フランスでクレジットカードは使える?旅行におすすめのカードとパリのメトロ・バスの乗り方

フランスでクレジットカードは使える?旅行におすすめのカードとパリのメトロ・バスの乗り方

フランスでは、VisaかMastercardのクレジットカードなら、ホテル・レストラン・百貨店など多くの店で使えます。2023年のキャッシュレス決済比率は52.7%で、日本の39.3%より高い国です。

ただし、パリの交通はカードだけでは済みません。メトロとRERにはまだクレジットカードのタッチで乗れず、ICカードの「Navigo Easy」かスマホに切符を入れて乗ります。

カードで乗れるバスも、切符より0.50ユーロ高くなります。手数料もカードによって違い、1,000ユーロを払うと2,818円から6,780円までかかります。

持っていくなら、1枚目も2枚目もタッチ決済のVisaかMastercardにして、発行会社を分けるのがおすすめです。

この記事では、パリのメトロ・RER・バスの乗り方、手数料、おすすめのカード、現金との使い分け、パリで安全に使うための注意点を解説します。

この記事でわかること
  • パリのメトロ・バスの払い方
  • 1,000ユーロの手数料は2,818〜6,780円
  • 免税を受ける条件と流れ

※本記事の情報は2026年10月時点のものです。

1,000ユーロ払ったときの手数料
1.60%のカード
イオンカードなど
2,818円
3.85%のカード6,780円

※1ユーロ=176.10円で試算


\海外事務手数料が1.6%!/

目次

フランスで日本のクレジットカードは使える?使える場所・使えない場所

フランスでは、日本で発行したVisa・Mastercardのクレジットカードが、ホテル・レストラン・百貨店・ブランドショップなど多くの場面で使えます。

一方で、地方の小さな店や少額の買い物、マルシェ(市場)などの屋台・露店、有料トイレでは、現金が必要になることがあります。カードを中心に、現金は少額だけ用意しておくと困りません。

フランスのキャッシュレス事情はどれくらい進んでいる?

フランスのキャッシュレス決済比率は、2023年で52.7%です(キャッシュレス推進協議会の国際比較)。日本の39.3%より13.4ポイント高く、ドイツ(25.3%)やイタリア(34.3%)より高い国です。

国キャッシュレス決済比率(2023年)
イギリス64.0%
フランス52.7%
日本39.3%
イタリア34.3%
ドイツ25.3%

※キャッシュレス推進協議会の国際比較(2025年9月4日公表)

ホテル・レストラン・百貨店の支払いは、カードで済ませられます。タッチ決済に対応した店なら、カードやスマホを端末にかざすだけで払えます。

Visa・Mastercard・JCB・アメックスはどれが使いやすい?

フランス旅行でいちばん使いやすいのは、VisaとMastercardです。国際ブランドは、Visa・Mastercard・JCB・American Expressなど、カード決済の仕組みを運営する会社のことです。

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国際ブランドフランスでの使いやすさ本記事で紹介するカードで選べるもの
Visa多くの店で使える三井住友カード(NL)、イオンカード、エポスカード、楽天カード、学生専用ライフカード
Mastercard多くの店で使える三井住友カード(NL)、イオンカード、楽天カード、学生専用ライフカード
JCB店によって使えないことがある。パリにJCBプラザ ラウンジがあるイオンカード、JCBカード W、楽天カード、学生専用ライフカード
American Express本記事ではVisa・Mastercardを勧める楽天カード

※2026年10月時点

JCBは、店によっては使えません。ただし、パリではスーパーのMonoprix・Naturaliaや、ロクシタン・シャネル・ルイ・ヴィトン・エルメス・ディオールなどの一部の店で、JCBのタッチ決済が使えます。店がJCBのタッチ決済に対応していないときは、カードを端末に差し込んで払います。

JCBを持つもう一つの理由は、オペラ座の近くにある「JCBプラザ ラウンジ・パリ」です。日本語で観光やレストランの相談ができ、荷物も預けられます。詳しくは「JCBプラザ ラウンジ・パリでできること」の節で紹介します。

現金が必要になる場面(マルシェ・屋台・有料トイレ)

フランスでは、地方の店や少額の買い物、屋台で現金払いになることがあります。有料トイレやチップも、現金で払うのが主流です。

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場面主な支払い方法注意点
ホテル・レストラン・百貨店クレジットカード支払い通貨はユーロを選ぶ
ブランドショップクレジットカード100ユーロを超えたら免税の手続きができるか店で確かめる
マルシェ・屋台現金も用意する少額の支払いは現金のことがある
地方の小さな店現金も用意するカードが使えないことがある
有料トイレ小銭現金が主流

※2026年10月時点

現金を多く持ち歩くと、スリや置き引きにあったときの被害が大きくなってしまいます。大きな支払いはカードで済ませ、現金はマルシェやトイレに使う分だけにしておくと安心です。

パリのメトロ・RER・バスはクレジットカードで乗れる?

パリのメトロとRER(郊外まで走る高速鉄道)には、2026年10月時点でクレジットカードのタッチでは乗れません。

カードで乗れるのはバスとモンマルトルのケーブルカーなど一部で、運賃も切符より高くなります。メトロとRERは、ICカードの「Navigo Easy」かスマホに切符を入れて乗ってください。

カードでタッチして乗れるのはバスとケーブルカー(メトロは2027年7月の1号線から)

パリの交通を運営するイル=ド=フランス・モビリテでは、カードのタッチ乗車を交通機関ごとに順に広げています。

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交通機関カードのタッチ乗車時期
バス(パリと近郊)乗れるほぼすべての路線(端末の設置は2026年8月末に終える予定)
オルリー空港の14号線空港切符を通さずに着いた人は、空港駅の出口でカードで払える2026年6月30日から
モンマルトルのケーブルカー乗れる2026年7月8日から
メトロまだ乗れない1号線は2027年7月、4・14・15・18号線は2027年末、7・12号線は2028年末。鉄道網全体は2030年ごろの予定
RERまだ乗れないRERだけの時期は公式に記載なし(鉄道網全体は2030年ごろ)

※イル=ド=フランス・モビリテの公式情報。2026年10月時点

カードでタッチして乗れる交通機関でも、使えるカードのブランドは公式に書かれていません。バスでは、車内の端末にカードをかざして払います。1回のタッチで、本人を含めて5人まで運賃を払えます。

カードで乗ると切符より0.50〜0.80ユーロ高く、乗り換えも含まれない

カードで乗るときの運賃は、切符より高く設定されています。バスはカードだと2.55ユーロ(約449円)で、Navigo Easyに入れた切符の2.05ユーロ(約361円)より0.50ユーロ高くなります。

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乗るもの切符(Navigo Easy・スマホ)カードのタッチ差
バス・トラム2.05ユーロ(約361円)2.55ユーロ(約449円)※バス0.50ユーロ高い
メトロ・RER2.55ユーロ(約449円)まだ乗れない(乗れるようになると3.35ユーロ、約590円)―

※イル=ド=フランス・モビリテの2026年の運賃(2026年1月1日から)。1ユーロ=176.10円で換算

カードで乗った運賃には、乗り換えが含まれません。バスを乗り継ぐと、乗るたびに2.55ユーロかかります。バスに1日2回、5日間乗ると、切符より5.00ユーロ(約881円)多くかかってしまいます。

カードのタッチ乗車は、切符を用意していないときの手段と考えてください。滞在中に何度も乗るなら、Navigo Easyに切符を入れておくほうが安く済みます。

メトロ・RERはNavigo Easyかスマホに切符を入れて乗る

パリでは、紙の切符の販売が終わっています。メトロ・RERの駅での販売は、2025年11月5日に終了しました。いま切符を買うときは、ICカードのNavigo Easyかスマホに入れます。

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乗り方内容注意点
Navigo EasyICカード。発行2ユーロ(約352円)で、メトロ・RER・バスの切符や1日乗り放題のNavigo Jourを入れられる1人1枚必要。なくしても再発行・返金はない
スマホのアプリBonjour RATP・Île-de-France Mobilitésのアプリで切符を買ってスマホに保存する対応するスマホ(NFC)が必要
iPhoneのWalletWalletのデジタル版Navigoに切符を入れられる支払いはApple Payのみ。日本で発行したカードで買えるかは公式に記載がない

※イル=ド=フランス・モビリテ、RATPの公式情報。2026年10月時点

Navigo Easyは、メトロ・RERの駅の券売機か係員から買えます。一緒に乗る人は1人1枚ずつ必要なので、2人で旅行するなら2枚(4ユーロ)用意してください。

日本で発行したカードでスマホに切符を買えるかは、公式に書かれていません。確実に乗りたいなら、駅でNavigo Easyを買っておくと安心です。

1日に何度も乗る日は、1日乗り放題のNavigo Jour(12.30ユーロ、約2,166円)が安くなります。メトロの切符4.8回分の値段なので、1日に5回以上メトロやRERに乗る日はNavigo Jourを選んでください。ただし、Navigo Jourは空港との行き来には使えません。

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1日に乗る回数(メトロ・RER)切符で乗ったときの合計おすすめ
4回10.20ユーロ(約1,796円)切符
5回12.75ユーロ(約2,245円)Navigo Jour(12.30ユーロ)

※2026年の運賃。Navigo Jourは全ゾーンの1日乗り放題

なお、手元に残っている紙の切符は、メトロでは2026年12月15日まで使えます(RATP)。使い終わる時期は変わることがあるため、出発前にRATPの案内で確かめてください。

シャルル・ド・ゴール空港・オルリー空港から市内への払い方

空港とパリ市内の移動は、空港切符(14.00ユーロ、約2,465円)で、シャルル・ド・ゴール空港のRER B線と、オルリー空港の14号線・Orlyvalのどちらにも乗れます。2025年1月1日から、2つの空港で共通の切符になりました。空港切符も、Navigo Easyかスマホに入れて使います。

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移動のしかた料金払い方
RER B線(シャルル・ド・ゴール空港)空港切符14.00ユーロ(約2,465円)Navigo Easyかスマホに切符を入れる
14号線(オルリー空港)空港切符14.00ユーロ切符を入れて乗る(パリから着いたときは、空港駅の出口でカードで払うこともできる)
タクシー(シャルル・ド・ゴール空港)定額:パリ右岸56ユーロ(約9,862円)、左岸65ユーロ(約11,447円)カードで払えるか乗る前に確かめる
タクシー(オルリー空港)定額:パリ右岸45ユーロ(約7,925円)、左岸36ユーロ(約6,340円)カードで払えるか乗る前に確かめる

※イル=ド=フランス・モビリテ、RATP、フランス政府(service-public.gouv.fr)の公式情報。タクシーの定額は2026年の料金で、空港行き・空港発の両方に適用

荷物が多い人や3〜4人で移動する人は、定額のタクシーも選択肢になります。料金は空港とパリ市内の右岸・左岸の組み合わせで決まっています。乗る前に、カードで払えるかを運転手に確かめておくと安心です。

フランスでクレジットカードを使うと手数料はどれくらいかかる?

フランスでのカード払いは、ユーロの金額を円に換算し、カード会社の海外事務手数料を加えた額で請求されます。

本記事で紹介するカードの料率は1.60%から3.85%までで、1,000ユーロの支払いなら手数料は2,818円から6,780円です。買い物や美術館、レストランで使う額が大きくなるほど、料率の違いが請求額に表れます。

海外事務手数料の仕組みと1,000ユーロの計算例

フランスでカードを使うと、ユーロの金額は国際ブランドの決済センターで円に換算されます。そのレートに海外事務手数料が加わって、円の請求額が決まります。換算日は利用データが決済センターに届いた日で、カードを使った日より後になることがあります。

請求額は、次の式で試算できます。

試算には、三菱UFJ銀行が2026年10月27日に公表したユーロの相場を使います。この日のTTS(円をユーロに替えるときのレート)は177.60円、TTB(ユーロを円に替えるときのレート)は174.60円でした。2つの中間の1ユーロ=176.10円で計算します。

1,000ユーロを手数料なしで換算すると、176,100円です。海外事務手数料が1.60%のカードなら、1,000×176.10×1.016で、請求額は178,918円になります。3.85%のカードなら182,880円で、同じ1,000ユーロでも3,962円多く払うことになってしまいます。

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海外事務手数料率主なカード100ユーロの手数料/請求額1,000ユーロの手数料/請求額
0%(換算のみ)―0円/17,610円0円/176,100円
1.60%イオンカード、JCBカード W282円/17,892円2,818円/178,918円
3.63%三井住友カード(NL)、楽天カード639円/18,249円6,392円/182,492円
3.85%エポスカード、学生専用ライフカード678円/18,288円6,780円/182,880円
4.50%(参考)三菱UFJカード(2026年11月16日利用分から)792円/18,402円7,925円/184,025円

※1ユーロ=176.10円(三菱UFJ銀行の2026年10月27日のTTS 177.60円・TTB 174.60円の中間)で試算。円未満は四捨五入。実際は各国際ブランドのレートで換算される

カードによって海外事務手数料はどれくらい違う?

本記事で紹介するカードの海外事務手数料は、1.60%のグループと3.63〜3.85%のグループに分かれます。1,000ユーロを払ったときの手数料をカードごとに並べると、次のとおりです。

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カード海外事務手数料適用時期・改定前の料率1,000ユーロの手数料
イオンカード(WAON一体型)1.60%Visa・Mastercard・JCBとも同じ2,818円
イオンカードセレクト1.60%Visa・Mastercard・JCBとも同じ2,818円
JCBカード W1.60%(非課税)―2,818円
三井住友カード(NL)3.63%(税込)2024年11月1日に改定6,392円
楽天カード3.63%2025年3月から(改定前2.20%)6,392円
エポスカード3.85%2025年7月1日利用分から(改定前2.20%)6,780円
学生専用ライフカード3.85%2024年12月1日利用分から(改定前2.20%)6,780円
参考:三菱UFJカード4.50%(税込)2026年11月16日利用分から(現在3.85%)7,925円

※1ユーロ=176.10円で試算。円未満は四捨五入。2026年10月時点

ルーブル美術館の入場料(32ユーロ)のような少額の支払いでは、料率の違いは130円ほどです。一方で、ホテル代やブランド品の買い物で1,000ユーロ、2,000ユーロと使うと、違いは数千円になります。

三菱UFJカードは、2026年11月16日利用分からVisa・Mastercardの料率が4.50%に上がるため、手持ちのカードの料率も出発前に確かめておきましょう。カード別の海外手数料をさらに詳しく比べたい人は、海外手数料が安いクレジットカードの比較を参考にしてください。

日本円での支払い(DCC)は割高になりやすい

フランスの店やATMでは、支払い通貨をユーロにするか日本円にするか選べる場合があります。日本円で払う方法は、DCC(自国通貨建て決済)と呼ばれます。日本円を選ぶと、店やATMの事業者が決めたレートで換算され、カード会社で換算するより割高になる可能性があります。

フランスを含むEUの国では、円への換算を提案する事業者に、ECB(欧州中央銀行)の参照レートに対する上乗せ率(%)を画面に表示する決まりがあります。ユーロのまま払えることを知らせるのも、事業者の義務です。

端末・レシートの表示選ぶもの
ユーロ(EUR)と日本円(JPY)を選べるユーロ(EUR)
上乗せ率(%)が表示されたユーロを選び直す(表示された率が日本円で払うときの上乗せ分)
ATMで「換算して引き出す」と出た換算せずに続ける(ユーロのまま)

※EUの規則(EU)2019/518(2020年4月19日適用、現在は規則(EU)2021/1230に統合)

レシートや端末に日本円の金額が出たら、支払う前に「ユーロで払いたい」と伝えてください。

フランス旅行に持っていくクレジットカードの選び方

フランス旅行には、1枚目も2枚目もタッチ決済のVisaかMastercardを持っていくのがおすすめです。

店で使える場面が多く、1枚が使えなくなっても、もう1枚で同じように払えます。そのうえで、海外事務手数料と海外旅行保険の条件を比べて、1枚目を決めてください。

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基準見るところ判断の目安
国際ブランド1枚目と2枚目のブランド2枚ともVisaかMastercard(JCBは店によって使えないことがある)
発行会社1枚目と2枚目の発行会社別の発行会社にする
海外事務手数料料率1.60%か、3.63〜3.85%か
海外旅行保険治療費用・携行品損害と、保険が付く支払いの条件スリ・置き引きに備えるなら携行品損害も見る

1枚目はタッチ決済のVisaかMastercard

1枚目は、タッチ決済に対応したVisaかMastercardにしてください。タッチ決済に対応した店なら、カードを店員に渡さずに払えます。スリや置き引きが心配な観光地でも、カードを手元から離さずに済みます。

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カードタッチ決済・スマホ決済フランスでの使いやすさ
三井住友カード(NL)Visaのタッチ決済・Mastercardタッチ決済に対応Visa・Mastercardを選べる
イオンカード(WAON一体型)、イオンカードセレクトVisa・Mastercard・JCBのタッチ決済に対応(マークのあるカード)VisaかMastercardで作る
エポスカードVisa Touchマークのあるカードが対応Visa
JCBカード WJCBのタッチ決済に対応(マークがないカードはMyJCBで切り替え)。Apple Pay・Google Payにも設定できる店によって使えないことがある
楽天カード全ブランドがタッチ決済に対応VisaかMastercardを選ぶ
学生専用ライフカードApple Pay・Google Payに対応VisaかMastercardで作る

※2026年10月時点

手数料を抑えたいならイオンカード(VisaかMastercard)、病院代やスリ・置き引きに備えたいならエポスカード(Visa)を1枚目にするのがおすすめです。ホテルや美術館の予約にすぐ使いたい人は、最短10秒でカード番号が表示される三井住友カード(NL)が合います。

2枚目も別の発行会社のVisa・Mastercardにする

2枚目も、VisaかMastercardにしておくと安心です。2枚目をJCBにすると、1枚目をなくしたときに、JCBを扱わない店で払えなくなってしまいます。

2枚目は、1枚目と別の発行会社のカードにしてください。1枚目がカード会社の不正利用の確認などで一時的に止まっても、別の発行会社のカードなら2枚目で払えます。

たとえば、1枚目がエポスカード(Visa)なら、2枚目をイオンカード(Mastercard)にする組み合わせです。エポスカードの保険とイオンカードの1.60%の手数料を、両方使えます。

JCBカード Wは、パリのJCBプラザ ラウンジを使いたい人が加える3枚目にするのがおすすめです。

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持っていくものおすすめのカード・手段使う場面
1枚目タッチ決済のVisa・Mastercard(三井住友カード(NL)・イオンカード・エポスカード)店での支払い、バス
2枚目1枚目と別の発行会社のVisa・Mastercard1枚目が使えないときの支払い
3枚目(必要な人だけ)JCBカード WJCBプラザ ラウンジ・パリ、JCBのタッチ決済が使える店
Navigo Easy駅で1人1枚(2ユーロ)メトロ・RER・バス・空港
現金ユーロを少額マルシェ・屋台・有料トイレ

※2026年10月時点

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組み合わせの例1枚目2枚目この組み合わせの特徴
病院代・盗難に備えるエポスカード(Visa)イオンカード(Mastercard)疾病治療270万円・携行品損害20万円のエポスカードと、手数料1.60%のイオンカード
手数料を抑えるイオンカード(VisaかMastercard)三井住友カード(NL)(1枚目と違うブランド)1枚目は手数料1.60%。2枚目はパリのVJデスクを使える
すぐに使える1枚目がほしい三井住友カード(NL)(Visa・Mastercard)エポスカード(Visa)か、イオンカード(Mastercard)1枚目は最短10秒でカード番号を表示。2枚目で保険か手数料を補う
ラウンジも使うエポスカード(Visa)イオンカード(Mastercard)+3枚目にJCBカード W店は1枚目・2枚目で払い、パリではJCBプラザ ラウンジを使う

※年会費はいずれも無料。組み合わせは一例

イオンカード(WAON一体型)とイオンカードセレクトは、どちらもイオンの発行です。2枚目をイオンカードにするなら、1枚目はイオン以外の発行会社のカードを選んでください。

フランスのほかに、イタリアやスイスなど複数の国を回るなら、ヨーロッパでクレジットカードは使える?で周遊向けの持ち方を解説しています。フランス以外の旅行にも使うカードを選びたい人は、海外旅行におすすめのクレジットカードも参考にしてください。

海外事務手数料の低さで選ぶ(1.60%のカードと3.63〜3.85%のカード)

手数料だけで比べるなら、1.60%のイオンカードとJCBカード Wです。フランスの店で使いやすいのは、VisaかMastercardで作ったイオンカードになります。

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グループカード1,000ユーロの手数料フランスでの使いやすさ海外旅行保険
1.60%イオンカード(WAON一体型)、イオンカードセレクト2,818円VisaかMastercardで作るなし
1.60%JCBカード W2,818円店によって使えないことがある治療費用100万円
3.63%三井住友カード(NL)、楽天カード6,392円VisaかMastercardを選べる治療費用50万円(三井住友)、200万円(楽天)
3.85%エポスカード、学生専用ライフカード6,780円Visa(ライフはVisa・Mastercardで作る)治療費用200万〜270万円(エポス)、なし(ライフ)

※1ユーロ=176.10円で試算。2026年10月時点

イオンカード(WAON一体型)とイオンカードセレクトには、海外旅行保険が付きません。イオンカードを1枚目にするなら、保険が付く別のカードを2枚目にして、航空券やツアー代金・交通費をそのカードで払っておくと備えになります。

3.63〜3.85%のカードには、手数料以外に選ぶ理由があります。三井住友カード(NL)は最短10秒でカード番号が表示され、パリのVJデスクで日本語の相談ができます。エポスカードは疾病治療費用が270万円、携行品損害が20万円で、出国後に電車などの料金を払っても海外旅行保険が付きます。

海外旅行保険の治療費用と携行品損害を確かめる

フランス旅行の保険では、治療費用と携行品損害の2つを見てください。治療費用は旅行中のけがや病気の治療費の補償、携行品損害は持ち物を盗まれたり壊したりしたときの補償です。

ジェイアイ傷害火災の2025年度の事故データでは、欧州での事故のうち携行品損害が36.7%でした。フランスの医療事情は、出発前に外務省の「世界の医療事情」で確かめておくと安心です。

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カード海外旅行保険治療費用(傷害/疾病)携行品損害保険が付く支払い
エポスカード最高3,000万円200万円/270万円20万円(免責3,000円)宿泊を伴う募集型企画旅行の代金か、公共交通乗用具の料金(出国後の支払いも可)
楽天カード最高2,000万円200万円/200万円あり(1個10万円限度・免責3,000円)日本出国前に募集型企画旅行の代金を支払う(航空券のみは対象外)
JCBカード W最高2,000万円100万円/100万円―出国前に公共交通乗用具か募集型企画旅行の料金を支払う(出国後に公共交通乗用具の料金を払った場合も、その時点から補償)
三井住友カード(NL)最高2,000万円50万円/50万円―事前に旅費などをカードで支払う
イオンカード(WAON一体型)、イオンカードセレクトなし――旅行中のけがや病気は保険付きの別のカードで備える
学生専用ライフカードなし――2026年3月31日以降に出発する旅行から廃止

※最高額は傷害死亡・後遺障害の金額。すべて利用付帯。三井住友カード(NL)の補償額は2025年10月16日から適用。2026年10月時点

利用付帯は、旅行代金や交通費などをそのカードで払ったときに保険が付く仕組みのことです。エポスカードとJCBカード Wは、出国後に公共交通乗用具の料金を初めて払った場合も、その時点から補償が始まります。

公共交通乗用具は、飛行機・電車・バスなど料金を払って乗る交通機関のことです。出国前に旅費をこれらのカードで払っていない場合は、パリに着いてから空港の電車などの料金をこれらのカードで払うと、その時点から保険が付きます。

フランス旅行におすすめのクレジットカード

フランス旅行向けに編集部が選んだのは、次の6枚(7種)のクレジットカードです。

紹介の順番は、申込数や利用者数の順ではなく、旅行での役割の順。1枚目・2枚目におすすめのVisa・Mastercardのカードを先に紹介し、そのあとに条件が合う人におすすめのカードを紹介します。海外事務手数料・海外旅行保険・タッチ決済・パリの日本語窓口の情報をもとに、編集部が選んだ範囲です。

役割カード
1枚目・2枚目におすすめ(Visa・Mastercard)三井住友カード(NL)、イオンカード(WAON一体型)・イオンカードセレクト、エポスカード
条件が合う人におすすめJCBカード W(パリのラウンジを使う人の3枚目)、楽天カード(パッケージツアーで行く人)、学生専用ライフカード(学生)
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カード国際ブランド年会費海外事務手数料1,000ユーロ時の手数料海外旅行保険(治療費用)パリの日本語窓口
三井住友カード(NL)Visa・Mastercard永年無料3.63%6,392円最高2,000万円(50万円)VJデスク・パリ
イオンカード(WAON一体型)Visa・Mastercard・JCB無料1.60%2,818円なしなし
イオンカードセレクトVisa・Mastercard・JCB無料1.60%2,818円なしなし
エポスカードVisa永年無料3.85%6,780円最高3,000万円(200万〜270万円)海外サポートデスク・パリ
JCBカード WJCB永年無料1.60%2,818円最高2,000万円(100万円)JCBプラザ ラウンジ・パリ
楽天カードVisa・Mastercard・JCB・American Express永年無料3.63%6,392円最高2,000万円(200万円)なし(一般カードはトラベルデスクの対象外)
学生専用ライフカードVisa・Mastercard・JCB無料3.85%6,780円なしなし(LIFE DESKは電話の日本語サービス)

※2026年10月時点。1,000ユーロ時の手数料は1ユーロ=176.10円で試算(円未満は四捨五入)。海外旅行保険はすべて利用付帯で、カッコ内は傷害治療・疾病治療の補償額

三井住友カード(NL)

三井住友カード(NL)は、VisaとMastercardのどちらかを選べるカードです。どちらのブランドもタッチ決済に対応していて、パリの店で使いやすいカードです。申し込みから最短10秒でカード番号が表示されるので、ホテルやルーブル美術館の予約にすぐ使えます。

三井住友カードのVJデスクはパリにあり、日本語で現地の情報やレストランの予約の相談ができます(2026年9月現在)。

海外事務手数料は3.63%(税込)で、1,000ユーロの支払いで試算すると手数料は6,392円です。1.60%のカードと比べると、3,574円多くかかります。

海外旅行保険は最高2,000万円ですが、傷害治療費用と疾病治療費用は50万円ずつです。入会後は「選べる無料保険」で、別の種類の保険に変えることもできます。

すぐに使えて、パリで日本語の相談もできる1枚目がほしい人におすすめのカードです。2枚目には、手数料1.60%のイオンカード(1枚目と違うブランド)か、保険が手厚いエポスカードを組み合わせる方法があります。申し込めるのは満18歳以上(高校生を除く)の人です。

項目三井住友カード(NL)
年会費永年無料
国際ブランドVisa・Mastercard
海外事務手数料3.63%(税込)
100ユーロ時の手数料(試算)639円
1,000ユーロ時の手数料(試算)6,392円
海外旅行保険最高2,000万円(利用付帯)。傷害治療・疾病治療は各50万円。「選べる無料保険」で変更可
タッチ決済Visaのタッチ決済・Mastercardタッチ決済
パリの日本語窓口VJデスク・パリ(2026年9月現在)
申し込み条件満18歳以上(高校生を除く)
発行最短10秒でカード番号を表示

イオンカード(WAON一体型)・イオンカードセレクト(VisaかMastercardで作る)

イオンカード(WAON一体型)とイオンカードセレクトは、どちらも海外事務手数料が1.60%です。Visa・Mastercard・JCBのどれを選んでも料率は変わりません。1,000ユーロの支払いで試算すると手数料は2,818円で、3.63〜3.85%のカードより3,574〜3,962円少なく済みます。

フランス旅行に持っていくなら、VisaかMastercardで作るのがおすすめです。JCBで作ると、JCBを扱わない店では使えなくなってしまいます。

タッチ決済が使えるのは、タッチ決済のマークがあるカードです。ブランドの決め方は、イオンカードの国際ブランドの選び方で詳しく解説しています。

2枚とも、海外旅行保険は付いていません(付帯保険は購入品の補償と紛失・盗難の補償)。旅行中のけがや病気には、エポスカードなど保険付きの別のカードで備えてください。海外の日本語デスクはなく、紛失・盗難の受付のみです。

手数料を抑えることを優先したい人には、どちらのカードもおすすめします。エポスカード(Visa)の2枚目に、Mastercardで作る組み合わせも合います。

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項目イオンカード(WAON一体型)イオンカードセレクト
年会費無料無料
国際ブランドVisa・Mastercard・JCB(フランスではVisaかMastercardがおすすめ)Visa・Mastercard・JCB(フランスではVisaかMastercardがおすすめ)
海外事務手数料1.60%1.60%
100ユーロ時の手数料(試算)282円282円
1,000ユーロ時の手数料(試算)2,818円2,818円
申し込み条件18歳以上(高校生は卒業年度の1月1日以降)18歳以上(高校生は卒業年度の1月1日以降)
発行までの期間申込後最短5分でカード発行。カード本体は審査後2週間程度で届く審査後1〜2週間程度で届く
キャッシュカード機能―イオン銀行のキャッシュカード機能付き。イオン銀行口座から引き落とし
タッチ決済Visa・Mastercard・JCBのタッチ決済(マークのあるカード)。Apple Pay・イオンiDにも対応Visa・Mastercard・JCBのタッチ決済(マークのあるカード)
海外旅行保険なし(購入品・紛失盗難の補償はあり)なし(購入品・紛失盗難の補償はあり)
海外のサポート紛失・盗難の受付のみ紛失・盗難の受付のみ

イオンカード(WAON一体型)は、申し込みから最短5分でカード番号が発行され、ネットの予約にすぐ使えます。フランスの店でカードを差し込んで払うにはカード本体が必要です。本体は審査後2週間程度で届くため、出発の2週間以上前に申し込んでください。


\海外事務手数料が1.6%!/

イオンカードセレクトは、イオン銀行のキャッシュカード機能が一体になったカードです。イオン銀行を使っている人や、カードと口座を1枚にまとめたい人に合います。審査後1〜2週間程度で届くので、旅行の日程に合わせて早めに申し込んでおくと安心です。

年会費無料!Web限定!
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5,000WAON POINT進呈/

エポスカード

エポスカードは、病院代とスリ・置き引きの両方に備えられるカードです。海外旅行保険の疾病治療費用は270万円で、本記事で紹介する年会費無料のカードの中でもっとも大きい補償額です。携行品損害も20万円まで補償されます。

保険が付くのは、宿泊を伴う募集型企画旅行の代金か、公共交通乗用具の料金をエポスカードで払ったときです。出国後に公共交通乗用具の料金を初めて払った場合も、その時点から90日間が補償されます。

補償項目補償額
傷害死亡・後遺障害最高3,000万円
傷害治療費用200万円
疾病治療費用270万円
賠償責任3,000万円(免責なし)
救援者費用100万円
携行品損害20万円(免責3,000円、1個10万円限度)

免責は、保険金から差し引かれる自己負担額のことです。

エポスカードの海外サポートデスクはパリにあり、旅行中に日本語で相談できます。国際ブランドはVisaで、タッチ決済はVisa Touchマークのあるカードで使えます。病院代や盗難への備えを重視する人には、エポスカードを1枚目にすることをおすすめします。

海外事務手数料は3.85%で、2025年7月1日利用分から2.20%より上がりました。1,000ユーロの支払いで試算すると、手数料は6,780円になります。

保険の対象は本人のみで、カード発行日の翌日以降に出発する旅行が対象です。カードが届くまで7〜10日前後かかるため、出発日から逆算して申し込んでください。

マルイの店頭で受け取る場合は、最短で当日に受け取れます。エポスカードの評判は、エポスカードのデメリットと評判で詳しく解説しています。

項目エポスカード
年会費永年無料
国際ブランドVisa
海外事務手数料3.85%(2025年7月1日利用分から)
100ユーロ時の手数料(試算)678円
1,000ユーロ時の手数料(試算)6,780円
海外旅行保険最高3,000万円(利用付帯)。傷害治療200万円・疾病治療270万円・携行品損害20万円。本人のみ
タッチ決済Visa Touchマークのあるカード
パリの日本語窓口海外サポートデスク・パリ
届くまでの日数7〜10日前後(マルイ店頭なら最短当日)

\入会金・年会費永年無料!/

JCBカード W(パリのJCBプラザ ラウンジを使うなら)

JCBカード Wは、パリのJCBプラザ ラウンジを使いたい人におすすめのカードです。海外事務手数料は1.60%(非課税)で、1,000ユーロの支払いで試算した手数料は2,818円です。年会費は40歳以降も永年無料です。

JCBプラザ ラウンジ・パリは、オペラ座の近く(10 Rue de la Paix)にあり、平日の9:00から17:00まで営業しています(土日祝は休み)。ラウンジでできること・できないことは次のとおりです。

できることできないこと
日本語で観光・レストラン・優待店の相談緊急再発行カードの発行・受け取り(サービス終了)
ホテル・レストラン・ツアー・チケットの予約代行(代金をJCBカードで払うことが条件)ATMでの引き出し(ラウンジにATMはない)
当日中の荷物の一時預かり(貴重品など一部は預けられない)チケットの販売(2022年5月20日に終了)
無料Wi-Fi・プリントアウト・ドリンク・傘の貸し出し土日祝の利用(休み)
カードの紛失・盗難時のサポート―

※JCB公式の情報。2026年10月時点。営業時間は現地の祝日や災害時に変わることがある

ルーブル美術館やオルセー美術館の合間に荷物を預けたり、レストランの予約を日本語で頼んだりしたい人には役に立ちます。一方で、カードをなくしたときの緊急再発行カードは、ラウンジで受け取れなくなっています。カードをなくしたときに備えるなら、2枚目のVisa・Mastercardを別の場所に入れておくことが大切です。

JCBは店によっては使えません。JCBカード Wだけで旅行すると、払えない場面が出てきてしまいます。1枚目と2枚目のVisa・Mastercardに加える3枚目として持つのがおすすめです。

海外旅行保険は最高2,000万円で、傷害治療費用と疾病治療費用は100万円ずつです。出国後に電車などの料金を払った場合も、その時点から補償されます。

補償の詳しい条件は、JCBカード Wの海外旅行保険で解説しています。申し込めるのは18歳以上39歳以下で、本人か配偶者に安定した継続収入がある人か、高校生を除く学生です。

ナンバーレスのカードなら、最短5分でカード番号が発行されます。

項目JCBカード W
年会費永年無料(40歳以降も無料)
国際ブランドJCB
海外事務手数料1.60%(非課税)
100ユーロ時の手数料(試算)282円
1,000ユーロ時の手数料(試算)2,818円
ポイント還元率通常1.0%
海外旅行保険最高2,000万円(利用付帯)。傷害治療・疾病治療は各100万円
タッチ決済JCBのタッチ決済(マークがないカードはMyJCBで切り替え)。Apple Pay・Google Payにも設定できる
パリの日本語窓口JCBプラザ ラウンジ・パリ(平日9:00〜17:00)
申し込み条件18歳以上39歳以下で、本人か配偶者に安定継続収入がある人か、高校生を除く学生
発行ナンバーレスは最短5分で番号発行

JCBカード W

JCBカード W

ここがおすすめ!

  • 常時ポイント還元率1.0%
  • Amazon.co.jp※3で4倍
  • セブン‐イレブン※4で4倍
  • スターバックス※5で21倍
  • 年会費永年無料
  • 発行まで最短5分※1
還元率年会費
1.0〜10.50%※2永年無料
国際ブランド電子マネー
JCBQUICPay、Apple Pay※6、Google Pay※7
国内旅行保険海外旅行保険
なし最高2,000万円
(利用付帯)

※1 モバ即の入会条件【1】 9:00AM~8:00PMでお申し込み。(受付時間を過ぎた場合は、翌日受付扱い)【2】 顔写真付き本人確認書類による本人確認。(運転免許証/マイナンバーカード/在留カード)モバ即での入会後、カード到着前の利用方法について、詳しくはHPをご確認ください。※2 還元率は交換商品により異なります。 ※3 Amazon、Amazon.co.jpおよびそれらのロゴは、Amazon.com, Inc.またはその関連会社の商標です。※4 セブン‐イレブンでは、一部対象とならない店舗があります。法人会員の方は対象となりません。※5 スターバックス カードへのオンライン入金・オートチャージ、Starbucks eGift 、モバイルオーダーが対象です。店舗でのご利用分・入金分はポイント倍付の対象となりません。※6 App Store、Apple Pay、Apple Watch、Face IDは、米国および他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。※7 Google、Android、Google Play、Google Pay は Google LLC の商標です。※ Amazon.co.jp・セブン‐イレブン・スターバックスの倍率は、事前のポイントアップ登録が必要です(2026年10月時点)。

楽天カード

楽天カードは、Visa・Mastercard・JCB・American Expressの4ブランドから選べます。フランスで使うなら、VisaかMastercardを選んでください。年会費は永年無料で、どのブランドもタッチ決済に対応しています。

海外事務手数料は、2025年3月から3.63%になりました。1,000ユーロの支払いで試算すると、手数料は6,392円です。

海外旅行保険は最高2,000万円で、傷害治療費用と疾病治療費用は200万円ずつです。保険が付くのは、日本出国前に募集型企画旅行の代金を楽天カードで払っている場合に限られます。

楽天カードで払うもの海外旅行保険
出国前に払ったパッケージツアー(募集型企画旅行)の代金対象
出国後に決済した海外ツアー対象外
航空券のみの購入対象外
海外ホテルの宿泊料金対象外

旅行会社のパッケージツアーでパリへ行き、その代金を出国前に楽天カードで払う人におすすめです。航空券とホテルを別々に予約する旅行では保険の対象外になるため、別のカードで保険を用意してください。一般カードは、トラベルデスクの対象外です。

項目楽天カード
年会費永年無料
国際ブランドVisa・Mastercard・JCB・American Express(フランスではVisaかMastercardがおすすめ)
海外事務手数料3.63%(2025年3月から)
100ユーロ時の手数料(試算)639円
1,000ユーロ時の手数料(試算)6,392円
海外旅行保険最高2,000万円(利用付帯)。傷害治療・疾病治療は各200万円
保険の条件日本出国前に募集型企画旅行の代金を楽天カードで支払う
タッチ決済全ブランド対応

新規入会&利用で
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5,000ポイントプレゼント /

学生なら学生専用ライフカード

学生専用ライフカードは、満18歳以上満25歳以下で大学・大学院・短期大学・専門学校に在学中の人が申し込めます。進学予定の満18歳以上の高校生も対象です。

海外での利用総額の4%がキャッシュバックされます(事前エントリーが必要、上限は年間10万円、在学期間中のみ)。LIFE DESK(日本語サービス)で、海外旅行のサポートも受けられます。

海外旅行保険は、2026年3月31日以降に出発する旅行から廃止されました。海外事務手数料は3.85%で、1,000ユーロの支払いで試算すると手数料は6,780円です。

キャッシュバックとは別に、支払いのたびにこの手数料がかかります。フランスで使うなら、VisaかMastercardで作ってください。

卒業旅行などでパリへ行き、海外での支払いでキャッシュバックを受けたい学生におすすめです。保険は、エポスカードなど海外旅行保険が付く別のカードで備えてください。エポスカードは、満18歳以上(高校生を除く)の学生も申し込めます。

項目学生専用ライフカード
年会費無料
国際ブランドVisa・Mastercard・JCB(フランスではVisaかMastercardがおすすめ)
海外事務手数料3.85%(2024年12月1日利用分から)
100ユーロ時の手数料(試算)678円
1,000ユーロ時の手数料(試算)6,780円
海外利用の特典海外利用総額の4%をキャッシュバック(事前エントリー要、年間最大10万円、在学期間中のみ)
海外旅行保険なし(2026年3月31日以降に出発する旅行から廃止)
日本語サポートLIFE DESK
スマホ決済Apple Pay・Google Pay
申し込み条件満18歳以上満25歳以下で大学・大学院・短期大学・専門学校に在学中(進学予定の満18歳以上の高校生も可)

\最大15,000円キャッシュバック/

フランスではクレジットカード・現金・デビットカードをどう使い分ける?

フランスでは、店はクレジットカード、メトロ・RERはNavigo Easyの切符、マルシェやトイレは現金と使い分けると困りません。

ブランド品の買い物では、条件を満たせば免税の手続きもできます。場面ごとの払い方を先に決めておくと、現金を持ちすぎずに済みます。

現金はどれくらい用意すればいい?

現金は、マルシェ・屋台・有料トイレなど、カードが使えない場面の分だけ用意しておくと安心です。フランスで「1日いくら」と決められる公的な目安はないため、現金を使う場面の数で考えてください。

場面現金の考え方
ホテル・レストラン・百貨店・ブランドショップカードで払うので現金は不要
メトロ・RER・バスNavigo Easyの切符で乗る(駅の券売機か係員から買う)
マルシェ・屋台・地方の小さな店少額のユーロを用意する
有料トイレ小銭を用意する

※2026年10月時点

現金を多く持つほど、スリにあったときの被害は大きくなります。少額のユーロを財布に入れ、カードとは別の場所に分けて持つと安心です。

ユーロの用意のしかた(日本で両替・現地ATM・Sony Bank WALLET・Wise・Revolut)

ユーロは、両替・ATMキャッシング・デビットカードの3つの方法で用意できます。

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用意のしかた内容・手数料注意点
日本で両替出発前にユーロを手元に用意できるレートは両替する場所ごとに違う
ATMキャッシングクレジットカードでユーロを引き出す金利・手数料はカードごとに違う。円への換算を勧められたら断る
Sony Bank WALLETユーロは外貨のまま払えるソニー銀行の外貨預金から払えば海外事務手数料0%
WiseのカードでATMから引き出す1か月25,000円まで無料。超過分は100円+1.75%カード発行1,200円
RevolutのカードでATMから引き出す月25,000円か5回まで無料。超過分は2%平日はプランの上限内なら両替手数料なし、週末は1%

※2026年10月時点

三菱UFJ銀行の相場では、円をユーロに替えるTTSは177.60円、ユーロを円に戻すTTBは174.60円です(2026年10月27日)。円とユーロを行き来させると、1ユーロあたり3.00円目減りしてしまいます。

現金の両替には、これとは別の差の大きいレートが使われます。余ったユーロを円に戻すより、使う分だけ用意するほうが損を抑えられます。

JCBカードでユーロを引き出すなら、JCBマークのあるATM(Crédit Mutuel・CIC・Euronet・La Banque Postaleなど)を使います。JCBプラザ ラウンジ・パリにはATMがありません。

免税(付加価値税の払い戻し)を受けるには?

フランスでの買い物には、付加価値税が含まれています。EU域外に住む旅行者は、条件を満たせば、出国時の手続きで付加価値税の払い戻し(免税)を受けられます。

払い戻しは、クレジットカードや銀行振込で受け取れることがあります。受け取り方は、買い物のときに店で確かめてください。

条件・手続き内容
対象者EU域外に住む16歳以上で、フランスの滞在が6か月未満の人
購入額同じ店(またはグループの店)で、3日以内の購入の合計が100ユーロを超える
店での手続きパスポートなど身分と住所を示す書類を見せて、バーコード付きの輸出用の書類を受け取る
出国時の手続き荷物を預ける前に、空港のPABLO端末でバーコードを読み取るか、税関で承認を受ける
期限購入した月の3か月後の月末までに承認を受ける
払い戻しの受け取りクレジットカード・銀行振込など(現金を選ぶ場合は払い戻し窓口)

※フランス経済・財務省の公式情報(2026年8月25日掲載)

店に免税販売の義務はなく、手続きに応じない店もあります。事務手数料を差し引く店もあるため、払い戻される金額は店で確かめてください。ブランド品など100ユーロを超える買い物をする前に、「免税の手続きはできますか」と聞いておくと確実です。

支払い場面別の使い分け早見表

フランスでの支払い方法を、場面ごとに表にまとめました。

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場面主な支払い方法補足
ホテル・レストラン・百貨店クレジットカード(ユーロで払う)日本円での支払いを勧められたらユーロを選ぶ
メトロ・RERNavigo Easyかスマホの切符カードのタッチではまだ乗れない
バスNavigo Easyの切符(2.05ユーロ)カードでも乗れるが2.55ユーロで乗り換えなし
空港⇔市内空港切符(14.00ユーロ)タクシーは定額36〜65ユーロ
ルーブル美術館事前にオンラインでカード払いEEA域外の大人は32ユーロ
ブランド品の買い物クレジットカード100ユーロ超なら免税の手続きができるか店で確かめる
マルシェ・屋台・有料トイレ現金少額のユーロを用意する
ATMユーロを選ぶ円への換算を勧められたら断る

※2026年10月時点

パリでクレジットカードを安全に使うための注意点

パリでカードを使う前に、利用通知・暗証番号・予備のカードの3つを準備しておきましょう。

2026年4〜6月に大使館などへ連絡があった日本人の被害は、40件のうち28件がパリと近郊でした。カードと現金を分けて持つことも大切です。

スリ・置き引きを防ぐには?

在フランス日本国大使館などに連絡があった日本人の被害は、2026年4〜6月の3か月で40件ありました。そのうち28件が、パリと近郊での被害です。

鉄道の車内でも被害が起きています。大使館などに連絡がなかった被害は、この件数に含まれていません。

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対策内容目的
タッチ決済を使うカードを店員に渡さず、自分で端末にかざすカードを手元から離さずに済む
カードを分けて持つ1枚目と2枚目を別の場所に入れる1か所で盗まれても支払いを続けられる
現金を多く持たない大きな支払いはカードで済ませる盗まれたときの被害を小さくする
利用通知の設定カード会社のアプリやメールで、利用のたびに通知を受け取る身に覚えのない利用に早く気づく
メトロではバッグを体の前に混んだ車内や駅の改札でバッグとスマホから手を離さない車内での被害を防ぐ
連絡先の控え紛失・盗難の連絡先をカードとは別に控える気づいたときにすぐ利用を止める

※2026年10月時点

カードを盗まれたら、すぐにカード会社に連絡して利用を止めてください。持ち物の被害には、携行品損害の補償があるカードの海外旅行保険が役に立ちます。

暗証番号を出発前に確認しておく(ICカードを差し込んで払うときに求められる)

フランスでは、カードを端末に差し込んで暗証番号を入力して払う場面があります。タッチ決済でも、一定の金額を超えると暗証番号の入力などを求められることがあります。暗証番号を覚えていないと、カードが使えなくなってしまいます。

状況対応
暗証番号の入力を求められた4桁の暗証番号を入力する
暗証番号を覚えていない出発前にカード会社で確かめる
2枚目のカードを持っていく2枚目の暗証番号も確かめておく
店がタッチ決済に対応していないカードを差し込んで暗証番号を入力する
ルーブル美術館などをオンラインで予約する本人認証(3Dセキュア)のコード入力がある。出発前にカード会社のアプリやパスワードを設定しておく

ルーブル美術館のオンライン購入はカード払いのみで、支払いのときにカード会社から届くコードを入力する本人認証(3Dセキュア)があります。旅行中にカード会社からのコードを受け取れないと、予約を完了できないことがあります。ホテルやチケットの予約は、日本にいるうちに済ませておくと安心です。

カードをなくした・使えないときに日本語で相談できる窓口

本記事で紹介するカードでは、パリに日本語窓口があるのは3社です。カードが使えないときの予備のカードと合わせて、行く前に連絡先を控えておいてください。

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カードパリの日本語窓口できること
三井住友カード(NL)VJデスク・パリ現地の情報・レストランの予約などの相談(2026年9月現在)
エポスカード海外サポートデスク・パリ旅行中の日本語での相談
JCBカード WJCBプラザ ラウンジ・パリ(平日9:00〜17:00)予約代行・荷物の預かり・紛失盗難時のサポート。緊急再発行カードの受け取りは終了
イオンカードなし紛失・盗難の受付のみ
楽天カードなし一般カードはトラベルデスクの対象外
学生専用ライフカードなし(LIFE DESKは電話の日本語サービス)海外旅行のサポート

※2026年10月時点。住所・受付時間は出発前に各カード会社の案内で確かめる

状況対処
1枚目のブランドを扱わない店だったブランドの違う2枚目で支払う
カードが読み取れない2枚目のカードか現金で支払う
カードを紛失・盗難したカード会社の緊急連絡先に連絡して利用を止める
日本語で相談したいパリにあるカード会社の日本語窓口に連絡する

カード会社の紛失・盗難の連絡先は、スマホのメモと紙の両方に控えておくと、スマホを一緒になくしても連絡できます。カードが使えないときの対処は、海外でのクレジットカードの使い方とトラブル対処法でも詳しく解説しています。

よくある質問

ルーブル美術館の入場料はいくら?クレジットカードで払える?

ルーブル美術館の入場料は、EEA(欧州経済領域)の域外から来た大人は32ユーロ(約5,635円)です(2026年1月14日から)。EEAに住む人の22ユーロより10ユーロ高く設定されています。

18歳未満は国籍を問わず無料です。チケットは日時を指定してオンラインで買っておくのが確実で、入館が保証されるのはオンラインで買ったチケットだけです。

オンラインで払えるのはクレジットカードなどのカードのみです。支払いのときは、本人認証(3Dセキュア)のコード入力があります。

当日窓口は空きがあるときだけ販売され、カードや現金で払えます。

PayPay・Apple Payはフランスで使える?

PayPayは、フランスでは使えません。PayPayの海外支払いモードで使える国・地域は、韓国と台湾の2つです(2026年10月時点)。

Apple Payが海外のタッチ決済で使えるかは、カード会社によって違います。出発前に、登録するカードの会社の案内で確かめてください。

また、iPhoneのWalletでパリの交通の切符を買えるかは、日本で発行したカードについて公式に記載がありません。メトロやRERに乗るときは、駅でNavigo Easyを買っておくと確実です。

フランス旅行にETIAS(欧州渡航情報認証制度)は必要?

ETIASは、日本などビザが不要な国の人が、フランスなどヨーロッパの対象の国に入る前にオンラインで申請する認証制度です。申請料は20ユーロ(約3,522円)で、18歳未満と70歳以上は無料です。

開始日は2026年10月時点で決まっておらず、EUが開始の数か月前に知らせるとしています。出発前に、ETIASの公式サイトで最新の情報を確かめてください。

フランスでクレジットカードのキャッシングは使える?

フランスのATMでも、クレジットカードの海外キャッシングでユーロを引き出せます。使うには、カードに利用可能枠を設定しておく必要があり、手続きに日数がかかることもあるため、出発前に各カード会社で確かめてください。

金利や手数料はカードごとに違います。ATMの画面で日本円への換算を勧められたら、ユーロのまま進めると上乗せを避けられます。

JCBのカードで引き出すなら、JCBマークのあるATMを使ってください。

まとめ

フランスでは、Visa・Mastercardのクレジットカードなら多くの店で使えます。

ただし、パリのメトロ・RERにはまだカードで乗れないため、駅でNavigo Easyを買って切符を入れて乗ってください。カードで乗れるバスも、切符より0.50ユーロ高くなります。

カードは、1枚目も2枚目もタッチ決済のVisaかMastercardにして、発行会社を分けるのが基本です。手数料を抑えるならイオンカード(VisaかMastercard)、病院代や盗難に備えるならエポスカードがおすすめ。

パリのJCBプラザ ラウンジを使いたい人は、JCBカード Wを3枚目に加えてください。

支払い通貨は日本円ではなくユーロを選び、マルシェやトイレに使う少額の現金を用意しておきましょう。100ユーロを超えるブランド品の買い物では、免税の手続きができるかと、払い戻しの受け取り方を店で確かめてください。

※本記事の情報は2026年10月時点のものです。

出典

目次