韓国旅行はWOWPASSとクレジットカードどっちがいい?手数料の違いと使い分け

韓国旅行はWOWPASSとクレジットカードどっちがいい?手数料の違いと使い分け

韓国旅行では、カードが使える店ではクレジットカードで直接ウォン払いにし、屋台や交通など現金が必要な場面ではWOWPASSを使うのがおすすめです。WOWPASSは店での決済に手数料がかからず、ウォン現金の引き出しや地下鉄・バスの乗車にも使えます。

日本円をチャージするときのレートは基準より1.6%低いため、10万ウォン分の負担は海外事務手数料1.60%のクレジットカードとほぼ同じ。WOWPASSへのチャージは日本円の現金が基本で、アプリでクレジットカードから入れるとチャージ手数料が加わってしまいます。

この記事では、10万ウォンの支払いでの手数料の比べ方、WOWPASSへのチャージ方法、支払い場面ごとの使い分け、一緒に持っていきたいクレジットカードを解説します。

この記事でわかること
  • WOWPASSとクレカはどちらが安い?
  • Visaのカードしか持っていなくてもチャージできる?
  • 屋台用のウォン現金はどう用意すると安い?
  • ホテル代はWOWPASSとカードのどちらで払う?

※本記事の情報は2026年10月時点のものです。

10万ウォン払ったときの手数料
1.60%のカード
イオンカードなど
188円
WOWPASS(現金チャージ)191円
3.85%のカード453円

※100ウォン=11.76円で試算


\海外事務手数料が1.6%!/

目次

WOWPASSとクレジットカードは韓国旅行でどっちがいい?

店での支払いはクレジットカードで直接ウォン払いにし、WOWPASSは現金の代わりに使うのがおすすめです。

WOWPASSは、先にチャージした残高で払うプリペイドカードです。カード払い・ウォン現金の引き出し・交通IC(T-money)の3つの機能が1枚に入っています。クレジットカードと役割が重なるのは、カード払いの部分だけ。

どちらか一方を選ぶより、役割を分けて2枚とも持つほうが、韓国旅行の支払いで迷わずに済みます。

韓国旅行で使うクレジットカードの選び方は、韓国旅行におすすめのクレジットカードの記事で詳しく紹介しています。

店での支払いはクレジットカード、現金の代わりはWOWPASS

WOWPASSでの決済そのものに、手数料はかかりません。ただし日本円をチャージするときのレートは、WOWPASSの基準レートより1.6%低く設定されています。1円あたりに受け取れるウォンが1.6%少なくなるため、チャージの時点で負担が生まれる仕組みです。

この1.6%は、海外事務手数料が1.60%のクレジットカードとほぼ同じ水準です。手数料1.60%のカードを持っているなら、店でWOWPASSを使っても負担はほとんど変わりません。

クレジットカードで直接払えば、チャージの手間も、旅行の終わりに残高が余る心配もなくなります。

WOWPASSの残高は、一度に100万ウォンまでしか入れられません。ホテル代や免税店でのまとまった買い物をWOWPASSで払うと、チャージの回数が増えてしまいます。使い切れなかった残高は、帰国前にウォン紙幣で引き出す手間もかかります。

WOWPASSの出番は、クレジットカードが使えない場面です。現金のみの屋台や地下商店街では、WOWPASSもクレジットカードも使えません。そこで、WOWPASSの機械で残高からウォン現金を引き出して払います。

引き出しは1回10万ウォンまでで、手数料は1回1,000ウォン。地下鉄やバスには、WOWPASSのT-money機能で乗れます(T-money残高は別にチャージします)。

クレジットカードは店で払うカード、WOWPASSは財布と交通ICを兼ねるカードと考えると迷いません。

WOWPASSとクレジットカードの違い

2つの違いは、支払いの仕組みにあります。WOWPASSは、日本円を先にウォンへ換えてチャージし、その残高で払うカードです。クレジットカードは店でウォンのまま払い、後日、円に換算した金額が請求されます。

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項目WOWPASSクレジットカード
仕組み先にチャージして使うプリペイドカード使った分を後日まとめて払う後払い
支払いの通貨チャージの時点でウォンに換えるウォンで払い、後日円に換算して請求される
手数料決済手数料はなし。チャージのレートに1.6%分を含む海外事務手数料がかかる(本記事の5枚は1.60〜3.85%)
作るときの費用発行料(メンバーシップ入会費)がかかる本記事の5枚は年会費無料
使える金額残高は一度に100万ウォンまでカードの利用枠の範囲内
海外旅行保険3つの機能(カード払い・現金の引き出し・交通IC)に含まれないカードによって付く
交通T-money機能がある(残高は別にチャージする)T-money機能はない
現金の引き出しWOWPASSの機械で1回10万ウォンまで(手数料1,000ウォン)キャッシング枠の範囲で引き出せるカードもある
紛失したときアプリで一時停止すると残高が守られるカード会社に連絡して止める

いちばん大きな違いは、円での金額が決まるタイミングです。WOWPASSは、日本円をチャージした時点で何ウォン使えるかが決まります。クレジットカードの換算は、利用データが国際ブランドの決済センターに届いた日のレートで行われ、目安は利用日の2〜4日後。

旅行中に「いくら使ったか」を円で把握したいなら、WOWPASSのほうが計算はわかりやすいでしょう。

手数料の行は、数字だけを見ると誤解しやすい部分です。WOWPASSの「手数料なし」は決済のときの話で、チャージのレートには1.6%分が入っています。クレジットカードの海外事務手数料は、カードによって1.60〜3.85%まで幅があります。

料率が低いカードなら、WOWPASSとの負担の違いはほとんどありません。

海外旅行保険は、WOWPASSの3つの機能には含まれていません。本記事で紹介する保険付きのカードはどれも利用付帯で、旅費などをそのカードで払ったときにだけ保険が付きます。WOWPASSを作っても、保険の役割はクレジットカードに任せる必要があります。

WOWPASSを作ると便利な人・クレジットカードだけで足りる人

WOWPASSを作るかどうかは、旅行の中で現金を使う場面がどれだけあるかで決まります。カードが使える店だけを回るなら、支払いはクレジットカードだけで十分です。反対に、屋台や市場、地下鉄での移動が多い旅行では、WOWPASSが1枚あると現金の用意が楽になります。

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旅行のスタイルおすすめの持ち方理由
屋台・市場・地下商店街をよく回るクレジットカード+WOWPASS現金のみの店があり、WOWPASSの機械でウォン現金を引き出せる
地下鉄やバスでの移動が多いクレジットカード+WOWPASSWOWPASSのT-money機能で乗車できる
旅行中に使う金額を先に決めておきたいクレジットカード+WOWPASSチャージした分しか使えない
手持ちのカードの海外事務手数料が3.63〜3.85%クレジットカード+WOWPASS日本円の現金チャージのほうが負担が少ない(10万ウォンで236〜262円)
買い物と飲食店での支払いが中心クレジットカードだけカードが使える店なら直接ウォン払いで足りる
交通用のT-moneyを別に用意しているクレジットカードだけWOWPASSのT-money機能を使う場面がない

たとえば、ソウルで市場の食べ歩きと地下鉄での移動を予定している場合、屋台では現金が要り、地下鉄ではT-moneyが要ります。WOWPASSが1枚あれば、ウォン現金の引き出しと乗車の両方をこなせます。

コスメ店やレストランでの支払いはクレジットカードにすれば、WOWPASSに大きな金額を入れずに済みます。

手持ちのカードの海外事務手数料が3.63〜3.85%なら、WOWPASSを店での支払いにも使う意味があります。日本円の現金チャージのほうが、10万ウォンあたり236〜262円負担が少なくなるためです。

※WOWPASSの基準レートと三菱UFJリサーチ&コンサルティングの仲値が同じと仮定した試算です。計算の条件は次の章で説明します。

一方、WOWPASSは作るときに発行料(メンバーシップ入会費)がかかります。現金を使う予定がほとんどない短い旅行なら、クレジットカードだけで出かける選択もあります。その場合も、現金のみの店に備えて少額のウォン現金は持っておくと安心です。

Visaのカードしか持っていない人も、WOWPASSは問題なく使えます。アプリでは直接チャージできませんが、日本円の現金を機械に入れればチャージできるからです。

WOWPASSとクレジットカードの手数料を10万ウォンの支払いで比べる

10万ウォンの支払いでは、WOWPASSへの日本円の現金チャージと、海外事務手数料1.60%のカードでの直接払いの負担はほぼ同じです。

試算の基準は、2026年10月16日に三菱UFJリサーチ&コンサルティングが公示した為替相場です。100ウォンあたりTTS 11.96円・TTB 11.56円の中間値、11.76円を使いました。手数料がまったくかからなければ、10万ウォンは11,760円。

ここに、支払い方法ごとの手数料やレートの差が加わります。

TTSは円を外貨に換えるときのレート、TTBは外貨を円に戻すときのレートです。金額はすべて円未満を四捨五入しています。実際の負担は、支払った日やチャージした日のレートで変わります。

カードごとの海外事務手数料をまとめて見たい方は、海外手数料が安いクレジットカードの比較も参考にしてください。

クレジットカードで直接払う場合

クレジットカードで払うと、ウォンの金額を円に換算した額に海外事務手数料が加わります。海外事務手数料は、海外で使った分にカード会社が上乗せする手数料のこと。本記事で紹介するカードでは、1.60%・3.63%・3.85%の3つに分かれます。

計算式は「ウォンの金額×基準レート×(1+海外事務手数料率)」です。10万ウォンなら、11,760円に海外事務手数料率を掛けた額が上乗せされます。

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海外事務手数料本記事で紹介するカード1万ウォン10万ウォン10万ウォン時の手数料
1.60%イオンカード(WAON一体型)・イオンカードセレクト・JCBカード W1,195円11,948円188円
3.63%三井住友カード(NL)1,219円12,187円427円
3.85%エポスカード・学生専用ライフカード1,221円12,213円453円

1.60%と3.85%のカードでは、10万ウォンあたり265円の違いになりました。旅行全体で50万ウォン使うなら、1.60%のカードは59,741円、3.85%のカードは61,064円。違いは1,323円まで広がります。

カード払いの換算に使われるのは、支払った日のレートではありません。利用データが国際ブランドの決済センターに届いた日のレートで、目安は利用日の2〜4日後です。請求額は、試算とは少しずれる場合があります。

店で「日本円で払うか、ウォンで払うか」を聞かれたら、ウォンを選びます。日本円での支払い(DCC)は店が決めたレートで換算されるため、割高になる可能性があるからです。日本円を選ぶと、ここで試算したウォン払いとは別のレートで換算されることになります。

WOWPASSに日本円の現金をチャージして払う場合

WOWPASSの機械に日本円の現金を入れると、別途の手数料なしで、その場でウォンにチャージされます。手数料の代わりに負担になるのが、チャージ用のレートです。2026年10月16日のWOWPASSのデータでは、チャージ用レートは基準レートの98.4%でした。

レートが1.6%低いということは、同じウォンを手に入れるのに必要な円が増えるということです。計算式は「ウォンの金額×基準レート÷0.984」。1万ウォンなら1,195円、10万ウォンなら11,951円になります。

手数料なしの換算額11,760円との差は191円で、率にすると約1.63%。海外事務手数料1.60%のカードで直接払う11,948円とは、3円しか変わりません。3.63%のカードより236円、3.85%のカードより262円少ない計算です。

※WOWPASSの基準レートと、三菱UFJリサーチ&コンサルティングの仲値が同じと仮定した試算です。

WOWPASSの機械は、日本円を含む16種類の外貨の現金に対応しています。日本から持っていった現金を、韓国に着いてからそのままチャージに使えます。

このほかWOWPASSは、カードを作るときに発行料(メンバーシップ入会費)がかかります。使う金額が少ない旅行では、レートの違いで減らせる額より発行料のほうが大きくなる場合もあるでしょう。

WOWPASSを作るかどうかは、手数料だけでなく、現金や交通で使う場面の多さとあわせて決めるのがおすすめです。

WOWPASSにアプリでクレジットカードチャージして払う場合

アプリでクレジットカードからチャージすると、チャージ手数料がかかります。10万ウォン分なら、日本円の現金チャージの11,951円より負担が多くなってしまいます。

同じカードで店に直接払えば、かかるのは海外事務手数料だけです。海外事務手数料1.60%のカードなら、10万ウォンを直接払う11,948円のほうが、アプリでチャージするより負担は少なく済みます。

アプリでのクレジットカードチャージは、手持ちの日本円を使い切ったときの補助と考えるのがおすすめ。機械まで行かなくても、スマートフォンから残高を補えるのは便利な点です。

たとえば、旅行の3日目に日本円の現金がなくなり、店で払う分の残高が足りなくなったとします。この場合でも、アプリからその日に使う分だけをチャージすれば対応できます。チャージ手数料がかかるため、アプリでチャージするのはその日に必要な分だけで十分です。

支払い方法別の負担額の比較表

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支払い方法計算式1万ウォン10万ウォン換算のみとの差(10万ウォン)
換算のみ(参考)基準レートのまま1,176円11,760円0円
クレジットカードで直接払う(1.60%)基準×1.0161,195円11,948円188円
クレジットカードで直接払う(3.63%)基準×1.03631,219円12,187円427円
クレジットカードで直接払う(3.85%)基準×1.03851,221円12,213円453円
WOWPASSに日本円の現金をチャージ基準÷0.9841,195円11,951円191円
WOWPASSにアプリでクレジットカードチャージチャージ手数料がかかる1,195円より多い11,951円より多い191円より多い

※基準は100ウォン=11.76円(2026年10月16日、三菱UFJリサーチ&コンサルティングのTTSとTTBの中間値)です。WOWPASSの行は、WOWPASSの基準レートと仲値が同じと仮定しています。

表から読み取れるのは、手持ちのカードの料率によって答えが変わるということです。海外事務手数料1.60%のカードなら、直接払いとWOWPASSの現金チャージの違いは10万ウォンあたり3円。この場合は、チャージの手間がない直接払いがおすすめです。

3.63〜3.85%のカードしか持っていない場合は、WOWPASSに日本円の現金をチャージしたほうが負担は少なくなります。たとえば旅行全体で50万ウォン使うとき、WOWPASSの現金チャージなら59,756円です。

3.63%のカードで直接払う60,934円より1,178円、3.85%のカードの61,064円より1,308円少なく済みます。

ただしWOWPASSには、発行料と、余った残高を引き出すときの手数料(1回1,000ウォン)がかかります。WOWPASSに大きな金額を入れるなら、使い切れる金額にとどめるのが前提です。

アプリでのクレジットカードチャージは、どの料率のカードでも日本円の現金チャージより負担が大きくなってしまいます。手持ちのカードが3.63〜3.85%で店での支払いも多いなら、海外事務手数料1.60%のカードを1枚用意するのも1つの方法です。

WOWPASSにクレジットカードでチャージする方法

アプリで直接チャージできるのはMastercard・JCB・Diners Club・Discoverのカードで、Visaは直接チャージできません。

Visaのカードは、アプリではPayPalを経由してチャージします。韓国にある一部のWOWPASSの機械なら、Visaのカードでチャージすることも可能。どの方法でチャージしても、残高はウォンで入ります。

アプリでチャージできる国際ブランド

アプリと機械では、使える国際ブランドが違います。国際ブランドごとの対応をまとめると、次のとおりです。

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国際ブランドアプリでのチャージ機械でのチャージ(一部の機械のみ)
Mastercard直接チャージできるできる
JCB直接チャージできるできる
Diners Club直接チャージできるできる
Discover直接チャージできるできる
VisaPayPal経由でチャージできるできる
American Expressアプリの対応ブランドに含まれないできる
UnionPayアプリの対応ブランドに含まれないできる

Visaのカードでアプリからチャージする場合は、PayPalでの支払いになります。PayPalでチャージした金額は、PayPal社の方針で現金の引き出しと送金が制限されます。

屋台用のウォン現金を引き出すつもりなら、PayPalでのチャージ分は引き出しに使えないため注意が必要です。

国際ブランドは、クレジットカードを申し込むときに選びます。イオンカードと学生専用ライフカードはVisa・Mastercard・JCB、三井住友カード(NL)はVisa・Mastercardから選べます。

これからカードを作るなら、MastercardかJCBを選ぶとWOWPASSのアプリで直接チャージできます。エポスカードはVisaのみのため、アプリでは直接チャージできません。

アプリでのクレジットカードチャージには、チャージ手数料がかかります。直接チャージできるブランドのカードを持っていても、チャージは日本円の現金が基本です。

アプリでクレジットカードチャージする手順と上限

アプリでのチャージは、ホーム画面の「ウォレット」から始めます。

順番操作
1アプリのホーム画面下の「ウォレット」を開く
2「チャージ」を選ぶ
3チャージ方法で「クレジットカード」を選ぶ
4チャージする金額を入力する
5「決済/払い戻しポリシー」に同意して決済する

アプリでのクレジットカードチャージには、1回と1か月の上限があります。残高の上限も別にあるため、3つをあわせて押さえておくと安心です。

項目上限
アプリでのクレジットカードチャージ(1回)20万ウォン
アプリでのクレジットカードチャージ(1か月)100万ウォン
WOWPASSの残高(一度に持てる額)100万ウォン

たとえば30万ウォンをチャージしたい場合、1回20万ウォンまでなので2回に分けてチャージします。1か月の上限が100万ウォンのため、同じ月に何度も韓国へ行く人は月の合計に気をつけましょう。

アプリで使えるのは、チャージだけではありません。使った金額は、利用時のプッシュ通知と利用履歴ですぐに確かめられる仕組みです。レート計算機も入っているので、チャージ前に何ウォン分になるかの目安をつけられます。

韓国の機械にクレジットカードを差し込んでチャージする方法

WOWPASSの機械は、仁川空港や金浦空港などの空港、地下鉄の駅、ホテルなど韓国の主要地域に400台以上あります。このうち、クレジットカードでチャージできるのは一部の機械だけです。

対応する機械はアプリの地図で探せるので、出かける前に場所を調べておくと無駄足を防げます。

機械で使えるクレジットカードは、Visa・Mastercard・UnionPay・JCB・American Express・Diners Club・Discoverの7つです。

アプリでは直接チャージできないVisaやAmerican Expressのカードも、対応する機械なら使えます。エポスカードのようにVisaのみのカードを持っている人は、PayPalを使わずにカードでチャージする方法として覚えておくと便利です。

近くの機械がクレジットカードに対応していない場合は、日本円の現金でのチャージに切り替えれば足ります。

仁川空港駅にある機械は、ウォンのみの対応です。日本円の現金でのチャージや両替、残高の引き出しはできません。到着後すぐにチャージしたい場合は、空港内のほかの機械を使います。

クレジットカード以外のチャージ方法(日本円の現金・PayPal)

クレジットカードのほかには、日本円の現金とPayPalでチャージできます。

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チャージ方法どこでできるか負担上限注意点
日本円の現金WOWPASSの機械別途の手数料なし。レートは基準より1.6%低い1日200万ウォン・1週1,000万ウォン(残高は100万ウォンまで)仁川空港駅の機械はウォンのみ対応
PayPalアプリチャージ手段によって手数料がかかる場合がある残高は100万ウォンまで現金の引き出しと送金が制限される

日本円の現金は、機械に入れるとその場でウォンにチャージされます。別途の手数料がかからない点が、日本円の現金でチャージするいちばんの利点です。機械の1日の上限は200万ウォンですが、残高は100万ウォンまでしか持てません。

PayPalは、Visaのカードしか持っていない人がアプリでチャージするための方法です。PayPalでチャージした分は現金で引き出せないため、店での支払いに使い切る前提で入れます。

手元に日本円の現金があるなら、ウォン現金の引き出しにも使える機械での現金チャージを選ぶのがおすすめです。

出発前に日本円の現金を用意しておくと、韓国に着いてすぐに空港の機械でチャージできます。旅行中に使う予定の金額を先に決め、その分の日本円を持っていくのがおすすめです。

韓国旅行の支払い場面ごとのWOWPASSとクレジットカードの使い分け

金額が大きい支払いはクレジットカード、屋台や市場はウォン現金、地下鉄やバスはT-money残高で払うのがおすすめです。

WOWPASSは、食堂やカフェ、ショッピングモール、免税店など、韓国でカード決済ができる店で使えます。払い方は、ICチップをリーダーに差し込む方式。分け方の目安は、支払う金額と、現金しか使えない店かどうかの2点です。

ホテル・免税店・コスメ店など金額が大きい支払い

金額が大きい支払いは、クレジットカードで直接ウォン払いにするのがおすすめです。WOWPASSの残高は一度に100万ウォンまでで、アプリでのクレジットカードチャージも1回20万ウォンまで。

大きな買い物をWOWPASSで払うには、事前に何度もチャージする必要があります。

たとえば免税店で30万ウォンの買い物をする場合、海外事務手数料1.60%のカードで直接払うと35,844円です。WOWPASSに日本円の現金をチャージして払うと35,854円で、違いは10円しかありません。チャージの手間を考えると、直接払いのほうが手軽です。

ホテルや免税店では、会計のときに日本円で払うかを聞かれることがあります。ここでは必ずウォンを選びます。日本円での支払いは店が決めたレートで換算されるため、割高になる可能性があるからです。

手持ちのカードの海外事務手数料が3.63〜3.85%の場合は、30万ウォンでの違いも広がります。3.85%のカードで直接払うと36,638円になり、WOWPASSの現金チャージより784円多くなってしまいます。

こうしたカードしか持っていない人は、コスメ店など数万ウォン単位の買い物をWOWPASSで払うのも1つの方法です。

※基準は100ウォン=11.76円です。WOWPASSの基準レートと三菱UFJリサーチ&コンサルティングの仲値が同じと仮定した試算です。

屋台・市場・露店など現金が必要な支払い

現金のみの屋台や地下商店街では、WOWPASSもクレジットカードも使えません。必要なのはウォンの現金で、用意の仕方は2つあります。WOWPASSの機械で日本円をウォン現金に両替する方法と、WOWPASSに日本円をチャージしてから残高を引き出す方法です。

両替のレートは、基準レートより3.5%低く設定されています。チャージのレートは1.6%低い代わりに、引き出すたびに1,000ウォンの手数料がかかります。どちらが安いかは、一度に用意する金額次第です。

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ウォン現金の用意の仕方計算式3万ウォン5万ウォン10万ウォン
機械で日本円をウォン現金に両替する基準÷0.9653,656円6,093円12,187円
日本円をチャージして残高を引き出す(引き出す額+1,000ウォン)×基準÷0.9843,705円6,095円12,071円

※基準は100ウォン=11.76円です。WOWPASSの基準レートと三菱UFJリサーチ&コンサルティングの仲値が同じと仮定した試算です。

5万ウォン前後で、2つの方法の負担はほぼ同じになりました。10万ウォンを一度に用意するなら、チャージして引き出すほうが116円少なく済みます。3万ウォンなど少額なら、両替のほうが49円少ない計算です。

屋台や市場を何日も回る予定なら、まとめて引き出す回数を減らすと手数料を抑えられます。

残高を引き出すには、アプリへのカード登録と8桁のPINでの認証が必要です。出発前か到着直後に、アプリでの登録を済ませておくと手間がかかりません。引き出しは1回10万ウォンまでで、何回かに分けて引き出せます。

ウォンの硬貨にあたる少額の端数は、機械から引き出せません。

PayPalでチャージした分は、現金として引き出せない点にも注意が必要です。屋台用の現金を引き出す予定があるなら、チャージは日本円の現金で済ませます。

地下鉄・バス・タクシー

地下鉄とバスは、WOWPASSのT-money機能で乗れます。T-money(韓国の交通ICカード)の残高は、WOWPASSの残高とは別に管理されています。WOWPASSにチャージしただけでは、地下鉄やバスには乗れません。

T-money残高へのチャージは2つの方法があります。アプリのNFC機能を使えば、WOWPASSの残高からT-money残高へ移せます。地下鉄の券売機やコンビニでは、ウォン現金でT-money残高にチャージできます。

WOWPASSの機械では、T-money残高にチャージできません。T-money残高は、地下鉄やバス、コンビニでカードをタッチして使います。

T-money残高は、払い戻しのたびに500ウォンの手数料がかかります。5万ウォン以上の残高は、Tmoney本社でしか払い戻せません。WOWPASSのカードを紛失すると、T-money残高は払い戻せなくなってしまいます。

T-money残高には、旅行中の移動で使い切れる分だけを入れるのがおすすめです。

タクシーでは、MobileTmoneyというアプリも使えます。iPhone・Apple WatchとMastercardで、地下鉄・バス・タクシーの料金を払えるアプリです(Androidは「KOREA TOUR CARD」)。

ただし、日本で発行したカードが対応するかは公表されていません。タクシーに乗る予定があるなら、少額のウォン現金も用意しておくのがおすすめです。

地下鉄の乗り方や交通カードの詳しい使い方は、韓国の地下鉄・交通カードの使い方で紹介しています。

支払い場面別の使い分け早見表

○は向いている、△は条件付きで使える、×は使えないことを表します。

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支払い場面クレジットカードWOWPASSウォン現金
ホテル○ 金額が大きい支払いに向く△ 残高は100万ウォンまで△ 持ち歩く額が増える
免税店・コスメ店○ ウォン払いを選ぶ○ ICチップを差し込んで払う△ 持ち歩く額が増える
食堂・カフェ○ そのまま払える○ そのまま払える○ そのまま払える
屋台・市場・露店× 現金のみの店では使えない× 現金のみの店では使えない○ WOWPASSの機械で用意できる
地下商店街の現金のみの店× 使えない× 使えない○ 現金で払う
地下鉄・バスT-money機能はない○ T-money残高で乗る△ T-money残高のチャージに使う

迷ったときは、カードが使える店ならクレジットカード、使えない店ならウォン現金と覚えておけば足ります。WOWPASSは、その現金とT-money残高を用意するための1枚です。

WOWPASSと一緒に持っていきたいクレジットカード

WOWPASSと一緒に持つクレジットカードは、海外事務手数料1.60%のイオンカードがおすすめです。

店での直接払いの負担を小さくするには、海外事務手数料の低いカードを選びます。もう1つの目安が、WOWPASSのアプリで直接チャージできるMastercardかJCBを選べるかどうか。この2つと海外旅行保険の有無をもとに、編集部が選んだ5枚を役割順に紹介します。

韓国旅行で使うカードをもっと広く比べたい方は、韓国旅行におすすめのクレジットカードの記事をご覧ください。

カードごとの海外事務手数料は、海外手数料が安いクレジットカードの比較にまとめています。

韓国以外の旅行先でも使うカードを探している方は、海外旅行におすすめのクレジットカードも参考になります。

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カード国際ブランド年会費海外事務手数料10万ウォン時の手数料WOWPASSアプリで直接チャージ海外旅行保険
イオンカード(WAON一体型)・イオンカードセレクトVisa・Mastercard・JCB無料1.60%188円MastercardかJCBなら可なし
三井住友カード(NL)Visa・Mastercard永年無料3.63%427円Mastercardなら可最高2,000万円・利用付帯(傷害治療・疾病治療は各50万円)
エポスカードVisa永年無料3.85%453円不可(PayPal経由か機械)最高3,000万円・利用付帯(傷害治療200万円・疾病治療270万円)
JCBカード WJCB永年無料1.60%188円可最高2,000万円・利用付帯(傷害治療・疾病治療は各100万円)
学生専用ライフカードVisa・Mastercard・JCB無料3.85%453円MastercardかJCBなら可なし

※10万ウォン時の手数料は、100ウォン=11.76円(2026年10月16日)で計算しています。以下の各カードの説明にあるWOWPASSとの比較は、WOWPASSの基準レートと三菱UFJリサーチ&コンサルティングの仲値が同じと仮定した試算です。

利用付帯とは、旅費などをそのカードで払ったときにだけ保険が付く仕組みのことです。どのカードも、WOWPASSに日本円の現金でチャージする使い方なら国際ブランドを問いません。

イオンカード(WAON一体型)・イオンカードセレクト

店での直接払いの手数料を抑えたい人には、イオンカードがおすすめです。海外事務手数料は、Visa・Mastercard・JCBのどのブランドでも1.60%。JCBカード Wと同じく5枚の中でいちばん低い料率で、10万ウォンの手数料は188円です。

WOWPASSと組み合わせるなら、申し込みのときにMastercardかJCBを選びます。アプリからも直接チャージできるため、日本円の現金を使い切ったときの補助にも使えます。Visaを選ぶと、アプリでは直接チャージできません。

イオンカード(WAON一体型)は、申し込みから最短5分でカードが発行されます。カード本体が届くのは、審査後2週間程度です。イオンカードセレクトはイオン銀行のキャッシュカードと一体になったカードで、代金はイオン銀行の口座から引き落とされます。

届くまでは審査後1〜2週間程度です。どちらも年会費は無料で、申し込めるのは18歳以上(高校生は卒業年度の1月1日以降)です。

注意したいのは、海外旅行保険が付いていないことです。購入品や紛失・盗難の補償はありますが、旅行中のけがや病気には備えられません。

保険付きのイオンのカードには、イオンゴールドカード(最高3,000万円・利用付帯)とTGC CARD(JCB、最高2,000万円・利用付帯)があります。保険を重視する場合は、保険付きのカードとの2枚持ちを考えましょう。


\海外事務手数料が1.6%!/

年会費無料!Web限定!
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5,000WAON POINT進呈/

三井住友カード(NL)

すぐに使えるカードを1枚用意したい人には、三井住友カード(NL)がおすすめです。申し込みから最短10秒でカード番号が表示されるため、出発までの日数が短くても航空券やホテルの予約に使えます。

国際ブランドはVisaとMastercardから選べ、Mastercardを選べばWOWPASSのアプリで直接チャージできます。年会費は永年無料です。

Visa・Mastercardのタッチ決済に対応しています。ソウルにはVJデスク(三井住友カードの海外の日本語窓口)があり、三井住友カード(NL)の会員も使えます(2026年9月現在)。申し込みは満18歳以上(高校生を除く)です。

海外旅行保険は最高2,000万円の利用付帯で、旅費などを事前にこのカードで払うと保険が付きます。ただし、傷害治療費用・疾病治療費用はそれぞれ50万円です(2025年10月16日から)。

旅行中のけがや病気への備えを重視するなら、治療費用が200万円・270万円のエポスカードを組み合わせるのがおすすめです。

注意点は、海外事務手数料が3.63%(税込、2024年11月1日改定)であることです。10万ウォンの手数料は427円で、1.60%のカードより239円多くなってしまいます。

店での支払いが多い旅行なら、WOWPASSに日本円の現金を多めにチャージすると負担を抑えられます。10万ウォンあたり236円少なく済む計算です。

エポスカード

海外旅行保険の内容を重視する人には、エポスカードがおすすめです。保険は最高3,000万円の利用付帯で、疾病治療費用は270万円、傷害治療費用は200万円。年会費は永年無料です。

保険が付く条件は、宿泊を伴う募集型企画旅行の代金か、公共交通乗用具の料金をこのカードで払うことです。出国後に公共交通乗用具の料金を初めてこのカードで払った場合も、その時点から90日間が対象になります。補償の対象は本人のみです。

国際ブランドはVisaのみのため、WOWPASSのアプリでは直接チャージできません。WOWPASSには日本円の現金でチャージするのが基本で、カードを使うならPayPal経由か対応する機械になります。

海外事務手数料は3.85%で、2025年7月1日の利用分から改定前の2.20%から上がりました。10万ウォンの手数料は453円です。店での支払いをWOWPASSの現金チャージに回すと、10万ウォンあたり262円負担が少なくなります。

カードが届くまでは7〜10日前後かかるため、出発の日程に余裕をもって申し込みましょう。Visa Touchのマークがあるカードなら、タッチ決済も使えます。

\入会金・年会費永年無料!/

JCBカード W

海外事務手数料の低さとソウルでの日本語サポートを重視する人には、JCBカード Wがおすすめです。海外事務手数料は1.60%(非課税)で、10万ウォンの手数料は188円。国際ブランドがJCBなので、WOWPASSのアプリでも直接チャージできます。

ソウルの乙支路入口駅の近くには、JCBプラザ ラウンジ・ソウルがあります。営業時間は9:00〜18:00で、土日祝日は休みです。旅行中に困ったことがあれば、日本語でサポートを受けられます。

海外旅行保険は最高2,000万円の利用付帯で、傷害治療費用・疾病治療費用はそれぞれ100万円です。出国前に、公共交通乗用具か募集型企画旅行の料金をこのカードで払うと保険が付きます。

出国後に電車やバスなどの料金をこのカードで払った場合も、その時点から補償されます。通常のポイント還元率は1.0%で、年会費は永年無料です。

申し込めるのは、18歳以上39歳以下で、本人か配偶者に安定継続収入がある人です。学生も申し込めますが、高校生は対象外。40歳以上の人は申し込めない点に注意しましょう。

JCBカード W

JCBカード W

ここがおすすめ!

  • 常時ポイント還元率1.0%
  • Amazon.co.jp※3で4倍
  • セブン‐イレブン※4で4倍
  • スターバックス※5で21倍
  • 年会費永年無料
  • 発行まで最短5分※1
還元率年会費
1.0〜10.50%※2永年無料
国際ブランド電子マネー
JCBQUICPay、Apple Pay※6、Google Pay※7
国内旅行保険海外旅行保険
なし最高2,000万円
(利用付帯)

※1 モバ即の入会条件【1】 9:00AM~8:00PMでお申し込み。(受付時間を過ぎた場合は、翌日受付扱い)【2】 顔写真付き本人確認書類による本人確認。(運転免許証/マイナンバーカード/在留カード)モバ即での入会後、カード到着前の利用方法について、詳しくはHPをご確認ください。※2 還元率は交換商品により異なります。 ※3 Amazon、Amazon.co.jpおよびそれらのロゴは、Amazon.com, Inc.またはその関連会社の商標です。※4 セブン‐イレブンでは、一部対象とならない店舗があります。法人会員の方は対象となりません。※5 スターバックス カードへのオンライン入金・オートチャージ、Starbucks eGift 、モバイルオーダーが対象です。店舗でのご利用分・入金分はポイント倍付の対象となりません。※6 App Store、Apple Pay、Apple Watch、Face IDは、米国および他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。※7 Google、Android、Google Play、Google Pay は Google LLC の商標です。※ Amazon.co.jp・セブン‐イレブン・スターバックスの倍率は、事前のポイントアップ登録が必要です(2026年10月時点)。

学生なら学生専用ライフカード

学生の韓国旅行には、学生専用ライフカードがおすすめです。事前にエントリーすると、海外での利用総額の4%がキャッシュバックされます。上限は年間10万円で、在学期間中のみの特典です。

国際ブランドはVisa・Mastercard・JCBから選べます。MastercardかJCBを選べば、WOWPASSのアプリで直接チャージできます。年会費は無料です。

海外事務手数料は3.85%(2024年12月1日利用分から)で、10万ウォンの手数料は453円です。海外旅行保険は、2026年3月31日以降に出発する旅行から廃止されました。保険が必要な場合は、ほかの保険付きのカードとの2枚持ちを考えましょう。

日本語サービスのLIFE DESKも使えます。

申し込めるのは、満18歳以上満25歳以下で、大学・大学院・短期大学・専門学校に在学中の人です。進学予定の満18歳以上の高校生も申し込めます。

\最大15,000円キャッシュバック/

WOWPASSをクレジットカードと併用するときの注意点

WOWPASSの残高は使い切れないとウォン紙幣でしか戻らないため、使う分だけチャージするのがおすすめです。

WOWPASSには、残高の上限や払い戻しの方法、使えない場所に決まりがあります。旅行中に困りやすいのは、残高が足りない・余る・使えないの3つの場面。紛失したときの止め方も、クレジットカードとは手順が違います。

チャージ上限は100万ウォンまで

WOWPASSの残高は、一度に100万ウォンまでしか持てません。韓国政府の基準によるもので、どのチャージ方法でも同じです。基準レートで円に換算すると、100万ウォンは117,600円にあたります。

チャージ方法ごとの上限もあります。アプリでのクレジットカードチャージは1回20万ウォン、1か月100万ウォンまで。機械での現金チャージは1日200万ウォン、1週1,000万ウォンまでですが、残高は100万ウォンを超えられません。

たとえば免税店で120万ウォンの買い物をする場合、WOWPASSだけでは払いきれません。大きな買い物はクレジットカードで払い、WOWPASSは日々の小さな支払いと現金の引き出しに回すのが無理のない分け方です。

残高の払い戻しはウォン紙幣のみ

WOWPASSの残高は、WOWPASSの機械でウォンの現金としてのみ引き出せます。日本円に戻す方法はありません。引き出しのルールは次のとおりです。

項目内容
引き出せる場所WOWPASSの機械(仁川空港駅の機械は不可)
受け取れる形ウォンの紙幣(硬貨にあたる少額の端数は引き出せない)
1回の上限10万ウォン(複数回に分けて引き出せる)
手数料1回1,000ウォン
必要な手続きアプリへのカード登録と8桁のPINでの認証
引き出せない残高PayPalでチャージした分

帰国の直前に残高を引き出そうとしても、仁川空港駅の機械では引き出せません。仁川空港駅の機械を当てにせず、市内か空港内のほかの機械で、時間に余裕をもって済ませておくのがおすすめです。

残高を減らしたい場合は、最終日の食堂やカフェでの支払いをWOWPASSにまとめる方法もあります。硬貨にあたる端数は引き出せないため、少額の残高はこうした支払いで使い切るのが無理のない方法です。

ネット決済や一部の店ではWOWPASSが使えない

WOWPASSは、韓国でカード決済ができる実店舗で、ICチップをリーダーに差し込んで払うカードです。食堂やカフェ、ショッピングモール、免税店、病院などで使えます。一方で、使えない場面や条件付きの場面もあります。

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使えない・条件がある場面内容代わりの払い方
出前アプリなどのネット決済WOWPASSでは払えない日本で予約できるものは出発前に済ませる
現金のみの屋台・地下商店街カード払いができないWOWPASSの機械で用意したウォン現金
KTXの現地での支払い(5万ウォン以上)PIN番号の入力が必要PINを確かめてから払う

出前アプリなどのネット決済には、WOWPASSは使えません。韓国の予約サービスを使いたい場合は、日本からできる予約を出発前に済ませておくと現地で困りません。

KTX(韓国の高速鉄道)の切符を現地で買うときは、5万ウォン以上だとPIN番号の入力が求められます。PINを覚えていないと、その場で払えなくなってしまいます。PIN番号は、出発前に確かめておくと安心です。

紛失したときの止め方

WOWPASSとクレジットカードでは、紛失したときの止め方が違います。

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項目WOWPASSクレジットカード
止め方アプリでカードを一時停止するカード会社に連絡する
残高・利用分一時停止すると残高が守られ、再発行で残高を引き継げるカード会社の手続きにしたがう
T-money残高紛失したカードのT-money残高は払い戻せないT-money機能はない

WOWPASSは、アプリからすぐに一時停止できます。一時停止すれば、ほかの人に残高を使われる心配はありません。再発行の手続きをすると、残っていた残高をそのまま引き継げます。

ただしT-money残高は、カードを紛失すると払い戻せなくなってしまいます。T-money残高に大きな金額を入れておかないことが、紛失への備えにもなります。

アプリのプッシュ通知を有効にしておくと、身に覚えのない利用にすぐ気づけます。クレジットカードの紛失に備えるなら、カード会社の連絡先を出発前にスマートフォンへ控えておくのが確実です。

JCBカード WならJCBプラザ ラウンジ・ソウル、三井住友カード(NL)ならVJデスク、学生専用ライフカードならLIFE DESKで、日本語のサポートを受けられます。

よくある質問

WOWPASSはクレジットカードとして使える?

WOWPASSはクレジットカードではなく、先にチャージした残高で払うプリペイドカードです。韓国でカード決済ができる実店舗なら、ICチップを差し込んでクレジットカードと同じように払えます。

ただし、残高を超える支払いはできず、残高は一度に100万ウォンまでしか持てません。大きな支払いまですべてをWOWPASSに任せることはできない点に注意しましょう。出前アプリなどのネット決済にも使えません。

Visaのクレジットカードでチャージできないのはなぜ?

アプリのクレジットカードチャージの対応ブランドに、Visaが含まれていないためです。アプリで直接チャージできるのは、Mastercard・JCB・Diners Club・Discoverの4つ。

Visaのカードは、アプリではPayPalを経由してチャージします。

一部の機械では、Visaのカードでチャージできます。ただしPayPalでチャージした分は、現金の引き出しと送金が制限されてしまいます。Visaのカードしか持っていないなら、日本円の現金を機械でチャージする方法がおすすめです。

余ったWOWPASSの残高は次の旅行で使える?

使えます。残高の有効期限は、最後にチャージした日から6年です。カード自体の有効期限は、カードの製造日から6年。

カードの期限が切れても、残高の期限内なら再発行して残高を使えます。

次の韓国旅行の予定があるなら、残高を無理に引き出す必要はありません。引き出すたびに1,000ウォンの手数料がかかるため、次の旅行でそのまま使うほうが負担は少なく済みます。カードはなくさないよう、パスポートと一緒に保管しておくと安心です。

WOWPASSは日本で買える?

日本にいるうちに、アプリでWOWPASS空港セットを予約できます。予約したカードは、韓国の主要空港で受け取れます。

出発前にアプリを入れておけば、韓国に着いてからの手続きも短く済みます。屋台用の現金を引き出す予定があるなら、カードを受け取ったその場でアプリへのカード登録を済ませておけば、引き出すときに慌てません。引き出しには8桁のPINでの認証も必要です。

チャージに使う日本円の現金も、日本で用意してから出発するのがおすすめです。

WOWPASSとT-moneyはどっちがいい?

支払いと交通を1枚にまとめたいなら、T-money機能が入ったWOWPASSがおすすめです。ただしWOWPASSの中でも、T-money残高はWOWPASSの残高と別に管理されています。

地下鉄やバスに乗るには、アプリのNFC機能でWOWPASSの残高から移すか、券売機やコンビニでウォン現金をチャージします。

WOWPASSのカードを紛失すると、T-money残高は払い戻せなくなってしまいます。T-money残高の払い戻しには500ウォンの手数料がかかり、5万ウォン以上はTmoney本社でしか払い戻せません。

交通カードの選び方や地下鉄の乗り方は、韓国の地下鉄・交通カードの使い方で詳しく紹介しています。

WOWPASSの代わりにWiseやRevolutでもいい?

使えます。ウォンで払える点と、ATMでウォン現金を引き出せる点は、WOWPASSと同じ役割です。違いは、日本で出発前に準備するカードであることです。

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項目WiseRevolut
ウォンの持ち方口座でウォンを持てる(ウォンから円には戻せない)アプリでウォンの通貨口座を追加できる
カードの費用発行1,200円(個人)スタンダードプランは通常郵便500円・速達2,000円
カードの注文アカウント登録後に注文し、郵送で届くアカウント登録と本人確認の完了後に注文する
ATMの無料枠1か月25,000円まで1か月2.5万円か5回まで(海外ATMはマイナンバーの届出が必要)

どちらもアカウントの登録とカードの郵送が必要なため、出発直前の準備では間に合わない場合があります。使う場合は、出発までの日数に余裕をもって準備を始めるのがおすすめです。

まとめ

韓国旅行では、ホテルや免税店など店での支払いはクレジットカードで直接ウォン払いにするのがおすすめです。WOWPASSは日本円の現金でチャージし、屋台や市場で使うウォン現金の引き出しや、地下鉄・バスのT-money残高に使います。

WOWPASSは決済に手数料がかからない一方、日本円をチャージするときのレートは基準より1.6%低く設定されています。10万ウォンでは、海外事務手数料1.60%のカードで直接払う場合とほぼ同じ負担です。

アプリでのクレジットカードチャージはチャージ手数料がかかるため、日本円の現金を使い切ったときの補助にとどめます。

一緒に持つカードは、海外事務手数料1.60%でMastercardかJCBを選べるイオンカードがおすすめです。まずは手持ちのカードの海外事務手数料と国際ブランドを確かめ、WOWPASSに入れる日本円の金額を決めてから出発しましょう。

出典

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