードを使うと、ウォン建ての金額は国際ブランドの決済センターで円に換算されます。換算に使うのは、売上データが決済センターに届いた時点のレートに、海外事務手数料を加えたレートです。

換算日は、利用データが決済センターに到着した日。利用日から2〜4日後が目安で、現地でカードを使った日のレートではありません。そのため、旅行中に見た為替レートと、後日届く請求の換算レートは一致しない場合があります。

段階内容
店で支払うウォン建てで決済する
売上データが届く国際ブランドの決済センターに利用データが届く(利用日から2〜4日後が目安)
円に換算する届いた時点のレートに海外事務手数料を加えたレートで換算する
請求される換算後の円の金額がカード会社から請求される

請求額は、次の式で試算できます。

試算には、2026年10月16日の韓国ウォンの公示相場を使います。この日の100ウォンあたりのTTS(円をウォンに替えるときのレート)は11.96円でした。

TTB(ウォンを円に戻すときのレート)は11.56円です。試算には、TTSとTTBの平均である仲値11.76円を使います。

1万ウォンを手数料なしで換算すると、1,176円です。1.60%のカードなら、10,000×11.76÷100×1.016で、請求額は約1,195円になります。

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海外事務手数料率主なカード1万ウォンの手数料1万ウォンの請求額
0%(換算のみ)―0円1,176円
1.60%イオンカード、JCBカード W19円1,195円
3.63%三井住友カード(NL)、楽天カード43円1,219円
3.85%エポスカード、学生専用ライフカード45円1,221円

※試算レート100ウォン=11.76円。円未満は四捨五入。実際は各国際ブランドのレートで換算される

1万ウォンの支払いで上乗せされる手数料は、1.60%なら19円、3.85%なら45円です。1回ごとの手数料は数十円にとどまります。ただ、旅行中にカードで払う回数が増えるほど、手数料の合計も増えていきます。

日本円での支払い(DCC)は割高になりやすい

韓国の店でも、支払い通貨をウォンにするか日本円にするか選べる場合があります。日本円で払う方法は、DCC(自国通貨建て決済)と呼ばれます。

日本円を選ぶと、その場で円の金額が分かります。ただし換算には店が決めた為替レートが使われ、カード会社で換算する場合より割高になってしまう可能性があります。ウォンを選べば、国際ブランドのレートにカードの海外事務手数料を加えた金額で請求されます。

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選んだ通貨換算レートを決めるところ請求額の傾向
ウォン国際ブランドの決済センター(カード会社の海外事務手数料を加算)決済センターのレートに海外事務手数料を加えた額で請求される
日本円店(店が決めた為替レート)カード会社で換算するより割高になる可能性がある

端末の画面やレシートに日本円の金額が表示されたら、支払う前にウォンで払いたいと伝えましょう。サインや暗証番号の入力の前に、通貨がウォンになっているかを見ておくと安心です。Wise・Revolutなどのデビットカードで払うときも、支払い通貨はウォンを選んでください。

カード別の海外事務手数料

主なカードの海外事務手数料は次のとおりです。

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カード・発行会社国際ブランド海外事務手数料適用時期・改定前の料率
イオンカード(イオンマークのカード)Visa・Mastercard・JCB1.60%―
JCBカード WJCB1.60%(非課税)―
三井住友カード(NL)Visa・Mastercard3.63%(税込)2024年11月1日に改定
楽天カードVisa・Mastercard・JCB・American Express3.63%2025年3月から(改定前2.20%)
エポスカードVisa3.85%2025年7月1日利用分から(改定前2.20%)
学生専用ライフカード(ライフカード)Visa・Mastercard・JCB3.85%2024年12月1日利用分から(改定前2.20%)
クレディセゾン発行カードVisa・Mastercard・JCB・American Express3.85%2024年12月4日処理分から
三菱UFJカードVisa・Mastercard3.85%→4.50%(税込)2026年11月16日利用分から
三菱UFJカードJCB2.04%→4.34%2026年11月16日利用分から
三菱UFJカードAmerican Express2.00%→4.30%2026年11月16日利用分から

※2026年10月時点

本記事で紹介するカードのうち、1.60%なのはイオンカードとJCBカード Wです。ほかのカードは3.63%から3.85%でした。楽天カード・エポスカード・ライフカードは、2024年から2025年にかけて2.20%から料率を上げています。

三菱UFJカードは、2026年11月16日利用分からVisa・Mastercardの料率が4.50%に上がります。10万ウォンの支払いで試算すると、手数料は529円です。11月16日以降に韓国へ行く予定がある人は、手持ちのカードの料率を出発前に確かめておきましょう。

カード別の海外手数料をもっと詳しく比べたい人は、海外手数料が安いクレジットカードの比較を参考にしてください。

韓国旅行に持っていくクレジットカードの選び方

韓国旅行には、国際ブランドの違うクレジットカードを2枚持っていくのが基本です。

そのうえで、海外事務手数料・海外旅行保険の条件・タッチ決済と日本語サポートを比べると、どの2枚にするかを決めやすくなります。4つの基準を表にまとめました。

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基準見るところ判断の目安
国際ブランド1枚目と2枚目のブランド1枚目はVisaかMastercard、2枚目は別ブランド
海外事務手数料料率1.60%か、3.63〜3.85%か
海外旅行保険保険が付く支払いの条件旅行代金や交通費をどのカードで払うか
タッチ決済・日本語サポート対応の有無スマホ決済への設定、日本語で相談できる窓口

1枚目はVisaかMastercard、2枚目は別ブランド

1枚目は、VisaかMastercardのカードから選ぶと選べるカードが多くなります。本記事で紹介する7枚のうち、JCBカード W以外の6枚はVisaかMastercardを選べます。1枚目をVisaかMastercardにしておくと、手数料や保険の条件を基準にカードを選びやすくなります。

2枚目には、1枚目と違うブランドのカードが必要です。同じブランドのカードを2枚持っても、そのブランドを扱わない店ではどちらも使えなくなってしまいます。1枚目がVisaなら、2枚目はMastercardかJCBにするとブランドが分かれます。

2枚目におすすめなのはJCBカード Wで、海外事務手数料は1.60%です。JCBカードを持っていれば、ソウルのJCBプラザ ラウンジ・ソウルで日本語のサポートも受けられます。

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組み合わせの例1枚目2枚目この組み合わせの特徴
手数料を抑えるイオンカード(Visa・Mastercard)JCBカード W2枚とも海外事務手数料1.60%。保険はJCBカード Wの条件で備える
保険も重視するエポスカード(Visa)JCBカード W出国後に電車・バスなどの料金を払っても保険が付くエポスカードと、1.60%のJCBカード W
すぐに使える1枚目がほしい三井住友カード(NL)(Visa・Mastercard)JCBカード W1枚目は最短10秒でカード番号を表示し、Visa・Mastercardのタッチ決済に対応。保険の治療費用は50万円ずつのため、補償を重視するならエポスカードと組み合わせる

※年会費はいずれも無料。組み合わせは一例

韓国以外の旅行にも使うカードを選びたい人は、海外旅行におすすめのクレジットカードの記事も参考にしてください。

海外事務手数料の低さで選ぶ

本記事で紹介するカードの海外事務手数料は、1.60%のグループと3.63〜3.85%のグループに分かれます。10万ウォンの支払いで試算すると、1.60%のカードの手数料は188円です。3.63〜3.85%のカードでは427〜453円になってしまいます。

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グループカード海外事務手数料10万ウォンの手数料10万ウォンの請求額
1.60%イオンカード(WAON一体型)、イオンカードセレクト、JCBカード W1.60%188円11,948円
3.63%三井住友カード(NL)、楽天カード3.63%427円12,187円
3.85%エポスカード、学生専用ライフカード3.85%453円12,213円
参考三菱UFJカード(2026年11月16日利用分から)4.50%529円―

※試算レート100ウォン=11.76円。手数料なしの換算額は11,760円。円未満は四捨五入

手数料だけで比べるなら、1.60%のイオンカードかJCBカード Wを選ぶことになります。ただし、イオンカード(WAON一体型)・イオンカードセレクトには海外旅行保険が付かず、JCBカード Wで選べるブランドはJCBに限られます。手数料の低いカードで2枚をそろえるなら、イオンカード(VisaかMastercard)とJCBカード Wです。

3.63〜3.85%のカードは、手数料以外の条件で選ぶ理由があります。三井住友カード(NL)は最短10秒でカード番号が表示され、Visa・Mastercardのタッチ決済に対応しています。エポスカードは、出国後に電車・バスなどの料金を払っても海外旅行保険が付くカードです。

海外旅行保険が付く支払い条件を確かめる

本記事で紹介するカードの海外旅行保険は、すべて利用付帯です。利用付帯は、旅行代金や交通費などをそのカードで支払ったときに保険が付く仕組みのこと。どの支払いが条件になるかはカードごとに違うため、保険を使うカードで何を払うかを先に決めておくと確実です。

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カード海外旅行保険治療費用(傷害/疾病)保険が付く支払い対象外・注意点
エポスカード最高3,000万円200万円/270万円宿泊を伴う募集型企画旅行の代金、または公共交通乗用具の料金を支払う(出国後の支払いも可)本人のみ。カード発行日の翌日以降に出発する旅行が対象
楽天カード最高2,000万円200万円/200万円日本出国前に募集型企画旅行の代金を支払う出国後に決済した海外ツアー、航空券のみ、海外ホテルの宿泊料金、空港利用税は対象外
JCBカード W最高2,000万円100万円/100万円出国前に公共交通乗用具または募集型企画旅行の料金を支払う(出国後に公共交通乗用具の料金を払った場合も、その時点から補償)―
三井住友カード(NL)最高2,000万円50万円/50万円事前に旅費などをカードで支払う入会後「選べる無料保険」で別の保険に変更できる
イオンカード(WAON一体型)、イオンカードセレクトなし(購入品・紛失盗難の補償はあり)――旅行中のけがや病気は、保険付きの別のカードで備える
学生専用ライフカードなし――2026年3月31日以降に出発する旅行から廃止

※最高額は傷害死亡・後遺障害の金額。三井住友カード(NL)の補償額は2025年10月16日から適用

保険を選ぶときは、最高額よりも治療費用を見てください。旅行中のけがや病気で使うのは、主に傷害治療費用と疾病治療費用です。年会費無料のカードの中では、エポスカードの治療費用がもっとも手厚くなっています。

公共交通乗用具は、飛行機・電車・バスなど、料金を払って乗る交通機関を指します。募集型企画旅行は、旅行会社が企画して参加者を募るパッケージツアーのことです。

楽天カードは、出国前にパッケージツアーの代金を支払えば保険が付きます。仮に航空券だけを楽天カードで買った場合は、保険の対象外になってしまいます。

エポスカードは、出国後に公共交通乗用具の料金を初めて払った場合も保険が付きます。補償期間はその時点から90日間です。出国前に旅行代金を払った場合は、旅行開始から90日間が補償期間になります。

イオンカード(WAON一体型)とイオンカードセレクトの付帯保険は、購入品の補償と紛失・盗難の補償で、海外旅行保険は付いていません。学生専用ライフカードの海外旅行保険も、2026年3月31日以降に出発する旅行から廃止されました。これらを持っていく場合は、保険付きの別のカードで旅行代金や交通費を払っておくと備えになります。

タッチ決済と日本語サポートの有無

タッチ決済は、カードやスマホを端末にかざして支払う方法です。対応のしかたはカードによって違い、スマホ決済に設定して使うカードもあります。

カードタッチ決済・スマホ決済
三井住友カード(NL)Visaのタッチ決済・Mastercardタッチ決済に対応
楽天カード全ブランドがタッチ決済に対応
エポスカードVisa Touchマークのあるカードが対応(非対応のカードは順次対応)
JCBカード WApple Pay・Google Pay・Samsung Walletに設定してJCBのタッチ決済を使う
学生専用ライフカードApple Pay・Google Payに対応
イオンカード(WAON一体型)、イオンカードセレクトVisa・Mastercard・JCBのタッチ決済に対応(マークのあるカード)

韓国の店でタッチ決済を使えるかは、店の端末が対応しているかによって変わります。端末が対応していない店に備えて、暗証番号も確かめておく必要があります。

旅行中のトラブルで日本語の窓口を使えるかも、カードを選ぶ判断材料になります。

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日本語サポート対象のカード内容
JCBプラザ ラウンジ・ソウルJCBのクレジット・デビット・プリペイドカードソウル市内の窓口。案内・予約、紛失・盗難時の緊急サポート。営業は9:00〜18:00、土・日・祝は休業
VJデスク三井住友カード(NL)ソウルなど世界の主要都市にある日本語の現地デスク
LIFE DESK(日本語サービス)学生専用ライフカード日本語で海外旅行をサポートするサービス
海外サポートデスク(現地デスク)エポスカード世界38都市にある現地デスク

ソウルには、JCBプラザ ラウンジ・ソウルと三井住友カードのVJデスクがあります。JCBカードを2枚目に持っておくと、ソウル市内の日本語の窓口に直接行けます。

韓国旅行におすすめのクレジットカード

韓国旅行向けに編集部が選んだのは、次の7枚のクレジットカードです。

紹介の順番は、申込数や利用者数の順ではなく、旅行での役割の順。1枚目におすすめのカード、2枚目におすすめのカード、条件が合う人におすすめのカードの順で紹介します。この7枚は、海外事務手数料・海外旅行保険・タッチ決済の情報をもとに編集部が選んだものです。

役割カード
1枚目におすすめ(Visa・Mastercard)三井住友カード(NL)、イオンカード(WAON一体型)・イオンカードセレクト、エポスカード
2枚目におすすめ(別ブランド)JCBカード W
条件が合う人におすすめ楽天カード(パッケージツアーで行く人)、学生専用ライフカード(学生)
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カード国際ブランド年会費海外事務手数料10万ウォン時の手数料海外旅行保険
三井住友カード(NL)Visa・Mastercard永年無料3.63%427円最高2,000万円(治療50万円)
イオンカード(WAON一体型)Visa・Mastercard・JCB無料1.60%188円なし(購入品・紛失盗難の補償はあり)
イオンカードセレクトVisa・Mastercard・JCB無料1.60%188円なし(購入品・紛失盗難の補償はあり)
エポスカードVisa永年無料3.85%453円最高3,000万円(治療200万〜270万円)
JCBカード WJCB永年無料1.60%188円最高2,000万円(治療100万円)
楽天カードVisa・Mastercard・JCB・American Express永年無料3.63%427円最高2,000万円(治療200万円)
学生専用ライフカードVisa・Mastercard・JCB無料3.85%453円なし

※2026年10月時点。10万ウォン時の手数料は100ウォン=11.76円で試算(円未満は四捨五入)。海外旅行保険はすべて利用付帯で、カッコ内は傷害治療・疾病治療の補償額。タッチ決済の対応は各カードの表に記載

三井住友カード(NL)

三井住友カード(NL)は、VisaとMastercardのどちらかを選べるカードです。どちらのブランドもタッチ決済に対応しています。

申し込みから最短10秒でカード番号が表示されるので、航空券やホテルの予約にすぐ使えます。ソウルには、日本語で相談できる三井住友カードのVJデスクもあります。

海外事務手数料は3.63%(税込)で、2024年11月1日に改定されました。10万ウォンの支払いで試算すると、手数料は427円です。1.60%のカードと比べると、同じ支払いでも手数料が多くなってしまいます。

換算には、Visa・Mastercardの決済センターに売上データが届いた時点の指定レートを使います。そのレートに手数料を加えて、円の請求額が決まります。なお、海外キャッシュサービスの利用には、この事務処理手数料は含まれません。

海外旅行保険は最高2,000万円ですが、傷害治療費用と疾病治療費用は50万円ずつです。事前に旅費などをこのカードで支払うと付き、入会後は「選べる無料保険」で別の種類の保険に変えることもできます。旅行中のけがや病気への補償を重視するなら、治療費用が200万〜270万円のエポスカードと組み合わせると安心です。

すぐに使えてタッチ決済にも対応した1枚目がほしい人に、おすすめのカードです。手数料を抑えたい場合は、2枚目にJCBカード Wを組み合わせる方法があります。申し込めるのは満18歳以上(高校生を除く)の人です。

項目三井住友カード(NL)
年会費永年無料
国際ブランドVisa・Mastercard
海外事務手数料3.63%(税込)
10万ウォン時の手数料(試算)427円
海外旅行保険最高2,000万円(利用付帯)。傷害治療・疾病治療は各50万円。「選べる無料保険」で変更可
タッチ決済Visaのタッチ決済・Mastercardタッチ決済
日本語サポートVJデスク(ソウルほか世界の主要都市)
申し込み条件満18歳以上(高校生を除く)
発行最短10秒でカード番号を表示

イオンカード(WAON一体型)・イオンカードセレクト

イオンカード(WAON一体型)とイオンカードセレクトは、どちらも海外事務手数料が1.60%です。Visa・Mastercard・JCBのどれを選んでも料率は変わりません。

10万ウォンの支払いで試算すると手数料は188円で、3.63〜3.85%のカードの427〜453円より少なく済みます。換算には、国際ブランドの決済センターで事務処理が行われた時点の交換レートを使い、そこに1.60%が加算されます。

イオンカード(WAON一体型)とイオンカードセレクトの付帯保険は、購入品の補償と紛失・盗難の補償で、海外旅行保険は付いていません。この2枚だけでは、旅行中のけがや病気に備えられなくなってしまいます。

イオンのカードの中で海外旅行保険が付くのは、イオンゴールドカード(最高3,000万円・利用付帯)とTGC CARD(JCB、最高2,000万円・利用付帯)です。2枚のどちらかを持っていく場合は、エポスカードなど保険付きの別のカードで旅行代金や交通費を払っておくと、保険を用意できます。

手数料を抑えることを優先したい人に合うカードです。2枚の違いは、発行までの日数と、イオン銀行のキャッシュカード機能の有無にあります。

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項目イオンカード(WAON一体型)イオンカードセレクト
年会費無料無料
国際ブランドVisa・Mastercard・JCBVisa・Mastercard・JCB
海外事務手数料1.60%1.60%
10万ウォン時の手数料(試算)188円188円
申し込み条件18歳以上(高校生は卒業年度の1月1日以降)18歳以上(高校生は卒業年度の1月1日以降)
発行までの期間申込後最短5分でカード発行。カード本体は審査後2週間程度で届く審査後1〜2週間程度で届く
キャッシュカード機能・引き落とし―イオン銀行のキャッシュカード機能付き。イオン銀行口座から引き落とし
タッチ決済Visa・Mastercard・JCBのタッチ決済(マークのあるカード)。Apple Pay・イオンiDにも対応Visa・Mastercard・JCBのタッチ決済(マークのあるカード)
海外旅行保険なし(購入品・紛失盗難の補償はあり)なし(購入品・紛失盗難の補償はあり)

イオンカード(WAON一体型)は、申し込みから最短5分でカードが発行されます。出発までの日数が短い人でも、手続きを進めやすいカードです。カード本体は審査後2週間程度で届きます。


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イオンカードセレクトは、イオン銀行のキャッシュカード機能が一体になったカードです。利用代金はイオン銀行口座から引き落とされます。

イオン銀行を使っている人や、カードと口座を1枚にまとめたい人に合うでしょう。審査後1〜2週間程度で届くので、旅行の日程に合わせて早めに申し込んでおくと安心です。

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エポスカード

エポスカードは、出国前だけでなく出国後の支払いでも海外旅行保険が付くカードです。宿泊を伴う募集型企画旅行の代金か、公共交通乗用具の料金をエポスカードで払うと保険が付きます。出国前に払った場合は、旅行開始から90日間が補償期間。

出国後に公共交通乗用具の料金を初めて払った場合も、その時点から90日間が補償されます。傷害死亡・後遺障害は最高3,000万円で、補償の内訳は次のとおりです。

補償項目補償額
傷害死亡・後遺障害最高3,000万円
傷害治療費用200万円(1事故)
疾病治療費用270万円(1疾病)
賠償責任3,000万円(1事故・免責なし)
救援者費用100万円
携行品損害20万円(免責3,000円、1個10万円限度)

免責は、保険金から差し引かれる自己負担額のことです。

海外事務手数料は3.85%で、2025年7月1日利用分から2.20%より上がりました。10万ウォンの支払いで試算すると、手数料は453円になってしまいます。国際ブランドはVisaだけです。

保険の対象は本人のみで、カード発行日の翌日以降に出発する旅行が対象になります。カードが自宅に届くまで7〜10日前後かかるため、出発日から逆算して申し込んでおきましょう。

手数料より海外旅行保険を重視したい人に合います。2枚目には、別ブランドのJCBカード Wを組み合わせる方法があります。

タッチ決済は、Visa Touchマークのあるカードで使えます。世界38都市に現地デスク(海外サポートデスク)があるのもエポスカードの特徴です。

項目エポスカード
年会費永年無料
国際ブランドVisa
海外事務手数料3.85%(2025年7月1日利用分から)
10万ウォン時の手数料(試算)453円
海外旅行保険最高3,000万円(利用付帯)。本人のみ
タッチ決済Visa Touchマークのあるカード(非対応のカードは順次対応)
海外サポート世界38都市の現地デスク
届くまでの日数7〜10日前後

\入会金・年会費永年無料!/

JCBカード W

JCBカード Wの海外事務手数料は1.60%(非課税)です。10万ウォンの支払いで試算した手数料は188円。通常のポイント還元率は1.0%で、年会費は40歳以降も永年無料です。

海外旅行保険は最高2,000万円で、傷害治療費用と疾病治療費用は100万円ずつです。出国前に公共交通乗用具か募集型企画旅行の料金をこのカードで払うと、保険が付きます。出国後に電車・バスなどの料金をこのカードで払った場合も、その時点から補償されます。

国際ブランドはJCBだけです。申し込めるのは18歳以上39歳以下で、本人か配偶者に安定した継続収入がある人(学生は高校生を除く)。40歳以上の人は申し込めなくなってしまいます。

1枚目のVisa・Mastercardに加える2枚目として合うカードです。タッチ決済は、Apple Pay・Google Pay・Samsung Walletに設定して使います。ナンバーレスのカードなら、最短5分でカード番号が発行されます。

項目JCBカード W
年会費永年無料(40歳以降も無料)
国際ブランドJCB
海外事務手数料1.60%(非課税)
10万ウォン時の手数料(試算)188円
ポイント還元率通常1.0%
海外旅行保険最高2,000万円(利用付帯)。傷害治療・疾病治療は各100万円
タッチ決済Apple Pay・Google Pay・Samsung Walletに設定して使う
申し込み条件18歳以上39歳以下で本人または配偶者に安定継続収入(学生は高校生を除く)
発行ナンバーレスは最短5分で番号発行
日本語サポートJCBプラザ ラウンジ・ソウル(下の表)

JCBプラザ ラウンジ・ソウルの内容は次のとおりです。土・日・祝は休業なので、週末に困りごとが起きると窓口を頼れなくなってしまいます。

項目JCBプラザ ラウンジ・ソウルの内容
所在地2F, Kukje Building, 109, Namdaemun-ro, Jung-gu, Seoul
行き方地下鉄2号線「乙支路入口駅」2番出口から約20m進み、横断歩道を渡った1つ目のビル(1階にスターバックス)の2階
営業時間9:00〜18:00
休業日土・日・祝
案内・予約JCB加盟店・優待・観光情報の案内、ホテル・レストランなどの予約(JCBカードでの支払いが条件)
紛失・盗難時緊急サポート(海外専用の緊急再発行カードを即日発行できる場合あり)
その他のサービスWi-Fi無料、プリントアウト無料、ドリンク、当日中の荷物の一時預かり
対象カードJCBのクレジット・デビット・プリペイドカード

JCBカード W

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ここがおすすめ!

  • 常時ポイント還元率1.0%
  • Amazon.co.jp※3で4倍
  • セブン‐イレブン※4で4倍
  • スターバックス※5で21倍
  • 年会費永年無料
  • 発行まで最短5分※1
還元率年会費
1.0〜10.50%※2永年無料
国際ブランド電子マネー
JCBQUICPay、Apple Pay※6、Google Pay※7
国内旅行保険海外旅行保険
なし最高2,000万円
(利用付帯)

※1 モバ即の入会条件【1】 9:00AM~8:00PMでお申し込み。(受付時間を過ぎた場合は、翌日受付扱い)【2】 顔写真付き本人確認書類による本人確認。(運転免許証/マイナンバーカード/在留カード)モバ即での入会後、カード到着前の利用方法について、詳しくはHPをご確認ください。※2 還元率は交換商品により異なります。 ※3 Amazon、Amazon.co.jpおよびそれらのロゴは、Amazon.com, Inc.またはその関連会社の商標です。※4 セブン‐イレブンでは、一部対象とならない店舗があります。法人会員の方は対象となりません。※5 スターバックス カードへのオンライン入金・オートチャージ、Starbucks eGift 、モバイルオーダーが対象です。店舗でのご利用分・入金分はポイント倍付の対象となりません。※6 App Store、Apple Pay、Apple Watch、Face IDは、米国および他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。※7 Google、Android、Google Play、Google Pay は Google LLC の商標です。※ Amazon.co.jp・セブン‐イレブン・スターバックスの倍率は、事前のポイントアップ登録が必要です(2026年10月時点)。

楽天カード

楽天カードは、Visa・Mastercard・JCB・American Expressの4ブランドから選べます。どのブランドもタッチ決済に対応しています。

年会費は永年無料で、利用額の条件もありません。海外旅行保険は最高2,000万円です。

海外事務手数料は、2025年3月から3.63%になりました。改定前は2.20%です。

10万ウォンの支払いで試算すると、手数料は427円になります。保険が付く条件は、日本出国前に募集型企画旅行の代金を楽天カードで払っていることです。

楽天カードで払うもの海外旅行保険
出国前に払ったパッケージツアー(募集型企画旅行)の代金対象
出国後に決済した海外ツアー対象外
航空券のみの購入対象外
海外ホテルの宿泊料金対象外
空港利用税対象外

携行品損害は1個10万円が限度で、1事故につき3,000円が自己負担です。

旅行会社のパッケージツアーで韓国へ行き、その代金を出国前に楽天カードで払う人に合います。航空券とホテルを別々に予約する旅行では、保険の対象外になってしまいます。その場合は、別のカードで保険を用意する必要があります。

項目楽天カード
年会費永年無料(利用額の条件なし)
国際ブランドVisa・Mastercard・JCB・American Express
海外事務手数料3.63%(2025年3月から)
10万ウォン時の手数料(試算)427円
海外旅行保険最高2,000万円(利用付帯)
保険の条件日本出国前に募集型企画旅行の代金を楽天カードで支払う
タッチ決済全ブランド対応

新規入会&利用で
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学生なら学生専用ライフカード

学生専用ライフカードは、満18歳以上満25歳以下で大学・大学院・短期大学・専門学校に在学中の人が申し込めます。進学予定の満18歳以上の高校生も対象です。海外での利用総額の4%がキャッシュバックされます。

事前のエントリーが必要で、上限は年間10万円、対象は在学期間中のみ。LIFE DESK(日本語サービス)で、海外旅行のサポートも受けられます。スマホ決済はApple Pay・Google Payに対応しています。

海外旅行保険は廃止されました。2026年3月31日以降に旅行へ出発する人は、保険を使えなくなってしまいます。海外事務手数料は3.85%で、2024年12月1日利用分から2.20%より上がりました。

10万ウォンの支払いで試算すると、手数料は453円です。キャッシュバックとは別に、支払いのたびにこの手数料がかかります。

海外での支払いでキャッシュバックを受けたい学生に合うカードです。保険は、学生も申し込める保険付きのカードで備える必要があります。年会費無料で治療費用がもっとも手厚いのはエポスカードで、満18歳以上(高校生を除く)の学生も申し込めます。

項目学生専用ライフカード
年会費無料
国際ブランドVisa・Mastercard・JCB
海外事務手数料3.85%(2024年12月1日利用分から)
10万ウォン時の手数料(試算)453円
海外利用の特典海外利用総額の4%をキャッシュバック(事前エントリー要、年間最大10万円、在学期間中のみ)
海外旅行保険なし(2026年3月31日以降に出発する旅行から廃止)
日本語サポートLIFE DESK
スマホ決済Apple Pay・Google Pay
申し込み条件満18歳以上満25歳以下で大学・大学院・短期大学・専門学校に在学中(進学予定の満18歳以上の高校生も可)

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韓国ではクレジットカード・現金・デビットカード・WOWPASSをどう使い分ける?

韓国では、店での支払いはクレジットカード、交通や屋台・市場は現金かWOWPASSと分けて使うと困りません。

クレジットカードだけでは払えない場面があるので、ほかの支払い手段との組み合わせが前提。ウォンをどう用意するかによって、かかる手数料も変わります。

現金が必要な場面と用意しておく量の考え方

韓国で現金が必要になるのは、主に交通カードのチャージと、カードを扱わない屋台・市場での支払いです。現金の量は、旅行の日数や移動の予定、屋台・市場に行く回数から見積もるとよいでしょう。

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用途現金が必要な理由量の考え方
T-moneyのチャージ駅の券売機・コンビニでのチャージはウォン現金移動する日数と回数から見積もる
屋台・市場カードを扱わない店がある行く予定の回数に合わせる
予備カードが読み取れない場面に備える少額にとどめる

ウォンの現金は、WOWPASSや海外で使えるデビットカードで用意できます。

ウォンの用意のしかた手数料・条件
WOWPASSの機械で現金をチャージし、ウォンを引き出す引き出しは1回10万ウォン、手数料は1回1,000ウォン。チャージは16通貨の現金に対応
WiseのカードでATMから引き出す1か月25,000円まで無料。超過分は100円+1.75%
RevolutのカードでATMから引き出す月2.5万円(または5回)まで無料。超過分は2%。マイナンバーの届出が必要

円をウォンに替えるときと、ウォンを円に戻すときでは、使われるレートが違います。2026年10月16日の公示相場は、100ウォンあたりTTSが11.96円、TTBが11.56円でした。余ったウォンを円に戻すと、替えたときより少ない円になってしまいます。

Wiseでは、口座内のウォンを日本円に両替することもできません。現金は使う分だけ用意し、多く持ちすぎないほうが扱いやすいでしょう。

WOWPASSとクレジットカードの違い

WOWPASSは、現金やアプリでチャージして韓国での支払いに使うカードです。決済手数料はかからず、T-money機能も付いています。

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項目WOWPASSクレジットカード
支払い時の手数料決済手数料なし(日本円をチャージするときのレートは基準より低い)海外事務手数料1.60〜3.85%(本記事で紹介するカード)
発行・年会費数千ウォンの発行料(購入方法によって違う)本記事で紹介するカードは年会費無料
チャージ機械で現金(16通貨に対応)、アプリでMastercard・JCB・Visa(PayPal経由)不要(後払い)
現金の引き出し1回10万ウォン、手数料1回1,000ウォンキャッシング(金利・手数料はカードごとに違う)
交通T-money機能付き駅の券売機・コンビニでのT-moneyのチャージはウォン現金
有効期限発行から6年カードごとに違う
海外旅行保険―カードによって利用付帯で付く

カードを作るときは、数千ウォンの発行料(メンバーシップ入会費)がかかります。金額は購入方法によって違います。新規発行・現金の引き出し・再発行は有料で、チャージと決済には手数料がかかりません。

ただし日本円でチャージするときはWOWPASSのレートでウォンに替わるため、基準のレートより受け取れるウォンは少なくなってしまいます。カードの有効期限は発行から6年なので、次の韓国旅行でも使えます。

T-money機能があるため、ほかの交通カード(購入に4,000〜8,000ウォン)を別に買わずに済みます。ただし、WOWPASSの機械ではT-moneyにチャージできません。交通に使う残高は、アプリでWOWPASSの残高をT-moneyに移せば用意できます。

クレジットカードは後払いで、カードによっては保険も付きます。WOWPASSは先にチャージして使う分、決済手数料がかかりません。店での支払いはクレジットカード、交通と現金の引き出しはWOWPASSと分けると、それぞれの特徴を使い分けられます。

手数料の違いや、チャージできるカードのブランドはWOWPASSとクレジットカードの使い分けで詳しく解説しています。

Wise・Revolutなどのデビットカード

WiseとRevolutは、使った分が口座の残高から引かれるデビットカードです。クレジットカードの代わりというより、現金で使う分を両替せずに用意したい人に向いています。

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項目WiseRevolut(スタンダードプラン)
種類デビットカードデビットカード
ウォンで持てるか持てる(ウォンから円への両替はできない)アプリでウォンの通貨口座を追加して持てる
支払い時の手数料タッチ決済では手数料が最も安くなる通貨残高から自動で両替ウォン残高がなければ他通貨から自動で両替。両替の無料上限は月30万円、週末は1%の追加手数料
ATMでの引き出し1か月25,000円まで無料。超過分は100円+1.75%月2.5万円(または5回)まで無料。超過分は2%
発行費用カード発行1,200円(サブスクリプション料金なし)月額無料。カード配送500円(普通郵便)
注意点余ったウォンは円に戻せない海外ATMの利用にはマイナンバーの届出が必要

Wiseは、韓国ウォンを口座内で持てます。タッチ決済では、手数料が安くなる通貨残高から自動で両替されます。ウォンから日本円への両替はできないので、ウォンは使う分だけ入れておくのが無難です。

Revolutは、アプリで韓国ウォンの通貨口座を追加できます。ウォン残高がなければ、ほかの通貨から自動で両替されます。

週末の両替には1%の追加手数料がかかるため、ウォンへの両替は平日に済ませておくと手数料を抑えられます。海外のATMを使うにはマイナンバーの届出が必要なので、出発前に手続きしておきましょう。

支払い場面別の使い分け早見表

韓国での支払い方法を場面ごとに表にまとめました。

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場面主な支払い方法補足
店での買い物・飲食クレジットカード(ウォン払い)日本円での支払いを勧められたらウォンを選ぶ
地下鉄・バスT-money(WOWPASSのT-money機能を含む)、MobileTmoneyMobileTmoneyはiPhone・Apple WatchとMastercardで使う
T-moneyのチャージウォン現金(駅の券売機・コンビニ)、アプリでWOWPASSの残高を移すWOWPASSの機械ではT-moneyにチャージできない
屋台・市場現金WOWPASSやWise・Revolutで引き出したウォンも使える
現金の引き出しWOWPASS、Wise、Revolut引き出しの手数料・無料枠はサービスごとに違う
気候同行カード(短期券)地下鉄の新型券売機で日本のカードも使える海外で発行したカードは平均3.7%の利用料がかかる
旅行代金・航空券(出発前)海外旅行保険の条件に合うカード楽天カードは出国前のパッケージツアー代金のみが対象

店での支払いはクレジットカードをウォン払いで使い、それ以外は現金かWOWPASSと考えておけば足ります。

韓国でクレジットカードを使うときの注意点

韓国でカードを使う前に、暗証番号・利用通知・予備のカードの3つを準備しておきましょう。

どれも日本にいるうちに済ませられる準備です。出発前にすることを表にまとめました。

準備出発前にすること
暗証番号持っていくカードすべての4桁の暗証番号を確かめる
利用通知カード会社のアプリやメールで利用通知を受け取る設定にする
予備のカードブランドの違う2枚目を用意し、1枚目と別の場所に入れる
緊急連絡先カード会社の紛失・盗難の連絡先を控える

暗証番号を出発前に確認しておく

海外でも、カードの暗証番号は4桁です。4桁以外の桁数を求められる国でも4桁のまま使え、前後に「0」を付ける必要はありません。

暗証番号の入力が必須の国もあります。その場合、暗証番号を覚えていないとカードが使えなくなってしまいます。暗証番号の確かめ方はカード会社ごとに違うため、出発前に各カード会社の案内で調べておくと確実です。

状況対応
4桁以外の暗証番号を求められた4桁のまま入力する。前後に「0」は付けない
暗証番号の入力を求められた4桁の暗証番号を入力する
暗証番号を覚えていない出発前にカード会社で確かめる
2枚目のカードを持っていく2枚目の暗証番号も確かめておく
タッチ決済が使えない店だったカードで支払うときに暗証番号を入力する場合がある

不正利用対策と利用通知の設定

カード会社のアプリやメールで利用通知を受け取れるようにしておけば、使った直後に利用内容が分かります。身に覚えのない利用に早く気づければ、カード会社に連絡して利用を止められます。

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対策内容目的
利用通知の設定カード会社のアプリやメールで、利用のたびに通知を受け取る身に覚えのない利用に早く気づく
明細の確認帰国後にウォン建ての利用額と請求額を照らし合わせる二重の請求や不正利用を見つける
カードの扱い支払いのときにカードから目を離さないカード情報の盗み取りを防ぐ
連絡先の控え紛失・盗難の連絡先をカードとは別に控える気づいたときにすぐ利用を止める

請求額は、利用データが決済センターに届いた日のレートで換算されます。利用通知の金額と、後日の請求額が同じにならない場合もあります。違いがあったときは、換算日のレートと海外事務手数料を合わせて確かめると原因が分かりやすいでしょう。

カードが使えないときの対処(予備の1枚・緊急連絡先)

カードが使えないときに備える方法は、予備のカードと緊急連絡先の2つです。ブランドの違う2枚目は、1枚目とは別の場所に入れておくと安心です。同じ財布に入れていると、財布をなくしたときに2枚とも使えなくなってしまいます。

JCBカードを紛失・盗難した場合は、ソウルのJCBプラザ ラウンジ・ソウルで緊急サポートを受けられます。海外専用の緊急再発行カードを、即日発行できる場合もあります。窓口の営業時間は9時から18時で、土・日・祝は休業です。

状況対処
1枚目のブランドを扱わない店だったブランドの違う2枚目で支払う
カードが読み取れない2枚目のカードか現金で支払う
JCBカードを紛失・盗難した(平日9時〜18時)JCBプラザ ラウンジ・ソウルで緊急サポートを受ける。緊急再発行カードを即日発行できる場合がある
JCBカードを紛失・盗難した(土・日・祝、営業時間外)カード会社の緊急連絡先に連絡して利用を止める
JCB以外のカードを紛失・盗難したカード会社の緊急連絡先に連絡して利用を止める

カード会社の紛失・盗難の連絡先は、スマホのメモと紙の両方に控えておくと、スマホを一緒になくした場合でも紙の控えから連絡できます。

よくある質問

韓国ではVisaとJCBのどちらを使うべき?

1枚目にVisa(またはMastercard)、2枚目にJCBを持つ組み合わせをおすすめします。JCBカード Wとイオンカード(JCB)の海外事務手数料は1.60%です。

ソウルにはJCBプラザ ラウンジ・ソウルもあります。どちらか1つに絞るより、ブランドを分けて2枚持つほうが、使えない店があったときに困りません。

韓国でクレジットカード払いをすると損する?

カード払いには、1.60〜3.85%の海外事務手数料がかかります。1万ウォンの支払いなら、手数料は19〜45円です(100ウォン=11.76円で試算)。

支払い通貨に日本円を選ぶと、店のレートで換算されて割高になる可能性があります。ウォン払いを選んだうえで1.60%のカードを使うと、上乗せされる金額を抑えられます。

日本のタッチ決済は韓国で使える?

カードがタッチ決済に対応していても、使えるかどうかは韓国の店の端末によって変わります。Wiseのカードのように、タッチ決済のときに通貨残高から自動で両替される仕組みのカードもあります。端末が対応していない店に備えて、暗証番号も出発前に確かめておくと確実です。

韓国でクレジットカードのキャッシングは使える?

海外キャッシングの金利や手数料はカードごとに違うため、利用前に各カード会社の案内で確かめてください。三井住友カードの場合、ショッピングにかかる海外事務処理手数料は、海外キャッシュサービスには含まれません。

ウォンの現金は、WOWPASSやWise・RevolutのATM出金でも用意できます。WOWPASSの引き出しは1回10万ウォンで、手数料は1,000ウォンです。

地下鉄やバスはクレジットカードで乗れる?

改札でクレジットカードをタッチして乗ることはできません(2026年10月時点)。地下鉄やバスには、T-moneyなどの交通カードで乗れます。T-moneyは駅の券売機やコンビニでウォン現金でチャージでき、WOWPASSのT-money機能も使えます。MobileTmoneyというアプリでは、iPhone・Apple WatchとMastercardで交通費を支払えます。

対象は地下鉄・バス・タクシーです。Androidでは「KOREA TOUR CARD」を使います。日本で発行したカードへの対応は公表されていないため、T-moneyなどの交通カードも用意しておくと安心です。

地下鉄1〜8号線の新型券売機では、日本のカードで1回用乗車券と気候同行カードの短期券を買えます。交通カードの選び方は、韓国の地下鉄・交通カードの使い方で紹介しています。

まとめ

韓国では日本のクレジットカードが使えますが、現金かWOWPASSも用意しておく必要があります。

交通カードのチャージや屋台・市場では、現金が必要な場面があるためです。カードは、1枚目にVisaかMastercard、2枚目に別ブランドを持っていくのが基本。手数料を抑えるなら1.60%のイオンカードとJCBカード W、保険も重視するならエポスカードがおすすめです。

支払い通貨は日本円ではなくウォンを選んでください。海外旅行保険は利用付帯なので、旅行代金や交通費をどのカードで払うかを出発前に決めておくと確実です。

※本記事の情報は2026年10月時点のものです。

出典

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